ささやかな幸せをかき集めて生きる~良かったことを忘れないために
生きていく上で、何があれば幸せになれるのでしょう。
何か一つ、大きな良いことがあることでしょうか。
宝くじに当たるとか、玉の輿に乗るとか、世界的な大きな賞を取るとか。
それとも、大きな不幸のないことでしょうか。
自然災害に遭わないとか、交通事故に遭わないとか、病気にならないとか。
でも、考えてみると、それも何だか、幸せとは違う、という気がします。
人は、嫌なこと、失敗したことは、いつまでも覚えているのに、良かったことは、すぐに忘れてしまう、と言います。
なぜでしょう。
本来なら、逆であるべきですよね。
嫌なことはさっさと忘れ、良いこと、上手くいったことは長く覚えていたいものです。
でも、周りの人に聞いてみても、やっぱり、嫌なことの方をよく覚えている、と言うのです。
これを、本来あるべき姿に変えて行くためには、意識して、良いことを覚えているようにしなくてはなりません。
これは、嫌なことがあったときに、忘れるやり方、――前にも言いましたよね、「どうせ三日もしたら忘れるんだから」と自分に言い聞かせる、または、意識して、別の楽しいことを考える――このやり方の応用です。
良いこと、成功したこと、嬉しかったこと、これらのことは放っておくと、すぐに消えて忘れてしまいます。
そうさせないためには、まずは、<良いことノート>を作り、その都度記録する、写真に撮る、などがお薦めです。
あとで読み返した時に、当時のうれしさ、高揚感、幸福感が如実に味わえるよう、なるべく具体的に書くのがポイントです。
そして、先ほども少し出てきましたが、嫌なことがあって、忘れてしまいたい夜などに、あなたの手作り、<良いこと・幸せ・ハッピーノート>を出してきて、何度も読み返し、幸せに浸るのです。
人生には、自分ではコントロールのできないことが多々起こります。
今回の、Covid-19など、その最たるものでしょう。
他にも、地震、台風、異常気象による災害など、いくらでもあるものです。
そんな中でも、自分の人生を、出来うる限り自分の思い通りに生きられるよう、コントロール可能な部分(自分の意志、感情等)は、しっかり自分の手の内に握っておきましょう。
「気位の高いひと」は、幸せの価値を、よく知っています。
それがいかにたよりないものか、放っておくと、すぐになくなって、あとには残らないものだ、と言うことを、経験上知っているのです。
それゆえ、それがあっけなく消えてしまわないよう、手入れをします。
ほめられた所は、いっそう磨くとか、親切にしてくれた相手には、折りを見てお返しをするとか、良い成績を取れたら、慢心しないで、さらに勉強するとか、です。
こういう小さなコツコツとした積み重ねが、ちょっとした良いことを、確かなものへと変え、いずれはゆるぎない幸せへと変貌させるのです。
「気位の高いひと」は、道端に咲く、小さな花にも目を遣ります。
いかに小さな花であろうと、美しいものは、目に映った瞬間、心を満たします。
確かな幸せを手に入れることが難しければ難しいほど、ささやかな幸せを、取りこぼしのないように、かき集めるのです。貪欲と言っていいほどに。
ことほどさように、「気位の高いひと」は、幸せに関しては、謙虚なのです。
今、逃したら、次にはないかもしれない。
だからこそ、どんなに些細なものでも、今、手に入れておくのです。
あなたの<良いことノート>の中身がいっぱいになり、二冊目に移る頃には、あなたはますます美しい女性になっていることでしょう。
まとめます。
人生を幸せに生きて行くためには、なるべく嫌なことは早く忘れ、良いことは長く覚えている必要があります。
そのためには、あなたの<良いことノート>を作り、良いことがあった時には、どんなに些細なものでも、気持ちごと書き留めて、毎晩でも読み返すようにしましょう。
特に、嫌なことを忘れたいときには、活用して下さいね。
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