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アツかった東京2025世界陸上

9月13日〜21日、9日間に及ぶ東京2025世界陸上が幕を閉じた。
東京での世界陸上開催は34年ぶりとのこと。
ちなみに世界陸上の歴代開催地は下記のとおり。

世界陸上 大会一覧
参考:Wikipedia 世界陸上競技選手権大会

こう見ると「気軽に現地観戦に行ける」「時差なく毎日テレビ観戦を楽しめる」という点はやはり自国開催ならではである。既に次回日本で世界陸上が開催されるのはいつだろう、と待ち遠しい…笑

ここからは、私が個人的に応援していてぐっときた競技・選手を厳選してご紹介。(正直毎日胸アツすぎて書ききれませんでした涙)



男子3000m障害~三浦龍司選手~

普段、あまり陸上を見ない人も今回ばかりはこの競技名と選手名を耳にした人が多いのではないだろうか。
7月に自身が持つ日本記録を6秒程更新する、8分3秒43という驚異的な記録をマークした三浦選手は、この種目で日本選手初となるメダル獲得を目指していた。
9月13日に行われた予選では、3組ある予選の各組で上位5着に入った選手が決勝に進むレースで、無事3着に入り、2日後の決勝に進んだ。

迎えた決勝。
残り1周で2連覇中のエルバカリ(モロッコ)を追い、最後の水濠を3位で越えたが、その後、スピードが落ちメダル圏内から後退。ラスト障害物を越えた後、バランスを崩して8位に順位を落とした。普段冷静な彼もインタビューにて流石に悔しさを露わにしていたが、接触や妨害と騒がれる件に対して一切言い訳をしない姿は、まさに「世界の三浦」
「この競技の難しさであったり、面白さが伝わったと思います」と前向きに振り返る彼のことをますます応援したい気持ちになった。

男子マラソン~近藤亮太選手、小山直城選手、吉田祐也選手~

世界陸上のチケットの料金の高さにひよった私は、今回マラソンの現地観戦を楽しむこととした。
9/15(月)7:30@日本橋に降り立ち、選手の到着を待った。

世界陸上マラソンコース

今回のマラソンコースは
国立競技場(スタート)~富久町西~水道橋~神保町~須田町~秋葉原(第一折り返し)~銀座四丁目(第二折り返し)~須田町~神保町~東京駅中央口(第三折り返し)~神保町~水道橋~富久町西~国立競技場(フィニッシュ)

上記太字部分は周回コースを2周(コース図の紫ルート)

というルート。
箱根駅伝でも有名なあの地に降り立ちたく、日本橋三越前をチョイスしたが、4度目の前を通ってくれた。

通り過ぎる先頭集団
食らいつく日本勢
近藤選手
小山選手
吉田選手

25km=4回目に選手が通ってくれる位置、だったのだが、ちょうどこのあたりから吉田選手が遅れを取り始めた。最終的に初出場の近藤亮太選手(三菱重工)が2時間10分53秒で日本勢トップの11位、小山直城選手(Honda)23位、吉田祐也選手(GMOインターネットグループ)は34位でゴールした。

国立競技場で競技をしている選手が「応援の皆さんの歓声が素晴らしく」と良く口にしていたが、沿道にも朝早くから選手を応援する人々が大勢集まり、こちらでもかなり一体感のある空間であった。
日本勢は惜しくも入賞は逃したが、世界の競合勢を相手に最後まで必死に食らいつく姿を目の前で見られ、とても幸せな時間だった。


女子5000m~田中希実選手、山本有真選手~

これまで、男子競技に注目してきていたが、少しずつ女子選手の知識も増え、面白さが増している。
中でも田中希実選手の活躍は世界陸上を多いに盛り上げてくれた。
大会初日の1500m予選では1組10位で敗退。不安を抱える田中選手に予選前日声をかけたのが山本選手だったという。

「私に何かできることがあれば」

迎えた18日の5000m予選。田中選手は14分47秒14の5着で決勝進出を果たした。「世界陸上は田中選手のおかげで出られた」と話す山本選手が、ハイペースでレース序盤をけん引。田中選手は山本選手の後ろにつき、スローペースになる展開を阻止。
2人で作ったレースだった。

山本選手は残念ながら予選敗退となってしまったが、「次こそは」と既に前を向いているよう。惜しくも入賞を逃した田中選手と田中選手の背中を追う山本選手。今後も2人の活躍が楽しみだ。


男子4×400mリレー~J・パターソン選手~

世界陸上の醍醐味は、他国の素晴らしい選手にも出会えること。
チームJAPANの選手は勿論のこと、カッコいい選手は沢山いる。

大会8日目のマイルリレー予選で波乱が起きた。
バトンパスの妨害等があり、1度アメリカが姿を消すことになったのだ。
「パターソン選手の走りが見られない・・・」
と私は失望した。

3か月前まで配送センターで働きながら、トレーニングをしていたというパターソン選手。睡眠時間3時間という過酷な生活の中、世界陸上の切符を勝ち取った彼を私は応援せずにはいられなかった。

最終的に救済措置が認められ、決勝当日の朝に行われた再レースでアメリカがケニアに勝利し、アメリカが決勝のレーンに立てることとなった。

9チームにより争われた決勝、スタート直前に突然の豪雨が国立競技場を襲った。選手たちはズブ濡れの中、レースはスタートした。
アメリカが走る1レーンの水はけの悪さが正直際立ったが、そんな中でも2走でやはりパターソン選手が1位に躍り出る。ボツワナのテボゴ選手とのデッドヒートも見ものであった。激しいアンカー勝負はアメリカ、ボツワナ、南アフリカの3つ巴の戦いとなり、ゴール直前、ボツワナのアンカー・B.C.ケビナシッピ選手が逆転した。

【男子4×400mリレー結果】
金メダル ボツワナ  2分57秒76
銀メダル アメリカ  2分57秒83 
銅メダル 南アフリカ 2分57秒83

最後の最後でこんなにも白熱した戦いが待っているなんて、思いも寄らなかった。


世界陸上ありがとう!

東京2025世界陸上には、193カ国・地域と難民選手団から1992名の選手が参加したと発表された。そしてなんと、61万9288人の観客が国立競技場に足を運んだという。
全力で競技と向き合うアスリート、裏側で支える人たち、ライバルとの絆、他国との交流・・・様々な点で心震える瞬間があった。

世界陸上ロスで切なくなっていた時に、たまたま職場近くの駅でボツワナの選手を見かけた。ビックカメラの袋を提げながらルンルンで歩いている姿にキュン…(笑)
思わず私もルンルンしたいと思い、世界陸上が終わってから「あまりに細かすぎる東京2025世界陸上ガイド」を購入!世界陸上の録画と共に楽しもうと思う。

もっと前に買えばよかった(笑)

しばらくは、世界陸上ロスと戦うことになりそうだが、このアツき9日間を見ることができ、本当に本当に良かった!

あ~世界陸上、最高~!!


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