“重いから笑う”は、重さに潰されないために笑ってる
「ふざけてるワケじゃないんだわ。笑わさるんだわ。」
(※笑わさるは北海道弁:そのつもりは無いのに自然に笑ってしまうの意味)

昔、利用者さんがそう言っていた。
私はその言葉を、今でも時々思い出す。
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その人は、よく冗談を言う人だった。
重い話をしていたと思ったら、
急に変なことを言い出す。
空気が沈みすぎると、
少しズラす。
笑わせようとしているというより、
“笑わさってしまう”感じだった。
当時の私は、
「面白い人だなぁ」くらいに思っていた。
でも今なら、少しわかる。
あれは、
“重さに潰されないための笑い”だったんだと思う。
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人は、
限界まで苦しくなると、
ずっと深刻ではいられない。
苦しすぎると、
少しズラしたくなる。
冗談を言ったり、
大喜利みたいな返しをしたり、
急にどうでもいい話をしたり。
それは、
ふざけているわけじゃない。
ちゃんと苦しい。
ちゃんとしんどい。
でも、
そのままだと潰れてしまうから、
少しだけ呼吸できる場所を作っている。
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最近、
私はよく
「ハートが怪我しちゃうぜ❤️🩹」
みたいなことを言う。
我ながら、
何を言ってるんだろうと思う時もある。
でも、
たぶん私は昔から、
こうやって生き延びてきた。
重さを、
“なかったこと”にはしない。
でも、
重さだけに飲み込まれないように、
少し笑う。
少しズラす。
少し呼吸する。
⸻
たぶん私は、
これからもそうやって生きるんだと思う。
「大丈夫!」と強く言えるわけじゃない。
でも、
“重いから笑う”
という生き方は、
あってもいいんじゃないかなと思っている。
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