ある現場で渡された“赤ペンPDF”に思ったこと
ある現場での行政対応の場については、
今なら少し距離を置いて書ける。
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当時、私はサポートとして立ち会っていた。
正直、制度の細かい部分までは理解しきれていない状態だった。
ある日、責任者から一つのPDFを見せられた。

役所から送られてきたものらしい。
その瞬間、私は思った。
———赤ペン先生だ。
某学習ゼミの、あの添削を思い出した。

びっしりと入った修正指示。
細かい、というより細かすぎるレベルのチェック。
違うのは一つだけ。
励ましのコメントも、キャラクターのイラストもないことだ。
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指摘された箇所を一つひとつ見ていく。
……うん、これはちょっと。
未経験の私でも分かるレベルのミスも混ざっている。
そのとき頭に浮かんだのは、シンプルな疑問だった。

「なぜ、確認されないまま出されるんだろう」
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もちろん、行政の指導は厳しいものだ。
でも同時に感じたのは、
“厳しさ”の問題ではなく、
“流れ”の問題だった。
・確認されないまま出される書類
・それを事務側が後追いで修正する構造
・責任の所在が曖昧なまま回っていく現場
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当時の私は、ただワタワタしながら対応するだけだった。
でも今振り返ると、
あの違和感は、
「個人の問題」ではなく
「構造の問題」だったのだと思う。
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そして、その“流れ”の中で、一番負担を受けていたのは誰だったのか。
それも、今なら少し分かる気がしている。
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“やっていること”ではなく、
“記録として残っていること”が求められている。
それが、この構造の前提だった。
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#CoinBridge (コインブリッジ)
構造を言語化し、現場と制度をつなぐ
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