シロクマ文芸部|お遊び企画「花びらを」

過去写真による
「花びらを、数えるのはもうやめたの」
庭に咲き誇る大輪の牡丹を前に、母はふと呟いた。
幾重にも重なるピンクのグラデーション。
その圧倒的な密度は、まるで一枚一枚が積み重なった幸せの記憶のようだった。
背景で燃えるように咲くツツジが、主役の美しさをいっそう際立たせている。
「数え切れないからこそ、こんなに綺麗なのね」
五月の柔らかな光の中で、牡丹は静かに、けれど力強く、満開の「今」を謳歌していた。
完
(注)ショートストーリーはGoogleGeminiで生成
