見出し画像

いらない心配をそっと手放す

忙しい時間をかきわけて
迷う気持ちが見え隠れ
宙ぶらりんのまま流される


朝から息子とやり合ってしまい、言い過ぎてしまったと小さな後悔と、ぷんすか納得いかない気持ちと、心配する気持ちとがごちゃまぜになった気持ちで家を出た。

車を走らせながら、息子から言われた言葉を思い返す。素直に受け止めたくないけれど、それは正しいのかもしれず、息子がそう感じた気持ちは本当なのだろうから、私も自分のことをかえりみないといけないなぁと。

車の中で本を読み終わり、仕事モードに切り替えようと仕事に取りかかる。昨日してしまったミスのせいで、職場の人に負担をかけることになってしまった。静かに流れる空気。当たり前がきちんと出来ていなかったこと。ただでさえうっかりが多いのだから、慎重に丁寧に落ち着いた気持ちでミスのないようにしなくちゃ、と当たり前の基本を思う。
いつもと違って感じる空気、と思っていたけれど、休憩時間のいつもと変わりないなんでもない会話や、あたたかい珈琲に気持ちがほころんだ。「大丈夫」と言葉じゃなくても伝わるもの。

帰り道、犬の散歩をする人を見かけた。散歩している豆柴が、「散歩楽しいです!」という気持ちに溢れる表情で、跳ねるように歩いていた。
信号待ちで止まったら、窓の外に咲きかけの紫陽花を見つけた。まばらに白い花が咲いていて、星空みたいだなぁと思った。

息子は遅くまで学校に残っていた。やらなければならない課題を友達と残ってやっていたそう。
自分でいろいろ考えているのだし、口うるさく言われるのを嫌う年頃だし、時々声をかけつつそっと見守ろうと思ってるつもりだけど、時々我慢できずに口を出してしまう。私の方が手放さなければいけない。

いいなと思ったら応援しよう!