美容院の鏡
昨日は3年ぶりに地元の美容院に行った。こっちで働いてた時に通っていたところで、くよくよしているとお尻を叩いてくれるオーナーさんと話す時間が好きだった。
久しぶりなのが感じられないくらい自然に受け入れてもらったが、ここ3年で色々と状況が変わった私は簡単に経緯とこれからを話した。来年中東に行く説明を、いまだに人に上手くできないでいる。以前人に「偽善だね」と言われたことが、魚の骨みたいにひっかかっているのもある。時が経つとふと忘れてしまいがちな遠くの国の問題の関係者になって、自分ごととして捉えたいだけなのだ。どうにかしたいと思うこれは自然な気持ちじゃないのだろうか。
そんなモヤモヤがあるから言い訳みたいに遠回し遠回しに伝える。こんな自分やだなあと思いながら。「とにかく身の安全に気を付けてね」と言われた。ああ、また伝わらなかったな。このまま続けるのもしんどいので、空気を読んでオーナーさんの好きなアーティストの話で盛り上がる。良かった、楽しそうだ。
こうやって人の気持ちとチューニングを合わせていた方がその場は楽なんだけど、帰ってから落ち込むんだよなあ。目の前の鏡に映る自分の愛想笑いが余計にしんどい。
今日の天気と同じ、すっきりしない思いを持ってボクシングへ。
開いた窓から会長が「おーう!!!」とニコニコ挨拶してくれる。なんか下妻物語の、縁側のイチゴを思い出して元気が出た。やっぱりここが好きだ。
襟足を刈り上げたので汗がスルスル降りてくる。ボタボタリングに飛沫を飛ばしながら、また新しいコンビネーションを教わった。ボディーボディーアッパー右フックボディーストレート。足の動きが覚えられない。悔しいので何度も練習する。最後、筋トレで締めてからまたボスに教えてもらってやっとできるようになった。納得いくまでとことん向き合う。ボクシングではそれができるのにな、と思った。
もう少し自分が目指す理由をパッと説明できるように…いや、そんな必要あるのか?とも思うけど、せっかくだから多くの人に知ってもらいたい。これも表現の修行だと思うことにする。
今回の写真は今週毎日聴いているFRANKの「Sick Of Yourself」
曲調がかっこよくてハマったが、アプリで訳してみたら不思議と歌詞も自分にぴったり合っていた。こういうことってあるよなあ。
You're swallowing dirt
You think that it′s gold
