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【コメダ珈琲店】季節のケーキ語り【2025秋冬】

コメダ珈琲店より、秋冬の新作ケーキが発売された。
定番が1品、復刻が1品、新作が2品というバランス。

それにしても、最近シフォンケーキ見ないね。
もしや、私が「コメダのシフォンケーキはパサパサで香りがしない」って言い続けたからですか?
いや、そんなわけないか。もしも社員さんが私を観測していたら、今頃クロネージュのココアバウムクーヘンは改良されているし、ミルクセーキは通常メニューに復活している。
自惚れることなく、オタク道を極めていきましょうね〜。


■ アプリコットショコラ

530円~590円(税込)
しっとりしたショコラ生地の重厚感に、アプリコットの酸味が相まった華やかで深みのある味わい。

コメダ珈琲店公式HPより

コメダのケーキ、デカくないですか!?

コメダブレンドのアクリルキーホルダーは、縦6cm、横7cm。

特に、このスタンダードな形。このタイプのケーキを頼むと、毎回その大きさに圧倒される。
一般ケーキとの違いは何だろう?切る角度が大きい?半径が長い?
よく分からないけど、とにかくデカいのだ。

まずは香りをチェック。漂ってくるほどの強い匂いはしない。鼻を近づけてみると、どこかで嗅いだことのある、華やかなチョコレートの香りが。
そうだ、これは"bean to bar"を謳うチョコレートの香り高さに似ている。アプリコットのフルーティさが影響しているのかもしれない。

切り分けようとフォークで押しつぶすと、黄色っぽいソースがムニュッと飛び出てきた。このアプリコットソースは、3層に渡って挟み込まれている。

ところで、アプリコットってどんな味だ?思い返せば、アプリコットを重点的に味わったことは無いかもしれない。
恐る恐る口にしてみると、あっさりとした爽やかな甘さが。
アプリコットってこんな味かぁ。

メニュー紹介でアプリコットの酸味に言及しているものの、そこまで甘酸っぱさは感じない。コメダのケーキは果実の酸味をしっかり押し出すことが多いのに、自分で酸味を宣言しておいて、そうでもないタイプは珍しいな。
紹介文の通り、「華やかな深みのある味わい」には違いないから、別にいいんだけどね。

そしてショコラ生地のスポンジは、パサつきを感じさせない重厚感。が、いかんせんスポンジの量が多い。そもそもケーキがデカいんだから、そりゃそうなるわな。
いかにスポンジがしっとりしていようとも、口の中の水分はしっかり持っていかれるほどのボリューム。お冷なりドリンクメニューなり、飲む液体は確保しておきましょう。

私はアプリコットの酸味より、その絶妙な甘さ加減を褒めたいな。
甘みがしつこくなくて、最後まで美味しく食べられるケーキ
でした。


■ ごちそうカスタード

530円~590円(税込)
カラメルの香ばしさと、カスタードクリームのやさしい口どけと、味わいに心ほぐれる至福の時間。
※トッピングに砕いたアーモンドを使用しています

コメダ珈琲店公式HPより

こちら、2021年冬からの復刻。コメダ、最近よく復刻するようになったね。まるっとショコラ、珈琲所のティラミスに続き、3つ目の復刻だ。(夏の氷点下ショコラは、もはや定番になっているので除外)

復刻される理由、まるっとショコラは分かる。私の復刻してほしいケーキの中で、一二を争う大勝利ケーキだったから。

珈琲所のティラミスも、まあ分からんでもない。私は普通に美味しい程度の感想だったけど、世間では好評を博していたから。

では、今回のごちそうカスタードは?過去の売り上げが良かったのだろうか?
少なくとも、私に残っているのはあまりよろしくない印象なのだが……。
ごちそうと言うほどカスタードが多く見えなくて、表面のカラメルがベタベタして食べにくい。
批判しすぎてもはや愛着が湧いてしまい、ごちカスという愛称まで付けていたほど。

ごちカスぅ!また会ったな!
……お前、カスタード多くなってね?

周りを囲うフィルムが固くないか?
台紙の縁でオシャレして、かわい子ぶってないか?

その姿を見ているだけで、2021年との様々な違いに気づく。
これはもしかして……もしかして、味も?

まずは表面のカラメル付きスポンジから。
その味は、まるでプリンのカラメルのよう。ほろ苦い大人っぽさとは少し異なる、優しい味わいだ。

ごちカス、お前まさか、本当に改良を……?
いや、油断するな。まだ分からないぞ。

続いて、カスタード。

口どけ良っ〜!?
もうね、チーズケーキのように滑らか。ケーキをケーキで例えるの何?って感じだよね。でも本当にそんなだからしょうがない。
優しい甘さで、無限に食べられる。

アーモンドは、気持ち大きめに砕いてある。噛んで飲み込んだ後も、香ばしい余韻に浸れる。

カラメルとカスタードの、ふんわりと包み込まれるような甘さ。そしてアーモンドの香ばしい後味。
この贅沢さ、まさにごちそうと名乗るに相応しいではないか。

おかしい。あのごちカスだぞ?
そんなはずがない。

2021年バージョンの写真は、この2枚だけ。
これらを添付したツイートに、感想は一切書いてありませんでした。あの頃は批判に抵抗があったからね。無言こそが答え。

過去の写真と比べると、天面のスポンジが薄くなり、カラメルが少なくなり、アーモンドが大きくなってないか?
調べたところ、2021年のごちカスには、アーモンドではなくキャラメルクランチがトッピングしてあったらしい。そりゃアーモンドの記憶なんて無いわけだ。

ごちカスはね……アーモンドなんか付かないんだよ。
ごちカスはね、カスタードなんて固くて少ないし、ごちそう感を出さないし、表面の全部がベタベタでなきゃいけないの。

じゃ、やっぱ改良するしかねーな。

ごちカス厄介オタクは、ごちソーマンの進化した美味しさで、見事に浄化されたのであった。
直近の予定が消化できたら、レゼ篇もう一回観に行きたいなぁ。


■ ごまいもんぶらん

530円~590円(税込)
鳴門金時クリームのまろやかな甘みと、中に入った黒ごまホイップの香ばしさが調和する一品。
※原材料由来のさつまいもの繊維などが含まれる場合がございます

コメダ珈琲店公式HPより

さつまいも系のスイーツは好きだけど、あまり積極的には食べていない。というのも、小さい頃に焼き芋を食べた際、あまり美味しいと思わなかったからだ。お菓子ほど甘くないし、パサパサしてるし、なのに量はやたら多くて。
それもあって、私のさつまいも遍歴は鳴門金時まで行き着く前に、幼少期の畑行事でストップしている。
名前だけは聞く鳴門金時、どんなものか教えてもらおうか。

黒ごま、少なくないか?偏ってるだけ?
写真と見比べてしまうが、気を取り直して実食。

フォークで鳴門金時クリームを触ると、その固さに気づく。冷蔵庫から出したばっかりなんかってくらい。クリームの細い線同士がくっついているので、切り分けるのには少々難儀した。でも、モンブランのクリームは固い方が台紙に張り付かない。結果的には綺麗に食べられるんだよね。

さあ、人生初の、鳴門金時のお味は?

……芋だ。
芋食ってんじゃないかってくらい、芋だ。

何を言っているのか分からないだろうが、芋に砂糖を足して甘くしたのとは違うのだ。芋として持っている甘さが、ダイレクトに伝わってくる。
スイートポテトの一番甘くて滑らかな部分だけを食べられるような、そんな贅沢さが、そこにはあった。
これが鳴門金時……!

メニュー説明には、トッピングの芋も鳴門金時だとは書かれていない。だが、私はこれも鳴門金時ではないかと思う。だって、小さい小さい欠片なのに、噛んだ瞬間に甘さが弾けるのだ。
さつまいも遍歴がほぼゼロの私ですら、その美味しさが分かる。少なくとも市場で安く買える芋ではない。

私が小さい頃に食べた焼き芋は、幼稚園だか小学校だかの畑で採ったもの。
もしかして、鳴門金時の焼き芋は美味いんじゃないか?
人生29年目にして、ようやくこの考えに至りました。幼少期からのイメージを引きずるのは良くないな。

鳴門金時クリームを取っ払った中には、黒ごまクリームがぎっちり。しかも、ふんわりではない、つよつよの黒ごまだ。実際に黒ごまを噛み潰した時と、全く同じような風味を感じる。
これなら上に降りかかった黒ごまが少なくても文句は言えない。もはや無くてもいいくらいだ。
でも、上の黒ごまが無い状態で、いきなりホイップから黒ごまの味がしたらビックリするかな?上部の黒ごまは事前告知の役割があるのかもしれない。

そして土台はココアスポンジ。何となくココアを感じるが、クロネージュのバウムクーヘンに近い味。
こんなにココアが分かるココアスポンジを作れるのに、どうしてクロネージュのバウムクーヘンになった途端にココアが消失するのでしょう。これが分からない。

冷たいケーキなのに、鳴門金時の甘さが、さつまいものホクホクが、手に取るように分かる。加えて黒ごまホイップの素晴らしい風味。
これは神ケーキとしか言いようがない。

コメダのモンブラン職人さん、1個のケーキに対して素晴らしいクリームを2種類も生み出すなんて、誠にありがとうございます。
本当は株主総会で「モンブラン開発チームのボーナスを500倍にしてほしい」って言いたいです。でも言ってることヤバ過ぎてSNSで晒されそうなので、ここだけの話にさせて下さい。ごめん。


■ 純栗ぃむ

530円~590円(税込)
長年愛されるコメダ珈琲店の定番。
栗を思う存分楽しめる、今だけの逸品。

コメダ珈琲店公式HPより

コメダの秋の定番、モンブランの純栗ぃむ。
月見祭から販売されているので、他のケーキよりひと足先に登場している。

純栗ぃむと新作モンブラン、秋は2個モンブランが出るようになったんだなぁと思っていたのだが、私が季節のケーキを追い始めた2021年からずっとモンブラン2枚体制でした。
コメダのモンブラン職人さん、毎年ありがとうございます。本当は株主総会で「モンブラン開発チームのボーナスを500倍にしてほしい」って言いたいです。でも言ってることヤバ過ぎて以下略。

純栗ぃむの特徴は、何と言っても濃厚な栗を味わえるクリーム。さらに、中にもホイップクリームがたっぷり詰まっている。
ケーキを食べるなら、やっぱりクリームをたくさん味わいたいじゃないですか。だから私は内部の白いホイップクリームのことも評価しているよ。


■ まとめ

今回のケーキ、どれも神だったなぁ。
特にごちそうカスタードの生まれ変わりっぷりには度肝を抜かれたね。もうカスなんて呼べないよ。

個人的に差をつけるなら、
ごまいもんぶらん = ごちそうカスタード ≧ 純栗ぃむ > アプリコットショコラ
といったところか。

毎秋ハイレベルな神ケーキを出すコメダ……フッ、おもしれー店。

※2026年3月上旬頃までの販売予定なので、いつもの限定メニューほど急ぐ必要はない。ただ、最終週あたりになると新たな入荷をしなくなるようなので、終わり際を攻めるのは注意!


ハイパー余談。
note創作大賞2025ですが、私がコメダの新商品ラッシュでフギャフギャ喜んでいる間に発表されていました。
中間選考まで到達した私のnoteは、何の賞も得られませんでした。残当ってやつですね。

しかし、シルバニアの世界観でコメダ珈琲店を再現なさったことのあるKanaFettさんが「セリアのドールハウスベースでシルバニア団地を作る」というnoteで見事オールカテゴリ部門のnote賞を獲得なさいました!
おめでとうございます!!

オールカテゴリ部門ってこんな作品のためにあるんですね。写真を連ねるだけじゃ伝わらない。しかし文章だけでも伝わらない。写真も文章も投稿できて、たくさんの情報量を一挙にまとめられる、そんなnoteという媒体が最高に噛み合った素晴らしい作品でした。

まさか、私が選抜したコメダnote四天王から、チャンピオンが誕生するとは。
ここはポケモン方式で、四天王+チャンピオンの5人体制を取るとするか。
というわけで、KanaFettさんには四天王からチャンピオンへスライドして頂き、とりあえず私が四天王にできた空席を埋めましょう。新たな王が誕生したら、この座を譲るとします。

まだ見ぬコメダnoteの猛者よ、私にかかって来なさい。私と文字バトルしてくれる人を、いつでも待っていますよ。