ある日の極楽蜻蛉:ある日の春香伝11「与論島へフェリーで」
沖縄宿泊の次の朝、海路で与論島に行くためフェリー乗り場に移動した。
その日は晴れだった。
フェリーが出発して沖にでると、周り一面海だけの景色となり、海は荒れた。
いくら大型フェリーとはいえ沖にでた船は波に大きく揺れた。

やすいツアーなので、客室は二等でかなり揺れた。
妻は乗り物酔いしやすい体質だったので、気分が悪くなり、真っ青になった。
それを見かけたフェリー乗務責任者は
ご厚意で1等船客室に移動するように僕達を誘導した。
1等客室はかなり広い部屋で、ソファも設置していた。
船揺れも少なかった。
妻の顔は生気を取り戻した。
すっかり気分が良くなった妻は、客室から船のデッキに出て、僕達はデッキで記念撮影をした。
妻は心地よい潮風に吹かれ、笑顔がこぼれていた。

実話を交えたフィクションです
完
