見出し画像

今週のお出かけ

9~11月、ほぼ毎日仕事やオーディションの課題で家にこもっていたので、今月は「ドラマ訳了!」で宣言したとおり、少しのんびり過ごしている。

ふだんめったに外に出ないのに、今週は3日間も外に出かけて少々お疲れ気味だが、楽しい時間を過ごすことができた。今日は、のんびりコタツに入りながらnoteにおまとめ記事を書いておきたいと思う。



1.ミニクリスマスコンサート

うちの娘は中学・高校とずっとブラスバンド部に所属してパーカッションを担当していた。生まれつき絶対音感を持ちながらピアノはモノにならなかったが、リズム感もよかったのでドラムは向いていたようだ。

高校卒業後はしばらく音楽から離れていたが、子育てもちょっと一段落した最近、地元の吹奏楽団に入ることにしたと連絡があった。初めてクリスマスコンサートに出られると声を掛けてくれたので、私たちも見に行くことに。

普通のコンサート会場かと思って行ってみると、福祉会館の中にある平面のホールだった。パイプ椅子が並べられていて、よく見ると車椅子の方やダウン症、いろいろな障がいをお持ちのお子さんたちや大人、その家族の方たちがたくさん来ていた。

それは、障がい者を持つ家族の会主催のクリスマスコンサートだった。娘は入ったばかりでいろいろ知らされておらず、こちらもどのようなものか知らないまま行ったのでちょっと驚いた。

始まってみると、立ち歩いても声を出しても全く問題なく、アットホームで楽しい雰囲気だった。みんなでサンタさんを呼ぶと、大きな袋を下げたサンタさん(団員の方)が出てきて、「プレゼント欲しい人ー」というと、子供も大人も「はーい」と手を挙げてもらっていて、ほほえましい光景だった。

一緒に歌ったり踊ったり、鈴を鳴らしたり、うちの孫も楽しそうに参加していて、とても心温まるほっこりしたひとときを過ごすことができた。

コンサートは無料だったが、プレゼントにしても会場代にしても、家族の会やボランティアの方たちだけで運営されているようだから、有料でもよかったのになあと思った。

終わってから会場の外で手作りのクッキーやパウンドケーキなどが販売されていて、私も少し貢献したかったのでいくつか買って孫と分けて頂いたが、とてもおいしかった。

コンサートも楽しかったが、娘に居場所ができたこともうれしかった。

娘は以前日本語教師をしていたが、いろいろあって今は子育てに専念中。家にこもることが多かったので、そうして楽団に所属して楽器演奏を再開する気持ちになれたことが何よりだ。

音楽の趣味は一生ものなので、これからは好きなことを細く長く楽しんでいってもらいたいと思っている。


2.プチ同窓会

中学校時代の友人2人と、40年ぶりくらいに会うことになった。中1の時に同じクラスになって、2~3年でクラスが別れても、家を行き来たりして仲良くしていた人たちだ。

年賀状でのやり取りがずっと続いていたので連絡先はわかっていたのだが、なかなか機会がなくて会えないままだった。が、そのうちの1人は昔から手芸が得意でパッチワークの先生になっていた。展示会に行ったこともあるし、年賀状も写真付きでくれていたので顔はわかる。

もう1人は、写真なし年賀状だったので顔がわからない。教員をしていたご主人が脳梗塞になって今は介護の毎日だが、施設に通っていてお茶の時間だけ出られるとのことで、彼女の家から近い越谷レイクタウンのカフェで会うことになった。

集合場所に行ってみたら、案の定、40年ぶりのその友人をすぐに認識することはできなかった。当時はほっぺたが落ちそうなくらいパツンパツンのふっくらした子だったのに、介護疲れなのかすごくやせ細ってしまって全くの別人だった。

向こうも私がわからなかったみたいで、お互いすれ違っても気づかないねーと笑いながら、それでも話せばすぐに40年前の昔に戻ることができた。

ひとしきり、家族の介護の苦労話や自分の健康の話題に花が咲き、その後、昔話へ・・・。お互い、覚えてることが違うので「え?そうだっけ?」「そんなことあった?」など、思い出話で盛り上がる。

驚いたのは、我らが中学校のおんぼろ校舎がまだ健在だということ。私の家は比較的町のほうにあったのだが、区画整理のために、自転車で20分以上もかかる田舎の中学校に行かされた。今思えば、よく3年間、田んぼに落ちずに通えたものだと思う(冬の夜、習い事の帰りに水が張ってない田んぼに落ちたことはある)。

卒業してからは一度も行ってないし、もう知ってる先生たちもいないけど、校舎だけはぽつんと残っているんだなあと思うとちょっと感慨深かった。

越谷レイクタウンは駅直結で、昼過ぎだというのにものすごい数の人たちが降りて行ったが、中はだだっ広いので店の中はあまり混雑していない。そのカフェもお茶とケーキでゆっくりできて、あっという間に2時間半が過ぎた。

夕暮れが迫り、友人はご主人を施設に迎えに行くのでお開きとして、また再会を約束する。帰りの武蔵野線の高架から、オレンジ色の夕焼けと富士山のシルエットが見えて美しかった。

左下から一周。富士山のシルエットは撮れなかった


3.公園の森林浴

私の仕事場マンションから自転車で数分、歩いても10分弱ほどの場所にちょっとした森林浴を楽しめる別所沼という公園がある。

井の頭公園ほどの規模ではないが、噴水のある沼があってメタセコイアの並木が美しい。春夏秋冬、季節の移ろいを感じられて沼の周りにはウォーキングやランニングを楽しむ人たちがたくさんいて、市民の憩いの場となっている。

私も時間がある時はたまに歩きに行くのだが、暑い夏の間は夕暮れ時が多く、湖畔(・・・ではなく沼だけど)にある「ANOTHER PLACE CAFE」という、おしゃれなカフェが気になっていたが時間が合わなかった。

最近は日が短くなったので昼間に散歩に行こうと思い、ネット検索するとランチの予約ができるとわかった。それで、12時前に眺めの良さそうな2階のテラス席を予約して行ってみた。

やはり、お昼の時間は混んでいてすでに1階は満席だった。2階も結構人が多かったが、テラス席はまだ余裕があった。予約していたのでスムーズに案内してもらう。

お天気がよく暖かい日だったので、外のテラス席も気持ちがよかった。目の前にはメタセコイアの木々。ふだん見ている噴水や歩道が眼下に見えて、ふと「ここはどこだろう?」と一瞬不思議な気持ちになる。

テラス席はカウンターになっていて、ちょうど足が隠れるので寒くない。しかも、ブランケットを貸してくれたので足元は暖かいくらいだった。フリードリンク付きのランチプレートを頼み、温かいコーヒーを飲みながら、ほっこりした "Me time"(自分のための時間)を過ごすことができた。

忙しくてバタバタする日々の暮らしの中に、ひとり静かな me time を持てることは幸せなことだなあ、とつくづく感じる。

高層マンションや田舎での暮らしなど、今とは違う暮らしにあこがれることはあるが、ふだんの生活の中でも見つけようと思えば見つけられる、自分がぜいたくだと思える素敵な時間。そんな心が喜ぶ幸せな時間を身近に感じられるように過ごしていけたらと思う。

紅葉の頃の別所沼1
紅葉の頃の別所沼2
メタセコイア並木
お昼時はいつも混んでいるAnother Place Cafe
2階テラスのカウンター席
景色もごちそうのうち


フリーランス翻訳者: 浦田貴美枝
Copyrightⓒ2025 Kimie Urata note

著書:『夢を叶える字幕翻訳者の翻訳ノート』
https://onl.la/Xngg8Ey (kindle版)
『続・夢を叶える字幕翻訳者の翻訳ノート』
https://onl.bz/c3m3Fcd (kindle版)
『夢を叶える字幕翻訳者の翻訳ノート』
https://x.gd/ySA4m (ペーパーバック版)

Blog: 『アラカンからのチャレンジ』

仕事のご依頼は下記までご連絡ください。
kimiehonyaku@gmail.com