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【贔屓の愛称】なぜ、私はもっちゃんなのか?|クスッと笑える|毎日投稿

私の名前は「もっちゃんせんせー」
もっちゃん、とはリアルでも呼ばれているあだ名である。

ぬ?なぜもっちゃんかって?
私の本名は持田でも望月でも、も。すら付かない。
(今回は仮名として苗字を高橋としよう。)

多く寄せられた同志たちの問いに、
必要以上に応えていくのが、もっちゃんスタイル。
(問いなどない、需要など毛頭ない。)


毛頭ない!?


いかん、取り乱した。
さて、物語を始めよう。
もっちゃんの誕生秘話である。


20うんねん前。
中学の入学まで時は遡る。私は私立中学を受験したため、ここからが再スタートだと胸を弾ませていた。

心機一転、小学生時代とは違う、
おニューな自分をどうセルフプロデュースすべきか悩んだ結果、私は坊主という選択をとった。

坊主とスキンヘッドと◯ゲは全て似て非なるものである。説明できない場合、薄毛の誰かを傷つけてしまう恐れがあるため、きちんと勉強しよう!

🧑‍🦲

坊主時代の写真、画像を探したものの、
現在のインパクトに比べればなんのすごみも面白みもないことに気付き、写真フォルダを閉じた。

坊主にしたのにはもう一つ理由があった。
サッカー選手の平山相太に憧れていたのだ。(当時は高校生、とんでもない化け物高校生だった)
小学校高学年からサッカーを始めた私はもちろんサッカー部を選択、◯◯学校の平山相太を目指していたのだ!
ゆえの坊主。形から入るタイプな私。


ここで誤算が生じる。
受験勉強にハゲんだ結果、入学とともに一気に視力が低下!メガネ生活が始まってしまったのだ!!


メガネのどこが誤算なのかって?


坊主✖︎メガネのルックスにたいして、影響力のありそうな友人Aからの心無い一言が炸裂する。



「坂本ちゃんに似てね?」




「坂本ちゃん」
電波少年などに出演していたタレント。
東大合格を目指す企画やってたよね。

未来のサムライブルーに憧れていた男は、
きゃわいい坊主タレントになってしまった。


もうお分かりだろう。
もっちゃんのルーツは、坂本ちゃんである。


しかし、まだもっちゃんではない。
ここからもう一つの展開がある。
もう少しお付き合い願いたい。


坂本ちゃんの愛称(以下さかもっちゃん)はなんだかんだ気に入っていた。皆、「さかもっちゃん」「さかもっちゃん」と親しみを込めて呼んでくれる。
そこに対して嫌悪感など抱くはずもない。


さて、舞台は中1の夏、林間学校に移る。
この林間学校のメインイベントは登山。大した標高ではないが、皆中1、山登りなどほとんどの生徒が初体験で、なんだか全体的にふわふわした雰囲気だったのを覚えている。

◯ブリってるな。
メガネ君が、さかもっちゃんである。

山道は細道なため、全生徒が縦隊になって進んでいく。
我々の近くに配置された引率者は、
事務の方だった。私立学校の事務は、教職員ではないため、生徒との関わりはほとんどない。しかも無言の事務職員はわれわれの会話に耳を傾けるだけであった。

「さかもっちゃんはさ、昨日何時に寝た?」

「さかもっちゃん、ジャンプ読んだ?」

会話の端々にでてくる私のあだ名に、事務職員は一つの確信を持っていたに違いない。


突然、事故が発生する。



さかもっちゃんが滑落する。

突然すぎやしない?

コミカルに描かれているものの、
当時を思い返すと身震いがする。もしかしたら大怪我につながっていたかもしれない。

さかもっちゃんは数メートル滑落し、
奇跡的に太い枝にひっかかったのだ。

かすり傷ですんだものの、
身動きがとれない。。

突然の出来事に
頭の中が真っ白になり、自分の身に何が起こったのかまだ理解できていない。

自分が落ちてきた先を見上げる。

結構な高さから落ちたようだ。

ん?

うっすら人の声が聞こえる。
自分の鼓動が強すぎて、正確に聞き取れない。
力強い男性の声。
どんどん近付いてくる気がする。

間違いない。
誰かが助けにきてくれている。

声がはっきりと聞こえてきた。

誰かの名前を呼んでいる。
間違いない、私を助けにきたのだ。
私の名を、

高橋という

私の名を

励まそうと叫んでいるに違いない。
誰だ?誰が助けにきてくれたのだ?



ん?


じ、じむしょくいーーーん!!

助けに来てくれたのは、事務職員であった。
事務職員は、

(さかもっちゃんと呼ばれているこの青年は坂本って名前に違いない!)

という確信を携えて、勇敢にも崖を下り、助けに来てくれたのだ。

正直なところ。
「坂本」と叫ぶ彼を見て、
「ぬ?坂本って子も巻き込んじゃったかな?」
と思った。
しかし、坂本は私高橋であった。


とりあえず無事生還。
ありがとう事務職員。

最後まで事務職員は私を坂本と思っていた。
宿舎内ですれ違っても、
「おう、坂本。あれから怪我の具合どうだ?」と優しい言葉をかけてくれる。

もちろん私は否定できなかった。
だって恩義があるから。


そう、
彼は何も悪くない。私のあだ名がさかもっちゃんなのが悪い。彼は名前を間違えたくて間違えたわけじゃなく、純粋に救難行為をしたまでにすぎない。

変えるべきはあっちの認識ではなく、
私のあだ名である。

さかもっちゃんが、坂本ならば、
さか、をけしてしまえばいい。


さぁ、みなさん
お待たせしました。


ぱちぱちぱち


よくぞここまで付き合ってくれましたね。

もっちゃん、の爆誕を知ったあなたは、
昨日よりももっちゃんのことが知れたわけです。
そして、
明日には忘れることでしょう🤣


ですが、
私はこの愛称とても気に入っているのです。
新しいコミュニティで出会った人々にも、
あだ名はもっちゃんだと自ら伝えています。

愛称って大事ですよね。

あなたには
お気に入りの愛称がありますか?


終。

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