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自分なりの枕草子は、いとをかし。

春は三色団子。

やさしい色合いがなんとも和む。もう目にしただけで、紛れもなく春だ。中にあんこが入ってないのがいい。ひとつを一口で食べてしまわないで、二口で食べてしまうのが好みである。

桜よりも菜の花を背景に食べたいのは、三色の中に黄色が入っていないからだろうか。菜の花畑を走る一両のちっこい電車をみながら、ベンチに腰掛け、コンビニで買った伊右衛門とともに頂こう。


夏は水まんじゅう。

あぁ涼しげ。ガラス皿につるんと乗せる。透けている食べ物はそうそうないのではなかろうか。あんこめがけてフォークをいれるものの、ちょっと逃げられる。なんとも嬉しい夏の罪悪感。

そうだな、和室でいただこう。扇風機をまわしていただこう。食べ終わったら、扇風機にむかって「ワレワレハウチュウジンダ~」と言ってみよう。そして寝そべって昼寝をしたら、もう夕方だ。


秋はおはぎ。

福岡には資さんうどんというお店がある。そこでのお気に入りはかしわうどん。鶏肉が甘めに煮つけてあって、うまい。天かすととろろ昆布が各テーブルに置いてあるので、自分好みの量をトッピングしよう。

あぁ、そうだ。おはぎだ。資さんには「ぼた餅」という名前でおはぎが売っている。そこで食べてもいいけれど、うどんも食べたしお腹がいっぱい。なので、持ち帰り用を買うことにしよう。家族に「資さんいってきた~」とお土産に渡そう。


冬はサトウの切り餅。

長方形よりも丸型が好きだ。年末になぜかどっさり頂く。なんとなく年が明けてから、食べだす。朝には、レンジでチンしてきなこをまぶし、昼には溶けるチーズをのせてトースターで焼いてみる。夜には海苔をまいて、醤油をちょんとつけていただきます。

小学生の頃、七輪を使って餅を焼いたことがある。残念ながら、おいしかったかどうかは覚えていない。けれども、あの独特の焦げるにおいは印象的だ。焦げというのは残酷的な黒さなので、餅に限らずちょっと怖い。


なんだ、わたしは餅や団子が好きなのか。

四季によって、こんなにバラエティー豊かに楽しめるって最高じゃないか。
エクレアは、こんなにも四季を楽しめるかい?



日本っていいなぁ。


おしまい



▽この記事は、三毛田さんはじめ皆さんの記事の面白さに便乗して書かれたものです。

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