片耳難聴と親友の話
生まれつき片耳が聴こえない私は、これまで一度も両耳で音を聴いたことがなかった。
補聴器を試しても無音のまま、両耳で音を感じてみたいという夢は、少しずつ諦めかけていた。
そんなとき、骨伝導イヤホンなら聴こえるかもしれないと知るが、当時の価格は高く、金欠の私は手を出すことができなかった。
私が片耳難聴だと知っている親友が、ある日骨伝導イヤホンをプレゼントしてくれた。
ドキドキしながら装着したその瞬間、世界が音で満ちていくのを感じた。
片耳だけでなく、頭の奥から音が響き、包まれるような感覚が目の前に広がった。
これまで知らなかった“音の世界”がそこにあった。私は今、初めて本当の意味で音と出会ったのかもしれない。






















#創作大賞2025 #コミックエッセイ部門
初めてのnoteの投稿です!
私にとってこの出来事は宝物の箱に入った
宝石のような出来事で
初めて聴こえない方の耳で聴いた時の
目の前の景色はとても輝いて見えて
一生色褪せない思い出です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
