☎️人生初のIRに電話質問してみた|霞ヶ関キャピタル 3498
※本記事では個別銘柄にも触れていますが、
投資はご自身の判断でお願いします🫡
7/3(金)
2026年8月期 第3四半期決算を発表し、
PTSで売りに売られた霞ヶ関キャピタル。
7/7(火)には、
何も無かったのごとく株価をほぼ戻した。
そんな七夕の日のお昼頃、
霞ヶ関キャピタルのIR窓口に電話してみました。
はじめまして霞ヶ関キャピタル

株探にこんなニュースが出る、
2日ほど前。
私は意を決して、
とあるポジションを売却し、
霞ヶ関キャピタルの株を購入した。
なんでそんなことをしたかは
また別の機会に書くとして、
「このニュースって、どう解釈したらいいん?」
決算短信の読み方も、
企業の中身も未だよくわかっていない。
けど、ふと
「週明けに電話してみよう。」
と思った。
そう思っていたのだけど、
梅雨の湿気と低気圧のせいで憂鬱。
頭痛もするし、
仕事で脳も疲弊して、
7/6(月)に電話をすることは見送った。
同日の夕方にIRページを確認したら、
『第3四半期決算内容に関するよくあるお問い合わせについて』
というものが出ていた。
「私みたいな人が多かったんやな。」
と目を通す。
質問したかったことについて
ある程度回答されていて、ラッキー!
自分が質問するときに絞れるし、
更に踏み込んで質問できるかも?
質問事項をメモに書いて、
「明日こそ電話!」
と事前に準備をしました。
いざ電話
もしもし。
お忙しいところ失礼します。
今回の決算をどう理解すればよいのか、
自分の投資判断の軸を持ちたくて電話しました。
さて、質問1。
というところで
こちらが話し出す前に、
電話に出てくれた
霞ヶ関お兄さんのマシンガントークが始まって
困惑した。
マシンガン。止まらない。笑
当初の見込みがどうズレたのかの熱い説明。
遮るのもいかんなと思い、聞きつつ、
ズレは想定外の出来事だったことがわかったので
「ズレは想定外だったんですね。」と、
こちらからちょいと口を挟んで、
質問タイムに移らせていただいた。
4Q偏重が例年以上とのことですが、
その背景は大型が多いからですか?
件数が多いからですか?
数だけでなく、案件の大型化は必須。
中東情勢の影響で、ドバイ事業の収益計上が後ろ倒しになる。
国内事業でそれを吸収カバーしようとしてるとの話だった。
(『第3四半期決算内容に関するよくあるお問い合わせについて』にも記載あり)
販売用不動産についてです。
販売用不動産の積みあがりを将来の売上の種と理解してますが、
会社として理想としてる保有期間はありますか?
6か月です。
迷いなく即答された。
会社の中では当たり前の物差しなんだろう。
これはもう忘れません。
中期計画について「変更なし」とありますが、
今後、注力して見て欲しい指標はありますか?
不動産は保有期間が6か月なので、
1年に2回転する。
棚卸資産で、
不動産残高の積みあがりを見てほしい。
AUMとパイプラインで、
開発と運用のフェーズがわかり、
これからの安定収入がわかるので、
重要な指標として見てください。
とのことでした。

アセットマネジメントまたはプロジェクトマネジメントを行っているプロジェクトの事業総額
AUM?パイプライン?
(あとで第2四半期の決算説明資料を見返した)
たとえ話で、
「お金チャリーンです。」って、
電話口の霞ヶ関お兄さんが表現してた。
さいごに。
今回の決算で、
株主に誤解してほしくない点はありますか?
意図してないが、
4Qに偏重するのは事業上、仕方がない。
1年トータルで見ることを前提として欲しい。
(シンプルによく伝わった)
長々とすいません、
とても参考になりました!
お礼を言って、
電話を切りました。
電話してわかったこと
印象に残ったのは、この3点。
① 「ズレは想定外だった」が確認できた
最初にお兄さんがマシンガントークになったのは、
それだけ市場との認識のズレを気にしていたからなんだろう。
電話が来すぎて、
定型的な答えを用意してる話し方だった。笑
ズレたらズレたで誠心誠意、
できる限り埋め合わせしにいく姿勢が見えた。
「ズレました。でも計画通りです。」
で終わらせようとはしていない。
電話でも、
「ドバイのズレを国内でカバーしようとしてる。」
という話が出た。
これは「何もしません。」ではなく、
起きたことに対して事業としてどう対応しているかを説明している。
ただ、
IRとして誠実に説明する姿勢
事業として実際に結果を出せるか
これは別だ。
今回、私が評価しているのは、
ズレが起きたときに放置せず、
できる限り認識を合わせようとしている姿勢。
そこは実際に電話をして感じた、
私自身の一次情報だ。
② 「6か月」が会社の物差し
これは収穫だ。
「6か月」即答。
会社の中では
仕入れる
開発する
売る
というサイクルの設計がある。
今後の決算を見るときも、
「在庫が増えた!」
ではなく
「6か月で回る前提なのか?」
という見方ができる。
③ 「見るべき指標」を直接聞けた
これが一番。
棚卸資産
パイプライン
AUM
を挙げた。
これは会社が投資家に見てほしい景色なんだろう。
④「1年トータルで見てほしい。」
不動産は案件ごとに金額が大きく、
売却時期も完全にはコントロールできない。
だから四半期ごとの凸凹は避けられない。
もちろん、
「だから何でも許される」
というわけではない。
毎四半期、
パイプラインは積み上がっているか
販売用不動産は適切に回転しているか
AUMなど将来の収益基盤は育っているか
そういう途中経過はちゃんと見ていく。
でも、
業績達成という答え合わせは1年単位で行う。
この時間軸を自分の中に持てたのは大きい。
これって、
「会社に合わせて時計を持つ」ということだ。
会社ごとに、見るべき時間軸は違うんだ。
四半期ごとに評価すべき会社もあれば、
半年、1年で評価したほうが
実態に近い会社もある。
今日の電話で、
霞ヶ関キャピタルに関しては、
「この会社の時計は1年なんだ。」
という感覚を持てた。
それは今後、
株価が上下したときに
感情に流されにくくする土台になるはず。
わたし的ハイライト
①お兄さんの「お金チャリーンです。」
この表現。
IR担当でも、専門用語だけじゃなく、
相手に伝わる言葉で話そうとしていた感じが伝わる。
「ストック収益が積み上がる話か。」
言葉を選ぶことより、感覚的に伝える方に振った。
私でもわかる言葉。笑
「なんか、ええな。」のポイントだった。
②質問で引き出す
せっかく電話するんだから、
目的は、
答えをもらうことじゃなくて、
自分の投資判断の軸を作ること。
と決めていた。
「今期はどうなるんですか?」ではなく、
何を見ればいいのか
会社は何を大事にしているのか
在庫をどう考えているのか
市場とのズレをどう認識しているのか
という判断のものさしを取りに行った。
欲しいのは、
Yes/Noではない。
「今後、何を見てほしいですか?」
この問いには、
相手は自分の言葉で話せる。
「答えをもらう質問」ではなく、
「相手がこちらに伝える質問」になっていたと思う。
これこそ
私の投資家としての目線の種まきだ。
この種は、
他の不動産会社を見るときにも芽が出る。
決算の答えを聞くだけなら、
一回の電話で終わる。
でも、
「どう見ればいいか」を学ぶと、
次の決算、
その次の決算でも自分で考えられる。
目線の積み上げができてる。
かもしれない。
株価が2日でほぼ戻した
これも興味深い。
決算を読み直した人
よくあるお問い合わせの内容を確認した人
など、
「最初の反応は少し行き過ぎだったかもしれない」
と考える人が増えた可能性がある。
でも、ここで大事なのは、
「株価が戻ったから電話の内容が正しかった」
ではなく、
電話で得た物差しと、
その後の市場の反応が一致していた。
この順番。
結果論だけで判断しない。
今後の注目ポイント
通期達成するかどうか、
4Qにかかっている。
大型案件が1件でも翌期にズレ込むと、
一気に下振れするリスクがある。
今のところは下方修正が出ていない。
さいごに
投資初心者すぎて、
こういう記事は書くのも少々恥ずかしい気もしてる。
だけど、
あと1、2年すれば
見える景色も違うと感じてる。
いや、
違ってるようにする。
だからこそ、
発展途上!の今
この景色を
いかに残してやろうかと思ってる。
最後までお付き合いいただきありがとうございました🫡
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