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手に持つ飲み物で相手の印象が変わる 【濃茶】

この記事は、こんな人に届けばいいなと書いてます!
・初対面などで自分の印象を少しでも良くしたい人
・ビジネスに活かせる知識を知りたい人
・茶道にちょっと興味ある人

茶道中心に発信中…あなたに届け!

相手になんとか好印象を持たれたい…
そんなことを切望したことがあるあなた!

この記事を読めば「明日試そっ!」となること
間違いなしです!
ぜひ実践してみてください

茶道に関する話を普段していますが
角度を少し変えて
「感性学」の観点から「相手の印象」について
書いてみようと思います。

▶︎感性学について

感性学と聞いてピンとくる方は
少ないと思いますので

僕なりに簡単に説明すると
「人間の五感に関する学問」と
範囲が幅広い学問です

ちなみに日本の大学では
専門とする課は少なく
かなり新しい学問です

五感は
「視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚」
のことを指します

僕は大学で感性学を専攻していたので
学んだ知識をもとに
茶道について考えてみます

大学自体の写真:@aromaで働いてました

(*在学中は主に香りについて勉強をしていました)

ローズマリーからアロマを抽出


▶︎「暖かい飲み物」はどのような印象を与えるの?

この話を読んでいただければ

「『飲み物の温度や触覚』は『相手の印象』に影響はない」
 から
「『飲み物の温度や触覚』は『相手の印象』に影響がある」

 と認識が変わります

おいしい生姜湯

まずは、話の出どころをお伝えします

有名な科学雑誌Science2008年に掲載された
イェール大学の心理学者のジョン・A・ バーグ著

「Experiencing Physical Warmth Promotes Interpersonal Warmth」
(身体的な温かさを経験することは対人関係の温かさを促進する)

~要約~

「物理的な温度」と
「対人的な温かさ(信頼)情報」
 両方を処理を島皮質という器官で行っており
 影響するため

身体的な温かさ」を感じると
目の前の人のことも
優しい、穏やかな温かい」人間だと
 無意識の内に感じてしまう

と言われています!衝撃ですよね!!

“Warmth” is the most powerful personality trait in social judgment, and attachment theorists have stressed the importance of warm physical contact with caregivers during infancy for healthy relationships in adulthood. Intriguingly, recent research in humans points to the involvement of the insula in the processing of both physical temperature and interpersonal warmth (trust) information.Accordingly, we hypothesized that experiences of physical warmth (or coldness) would increase feelings of interpersonal warmth (or coldness), without the person's awareness of this influence.

Experiencing Physical Warmth Promotes Interpersonal Warmth , Williams and Bargh 2008

この根拠として、二つの実験を挙げています

  1. 「ホットコーヒーとアイスコーヒー」で
    人の評価が変わるか

  2. 「温冷パット」で自分のためか、人のためか、行動が変化するか

どちらも面白い実験ですので、参考文献もぜひ翻訳を使って読んでみてください

五感-GOKAN 北浜

2008年の文献でして最新の研究ではありませんが
学生の頃「温度と人の印象の話」を知って
学ぶことが楽しいと気づけた思い出深い文献です


▶︎茶席での初対面は好印象間違いなし?

この記事では
主に触覚について取り上げましたが

無一庵

茶席ではすべての五感
「視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚」を
フル動員します

そして
その全てに「心地よさ」を届けていると思います

例えば「香り」
茶道を始めるまで茶席でお香が焚かれることを
知りませんでしたが
茶席では必ず香が焚かれます

例えば「空間」
狭い空間は心理的ストレスを感じると思いますが
利休は四畳半と明確に決めています

四畳半は人の距離が緊密になり
ムダな飾り物を置くスペースはうまれないなど
様々な理由があります
(*この話はまたどこかで)

現代でも茶道と関係ないにも関わらず
程よい狭さが心地よさを生んでいる
「ヌック」というものがあります


これを見たとき
なんとなく侘び寂びを僕は感じてしまいました…

他にも茶席では
光の暖かさ」と「視覚的心地よさ
茶道具の「触りごごち」と「茶の香り」など
心地いいに溢れていると思います

東京オリンピックの時に日本の文化として
「おもてなし」を取り上げられましたが

茶道は「おもてなし」を五感を通して
相手にしていると
記事を書いて気づきました


最後まで読んでいただき
ありがとうございます

季節のことば 9月
菊の雫(kikunosizuku)
・菊の葉に朝露がたまり、それを飲むと長生きをすると言い伝えがある。
菊慈童(きくじどう)の伝説

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