ドイツの保育士事情についての動画を見て、情報をまとめてみた!
ドイツは保育士が不足していると言われています。
州都がハノーファーであるNiedersachsen州では、約1万2000人の保育士が不足しているというタイトルのニュースが2023年の5月に流れています。
コチラの動画によると、
昔は1つの募集に、40人の応募者がいたとのこと。

保育士不足だと、「先生が少ない☞施設をオープンできない☞保護者が子どもを預けられない☞保護者が働く会社への悪影響も大きくなる」ことになります。しかも、保護者が仕事を諦めたり、労働時間が短くなれば、それだけ収められる税金も少なくなり、結果として、教育に割り当てられるお金も少なくなってしまう。
「先生が少ない☞現在の先生の負担が増える☞仕事が大変で辞める☞さらに先生が少なくなる」という悪循環にも陥ってしまいます。
その保育士不足の解決策として、「無資格者の導入」が叫ばれています。
動画に出てくる意見としては、「保育の質を下げてはならない」とか「非資格者の導入という短絡的な解決策を現場の先生は望んでいない」とかが挙げられていました。
コチラの動画では、非資格者の導入のメリットとデメリットについての説明がされていました☟
なんかこの動画、字幕機能が付いているのに、非資格者導入のメリットについて話す時は字幕が出なくて、

デメリットを話す時は字幕が付いているのだが…

これって、結構な情報操作じゃない⁉
こんな差をつけて良いのだろうか…?
保育士の4分の1は、最初の5年間のうちに辞めるらしい☟


(「辞める」という表現で、etwas an den Nagel hängen(釘に掛ける)を使っている。面白い表現の仕方。)
優秀な人材を残す為に、幼稚園を存続させる為に、良い教育をする為に、魅力的な労働契約を提供する為に、もっとお金が必要なので、政府はもっと教育にお金を支出すべきだという意見でした。
また、昨今、幼児教育の重要性が明らかになっているのにもかかわらず、「子どもの番くらい誰でもできるのだから、無資格者を入れればいい」というのはおかしいだろという意見も出てました。
次に紹介する動画はコチラ☟
「フランクフルトを州都に持つヘッセン州では、外国人の先生が役に立っている」というタイトルの動画です。人員不足の解決を、外国人の導入によって解決しようとする試みを示しています。
中南米出身の先生が紹介されている☟

コロンビアの大学で幼児教育を学んだらしい。そして、その大学は世界各国の幼稚園とコネを持っているとのこと。
コロンビアやいくつかのラテンアメリカの国々では、その国の職場で求められている先生の数よりも、たくさんの学生が保育士になっているそう。なので、職を得られないから、無職率がめちゃくちゃ高いらしい。そして、給料もめちゃくちゃ悪い。
BFDのセミナーで、自分のグループには中南米出身の人が約10人くらいいた。
この動画では、保育士や学校の先生などによるデモの様子が取り上げられている☟
自分も以前、保育士のデモに参加したことがある☟
保育士になりたい側の意識も変わり始めている。
コチラの動画は、自分が9月からStuttgartでやろうとしているPiA-Ausbildungについて紹介したモノ☟
これまでのvollzeit-schulische Ausbildungだと、2年間学校に行って、3年目で実習をすることになるのだが、学校の期間はお金を貰えなかった(奨学金制度はあるらしいけど…)。
それが、PiA-Ausbildungの登場により、週2日を実習、週3を学校というシステムになり、毎月給料をもらえるようになった。
人気の高さゆえに、トレンドになっているとのこと。
個人的には、この保育士不足はチャンスでもあった。不足しているおかげで、PiA-Ausbildungの権利をゲットできたのである。ただ、今度は、自分がErzieherになった時は、この状況はあんまし良いモノではなくなる。
PiA-Ausbildungは3年間かかるので、2024年の9月に始めるとして、終了予定は2027年の9月である。それまでにドイツでどんなことが起こるのか。しっかりと対応していきたいと思う。
ただ自分としては、ドイツで森の幼稚園の先生として働くことが出来れば、それ以上は何も望まない気持ちですけどね…笑
