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安藤寿康先生と行動遺伝学~ピアノが繋いでくれた不思議なご縁


 電波堂劇場の閉館が決まった時…「ココを残してほしい!」との声も多い中で私は、自分の力のなさに悩んだ時期がありました。

 戦争もあり、苦労も多かった祖父が建てたビルの中の一室さえ、私は守ることができないなんて。

 本当に、私には祖父のDNAがあるのかな?
 どうすればその遺伝子スイッチをONにできるのだろう?

 そんなことを思わずにいられなかった時、タイトルに惹かれて観た一本の動画がありました。
 そこにゲスト出演されていた方が、安藤寿康先生。
 初めて「行動遺伝学」を知ったのも、この時でした。

 興味を持ち、本を買いに行こうと思っていた矢先、初めての方から電波堂劇場にピアノのご予約が入りました。(2022年)
 
 お名前を見ると、安藤先生とまったくの同姓同名。
 珍しいこともあるものだと思いつつ、ちょっとワクワクでした。

 そしてお越しになった方は、なんとご本人!

 ピアノを趣味であることは当時はまだ伏せられていたそうで、私が先生の動画を拝見していたことお伝えした時の驚かれた表情は、今でも覚えています。 

安藤寿康先生に教えていただいたこと

 「あなたが憧れる誰か」にはなれなくても、あなたは「あなた」になれる。

 このお話をうかがった時に「あきらめは、あきらかに見極めることだ」と聞いた言葉を思い出しました。

 そしてもう一つ。
 十代の頃、はじめて本格的なインタビュー取材を受けた時に「将来の夢は?」との質問のことを思い出しました。
 
 インタビュアーの方にとっては「定番の質問」だったと思うのですが、私にとっては今でも答えにくいものです。

 そして私はこう答えました。
 「私になりたいです」。

 インタビュアーの女性が困惑された顔をされたので、申し訳ない気持ちになったのを覚えています。

 安藤先生にお会いして、あの答えはベストだったと思えるようになりました。 

安藤寿康先生の動画~ご紹介

 最初に観た動画は、こちらでした。
 このほかにもたくさんあるので、本とあわせてご覧ください。

これからの楽しみ

 先日、安藤先生から「かぎやで風節」を聴いて下さったとのメールをいただきました。

 楽譜からしっかり演奏される安藤先生に対し、私は、どうにも楽譜は苦手で自由気ままに弾く野生児。

 先生は、そんな私をとても肯定的に受け止め関心を寄せてくださり、とても力をいただいています。

 「私になる」という目標に向けて、答えなき道を面白がって行きたいと思います。

 目標に向けてがんばっているのに苦しい…そんな、あの日のワタシと同じ方に届きますように願いつつ、ご紹介しました。

 出会ってくれて、出会わせてくれて、ありがとう。  


2024年ジュンク堂書店那覇店でのトークイベントにて