やんちゃな子にどう対応したら良いのか…?
実習先にやんちゃな男の子がいる。自分のグループとは別なので、そこまでガッツリと関わることは無いのだが、先週は先生の人数の関係で別グループで活動することが多かった。なので、その子の行動が結構目についた。
別グループの先生は、全員女性である。年齢的には、50代、30代、20代後半(妊娠したので、今後長期離脱)、40代(たまに来る実習生)という感じ。どの先生もあんまりビシッと言うタイプではなく、結構な頻度で暴れる男の子に苦労してる感じである。
実習先のほとんどの子ども達は先生の言うことをちゃんと聞くのだが、ヤンチャな男の子はなかなか手強いのである。なので、そのグループの先生達は結構疲弊してる感じが見て取れる。
その子は他の子を殴ることがあるし、モノを投げることがあるし、他人に対して唾を吐いたり、他人の物(泥団子や砂のお城など)を壊したりする感じである。他の子どもが「やめて!」と言っても、無視して続ける。モノを渡す時もどっかに放り投げて、「取ってくれば?」みたいな態度をとる。
他の子ども達に対してそのような態度をとるのかなと思っていたら、お母さんにも同じようなことをしていた。登園時間の時に先生と話していた母親に対して、被っていた帽子を振りまわして母親を叩いたのである。叩かれたお母さんはその子に「何するの!?」と怒って、帽子を取り上げていた。
一方で、お父さんに対してはそんなことをしていない。お父さんの言うことを素直に聞いているなという印象を受ける。友達ブックにその子のページがあったので見てみると、「将来なりたいこと」の欄に「パパみたいな強い人」と書いてあった。
つまり、お父さんには従順で、それ以外の人にはやりたい放題なのである。
ただ、友達ブックで得たこの情報はデカいなと思う。これまでの自分の対応としては、その子が他の子を殴っていたら「殴ったらいかんやろ!」と声をかけていた。そこを今度は、「お父さんが人を殴ると思うか?」とか「お父さんがこのことを知ったらどう思うか?」という声掛けをやってみたいと思う。実験的に。
お父さんの名前を出したことで、その子がどう反応するか観察して、今後の対応を決めていきたい。
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自分自身がやんちゃな子どもではなかったので、その子の気持ちがイマイチ理解できないのがツラい所ではある。
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その男の子との関りで印象的な出来事がある。
自分のグループの女の子であるVちゃんがお金(50セント)を見つけたのである。で、それを自分に見せてきた。その時に自分は「やったじゃん!幸運やったね!」と言って反応した後に、他の子ども達を観察していた。そしたら、何十分か経った後にVちゃんが「男の子にお金を渡したら返してくれなくなった。」と連絡してきたのである。
で、男の子の元へ行って「Vちゃんにお金を返さんの?」と言うと、その男の子は自分のリュックサックがかかっている所まで逃げて、お金をリュックに入れたのである。
なので自分はその男の子の元へ行き、「その行為は”泥棒”と言うんよ。社会的に許される行為ではないし、法律に違反する。もちろん、この森の幼稚園においても、人を殴るとかと同じレベルで禁止されている行為だ。」と説明した。
そしたら、その子は渋々リュックの中に手を突っ込んでお金を出そうとした。だけど、その子の中では「お金を渡したくない」という気持ちもあるせいで、葛藤しているように見受けられた。その為、なかなかお金を出そうとしない。
その光景を見ていた他の子どもが、その男の子に「早く返せよ」みたいな感じで煽り始めた。煽りが大きくなってきたところでVちゃんがしびれを切らして、「だったらもう、私はお金をあげることにするわ」と言った。
Vちゃんは優しい性格なので、事を荒げたくなかったという意図からの発言だと個人的には思った。その言葉を聞いたその男の子は、直ぐにリュックから手を出し、走って逃げていった。
自分としては許せない状況だったので、Vちゃんに「返すように説得しようか?」と尋ねると、Vちゃんから「もういいの。50セントは少ないお金だから。あげることにする。」と言われた。
そのまた数十分後に、その男の子がこの遊び☟をせがんできたのだが、
自分は「Vちゃんにお金を返したら一緒に遊ぶ。泥棒と一緒に遊ぶことは出来ない。」と答えると、「じゃあ、いいや」と言って、どっかに行った。
そのお金の件から数日後。
その男の子が携帯を持って、大きな木の幹の後ろにしゃがんでコソコソしている姿があった。自分はその様子を見ていて、向こうも自分に気付いていた。
そしたら、またVちゃんがやって来て、「男の子に携帯を貸したら、私の指示を無視して遊び始めた」と言ってきた。Vちゃんが言うには、その男の子以外にも他に2人の子どもが携帯で遊びたがっていた。なので順番に使うということで、最初に男の子に携帯を渡したのだそう。そしたらその男の子が独り占めしようと逃げ出したのである。
自分はその男の子の元に行って、「携帯を返さんの?」と言った。そしたら男の子は拒否して、木の後ろに回り込む。木を挟んで相対する状況になった。その子は鬼ごっこよろしく逃げる気満々である。そこで追いかけたら元も子もないので、Vちゃんと一緒に言葉での説得を試みる。
その男の子は「嫌だ!」と言って逃げたのだが、逃げた先が一方通行の場所だった。自分はチャンスだと思って、その男の子の元へ行き、逃げ場を潰して1対1で向かい合った。
以前のお金の件で、「返そうという意思があった」ということは分かっていた。本人も悪い事をしているという自覚があると、自分は考えていた。なので自分は携帯を掴んだ後に、その男の子に対して言葉で説得するように働きかけた。
そしたら、その男の子の携帯を握る強さがどんどん弱まっていって、最終的には「もういいや!」と言って、手を放して、どっかへ行ってしまったのである。
自分は携帯をVちゃんに返して、「Vちゃん、これで2回目やで。Vちゃんが優しいのはめっちゃ良い事なんだけど、貸す相手を考えた方が良いよ。男の子とは以前にお金の件があったやん。今日は、他の子ども達に対しても携帯を貸すのは止めといた方が良いと思うで。」と伝えた。
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ヤンチャな男の子について考えていて、インスタやYouTubeで関連の動画を何個か見た。
その男の子は5歳児なので「反抗期」とまでは言い難いと思うけど、”バイキンマンの苦手キャラ”になろうと思った☟
「捻じれを取ってあげる」という視点も実験してみたいなと思った☟


別に”不良”ではないんだけど、その男の子と親密な子ユニケーションを取る(その子の話を聞く)のも大事だなと思う。自分のことを理解してくれない人の言うことなんて聞こうと思わないのが人間だと思うし。
その男の子とは別グループだし、自分はもう少ししたらStuttgartに引っ越すけども、出来る限りのことはチャレンジしてみようと思う。












子どもが「どこまでやってくれるか」という視点で大人を見ているのはなるほどだと思う。自分も”先生”としてトコトン付き合わないといけないと思ってる。「問題が起きる度に、それを無視せずに、何度も諦めずに注意する」ってのは、「それだけあなたに関わろうとしていますよ」という愛のメッセージになると思う。
あと、『心の中では「ごめんな」』っていうのはめっちゃくちゃ分かる。その男の子も、その気持ちを持っていると信じて、接していきたいと思う。
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<ちょっとしたテクニック>
遊び場所に向かう時に、ある程度の間隔で木に印が付けてある。それは「Stop」の合図で、そこで全員が揃うのを待たなければならない。
ある日、遊び場所に向かい始めると、先頭にいた男の子が何回か止まる場所を過ぎてしまっていた。
そこで自分はその男の子を抜いて先頭に立ち、
わざと
次の止まる場所を走って通過するのである。
するとその男の子は、「あぁ!キーくんが止まる場所を過ぎた!」と言うのである。それならこっちのモンである。
『あぁ、ごめん、ごめん。走ったから、ストップの印を見過ごしてたわ~』とか言って、済ます。
その男の子は”相手に指摘したのだから、自分が出来てないといけない”という心理になってくるのである。
なので、これ以降、その男の子はストップ地点を守り、遊び場所に無事到着することが出来た✌
