【極限の窮地】私はどのようにして己に打ち勝ったのか。|学び|自分との対話
3日前の話をしよう。
私はそのとき、
極限状態にあった。
そう。乗り物酔いに侵され、紙一重の状態でなんとか周りに被害を出さずにすんでいる。
私は新幹線にだけ酔うという特異体質なのだ。

微妙に重力を受けている感じや、微妙に左右に傾く感じ、
この微妙ってのが私の三半規管を惑わしてくる。
大型バスだって、
電車だって、
飛行機だって大丈夫なのに、
この新幹線だけがどうしてもダメなのだ!
思い出すだけで吐き気がする。
状況をもう少し説明しよう。
座席はこんな感じ。

この愛しのベイビーちゃんが、小刻みに動くもんだから、
下からの揺れと上からの揺れにサンドイッチされた私の揺れを司る機能は(おそらく前頭葉ちゃん)軽くバグを起こしてしまったのだ。
ベイビーちゃんを奥さんに渡せって?
あまいな。
愛しのワイフは日頃の育児でお疲れなのさ。
2時間の旅路くらい寝かせてあげたいじゃないか。
頑張れ私。愛すべき家族と、その名誉のために。
(吐いたら終わりだぞ?)
「ぱぱーー?」
隣で倅が私に声をかける。

倅はスマホ画面を私に見せてくるのだ。
ご存知の通り
乗り物酔い✖️スマホ画面=天召(天に召されし者)
TENMESHI(テンメシ)である!
倅に悪気はないとわかってはいても、
この攻撃はなかなか手強い。
一気に酔いが回ってしまった。
さぁ、打開策をひねりださねば。
そのとき。
絶体絶命の私は
起死回生の景色を見つけることができた。
この車両。
同士が多い。
そう。
同士、いや先輩方、いやいや、
スキンヘッダーたちが大勢乗っているではないか!
思わぬ情報に胸が弾み、
一時的に酔いが軽減していくのがわかった。
なるほど、
何かに意識を向けるのは効果的なのだな。と。
私は次なるネタを求めて
車内を見まわした。
ん?
一瞬、既視感があった。
なんだ?
既視感を覚えた対象がその後すぐわかった。
これだ。

よく見てほしい。
あなた方にも暗示をかける。
だんだん、あれに見えてきただろう?
ほらほら、よーく見るんだ。
、、、

少し見え方が変わったろう?
まだだ。もう少し目を細めて見てみるんだ。
少しずつ、少しずつ、
見えてくるはずだ。
だんだんだんだん、アレに見えてくる。。
、、、

ほぉら、見えた!!
わかっただろう?声を揃えて答えを言ってみよう。
せぇーーの、

そんなことを1人で妄想していると、
気がつけば新横浜に辿り着いた。
そう私は打ち勝ったのだ!
ありがとう、突起。
ありがとう突起ヘッド!!
誰かもっと楽に酔わない方法を
教えてくれい。
終。
おまけ画像。



