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「セクシーな女性」より、「色香のある女性」はいかがでしょう

セクシーな女性

こんにちは、ぱんだごろごろです。
あなたは、セクシーな女性に憧れますか?

女性の魅力の中には、母性や可愛らしさ、優しさなど、女性特有のものがあります。
女性ならではの、セクシーな魅力というのも、その中に含まれるものでしょう。
男性にはない曲線美だとか、すべすべした肌だとか、つやつやとした髪だとか、いかにもやわらかそうな女性の身体美を連想させます。

私の個人的な好みを申し上げますと、妖艶な女性、というのがいいですね。
いかにもあやしげで(怪しい、じゃありませんよ!)、あでやかで、なまめかしく、男性を悩殺し、骨抜きにした揚げ句、振り向きもせずに、ポイと捨てるタイプ。
いや、ちょっと怖いですが、その濃密な魅力に浸ってみたい、と。
幸か不幸か、今まで現実に、そのような女性に出会ったことがないのですが。

ただ、今述べたような、一般的に妖婦(ヴァンプですね。ヴァンパイア〈吸血鬼〉から来ている言葉ですので、まあ、良い意味ではありません)だとか、ちょっとニュアンスは違いますが、ファム・ファタール(運命の女)だとか言われるようなタイプは、ある程度の年齢にならないと似合わない(さまにならない)ので、まだお若い皆様にはお勧めできません

色香のある女性

とすると、私としては、皆様には、単にセクシーな女性と言うよりも、もっと奥行きのある、色香のある女性を目指して頂くのが良いのではないか、と考えます。
「色香」というのは、花の色と香りのことで、そのまま女性の魅力のことを指します。
花のかんばせ(古い言葉でしょうか?知っておいて損はありませんよ。あなたの語彙が増えますから。かんばせというのは、のことです)、つまり美しい顔立ちとよい匂いのことで、良い匂いのする花には、蜂や蝶がむらがるように、美しく愛嬌があり、人を惹き付ける女性の魅力のことです。

「悪魔の手毬唄」

横溝正史の代表作の一つに、「悪魔の手毬唄」という推理小説がありますね。この作品に出て来る、青池リカという女性は、亀の湯という湯治場の女主人で、昭和三十年当時、数え年で四十八歳(満で言えば四十六歳でしょうか)ですが、不幸な目に遭って来たせいか、年よりは老けていて、五十よりは下に見えません。
けれど、村の主権者、仁礼嘉平が来ると、三味線を弾いて、お酒の相手をします。
そんな時の彼女は、いつもより、うんと若やいで見えた、というのですが、そこの一節が、私にはずっと忘れられず、「こうなりたい」という、あこがれなのです。

「(前略)うちとけた村の連中のあいだでは、リカは残りの色香をもてはやされているのかもしれない。
*「悪魔の手毬唄」横溝正史作 角川文庫(角川書店)



この「残りの色香」という言葉が、素晴らしいですね。
いくつになっても、女は女、五十近くになっても、女性として見てくれる「連中」がいるなんて、何て素敵なことでしょう。
もう年だから、なんて言わず、もてはやしてくれる人達のために、綺麗にしていよう、という意欲が湧くではありませんか。
おじいさんになった、元悪ガキたちから、おばあさんになっても、「マドンナ」と崇められる女性を彷彿とさせます。

「色気」ではなく、「色香」という言葉の選び方も良いですね。
色気、では、やや下世話な響きがありますから。
セクシーや色気、と言ってしまうと、ちょっと安っぽい感じがするのですね。
安っぽいというのは、底が浅いとか薄っぺらいとか言うことで、要するに、裏打ちされた物がない、ということです。
どんなに人を惑わす魅力があっても、その裏に、女性としての賢さや自信、教養や気品といったものがないと、すぐに魅力が色あせてしまう、相手に飽きられてしまう、ということです。

色香に酔う」という表現がありますが、私にとっては、そうなってみたい、という理想的な状態で、ぞくぞくするんです。
まあ、私の色香に酔う、なんて人も、なかなかいないでしょうから、私が、誰かの色香に、心ゆくまで酔ってみたい、ということなのですがね。

「男と女」

かなり以前のことですが、新聞だったか、雑誌だったか、どこかの映画評欄で、クロード・ルルーシュ監督の「男と女」を評して、「アヌーク・エーメの色香に酔う」と、書いてあったのです。
まさしく、あの映画は、アヌーク・エーメの美貌と、美貌よりも更に印象深い、彼女の色香に酔いしれるためにあった映画なのだ、と私は思います。
特に、彼女が彼の前で、櫛で髪を梳くあのシーン。
ブラシじゃないのが重要なんです、なんですよ。
ぜひ、あのシーンを皆様に見て頂きたいと思います。
そして、上品な色香を、どうやって出すのかを、学んで頂きたいのです。

まとめます。


セクシーな女性もいいものですが、皆様は、もっと奥行きのある、「色香のある女性」を目指してみませんか?
今現在、皆様が持っている女性としての魅力、可愛らしさや優しさにプラスして、あでやかさやなまめかしさを出すには、教養や気品が裏打ちされていることが必要です。
外見にプラスして、内面も怠りなく、磨いて行きましょう。映画や小説が教科書です。

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