投げては159km。打っては26号2ラン。「投手・大谷翔平」として、少しずつの修正
6月23日。6月最終週であるが、今日は所要でこの時期としては実に16年振りの、地元埼玉県坂戸市に行ってきた。
その実情はここでは言えないので、何卒ご理解頂けたら幸いである。
さて今朝はこの話題で持ちきりとなった。
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、投手復帰後2度目の先発登板として、ナショナルズ戦に挑んだ。「1番・投手」として出場。
この試合の翔平の投球を僕なりに振り返りたい。

投球内容からするとこの日は、1回18球。打者4人に2つの奪三振。前回の反省を踏まえた結果に応えた。
1番のエイブラムズに対し、初球を一ゴロ。
一塁ベースカバーに駆けつけた翔平はフリーマンの送球にしっかり応えたが、その後の攻撃も控えてるだけに疲れが心配。
続く2番のウッドには5球目のフォーシームを遊飛。
ただこの日のドジャースタジアムの日差しが入ったのか、これを遊撃のベッツが落球。失策となった。
前回の翔平はブランクを感じたせいか、球が高めに浮くなどアジャストしてなかったのだが、この日マスクを被った若いラッシングのリードが良かった。
3番のガルシアに対し、カウント2-2からの5球目。
出したサインはスイーパー。ガルシアのバットが空を切った。
二死後4番のローには、暴投があり二進された。
しかしここで動じなかったのが翔平である。カウント3−2からの6球目。ラッシングの出したサインは外角低めのカットボール。見事にローのバットが空を切った。
今日のリードはラッシングに助けられた印象である。

やはり本拠地のドジャースタジアムの試合なだけに、投げ終えると翔平の場合「1番・投手」だから休む間もない。
1回表を終えると打者として切り替えるため、いくら強靭な身体の翔平でも疲れが取れず、酷使するのがデメリットになる。肘当てやレガース、更にバッティンググラブをはめるので、エンゼルス時代の二刀流としての勘が戻るまでに、まだ多少かかりそう。
しかしそんな中でも翔平は、期待に応えねばならない。
打者として翔平。この日は4打数2安打5打点1四球2三振。
特に11対3とドジャースが大量リードで向かえた8回裏の第5打席。一死一塁の場面にて、5番手投手から放った、8試合振りとなる今季第26号2ラン本塁打。
外の高めのフォーシームを左中間に流し押し込んだ。まさに技ありの一発である。

デーゲームであろうと、ファンの期待を裏切らない。それがスーパースターの証である。
投手としてはこの日、最速となる159kmのフォーシームを投じた。
特に僕は2個目の三振を奪ったカットボールを評価したい。
打者としては、なかなか本塁打が出なかったが、ようやく本領発揮。
2年振りの二刀流復活。前半戦はまだ長いイニングは投げられないと思う。次回も1イニングのみと当面はその形を取るはず。
翔平の投手としての復活勝利はまだ当分先だが、この日は上手く修正が出来た。一歩ずつ前進するのみである。

