OpenAI Go発表。全盲クリエイターが選ばない理由を80歳のばあちゃんに説明してみた
OpenAI公式発表:Introducing ChatGPT Go
2026年1月、OpenAIが新プラン「ChatGPT Go」を発表しました。
月額1,500円(米国8ドル)。Plusの半額です。
無料プランとGoでは、米国で広告テストが始まる予定です。
Plus・Pro・Business・Enterpriseには広告なし。
私はPlusを使っています。
Goは半額。正直、一瞬迷いました。
でも乗り換えません。
ある日、集会所で会った80歳のばあちゃんに聞かれました。
「なんで安いほうにしないの?」
その説明が、思いのほか盛り上がったので書いてみます。
☀️ 集会所の午後
町の小さな集会所の午後は静かでした。
窓の外で風がやさしく鳴って、床の木がほんの少しだけきしみます。
そこへ、ふわふわの毛のある80歳のおばあちゃんがやってきました。
手には栄養ドリンク。
カシャッという音がして、おばあちゃんの元気の合図みたいでした。
白杖で床をトントン。
こっちだよーって手まねきー。
ジャリバン先生が声をかけます。
先生は全盲です。
でも足音でだいたい分かります。
「その足音は、ばあちゃん」
「右手にドリンク」
「今カシャッて鳴った」
「当たり」
「今日はね、あれよ」
「せいせいえい…」
について教えてよ。
あ~、それと新しいコース「ゴーってやつ」
先生は言いました。
「OpenAI Goね」
🚀 ゴーは「行く」のゴー?
ばあちゃんは目を細めました。
「ゴーって」
「行く、のゴーでしょ」
「いいじゃない」
「じゃあ私は今から台所までゴーよ」
「途中で座ったらそれはゴーじゃないのよ」
「手すりに全力で」
先生は笑いました。
「そのゴーは元気のゴーだね」
「でも今回のゴーは」
「安い入口って意味」
「入口?」
「玄関増えたの?」
ばあちゃんは身構えます。
「玄関増えると迷うのよ」
「トイレ行こうとして」
「物置に入るのよ」
先生は言いました。
「入口は三つある」
「無料」
「お手頃のGo」
「しっかりのPlusとかPro」
ばあちゃんはドリンクを一口。
「私はしっかりが好き」
「でも安いのも好き」
「つまり私は矛盾」
人間そんなものよ。
📏 情報までの距離
先生は言いました。
見えない人にとって**「大事なのは情報までの距離」**
「欲しい答えに到達するまで」
「何回操作するか」
「余計な音がないか」
ばあちゃんは即答。
「病院の待合室ね」
「診察室に呼ばれて」
「やっと番が来たと思ったら」
「廊下でサプリメントの勧誘」
「イケメンドクターの顔が遠くなる」
「そう」
「目が見える人は」
「途中の貼り紙を見ないで通れる」
「でも耳だと」
「順番に全部聞くことになる」
「余計なものが挟まると」
「廊下が伸びる」
😤 みんな嫌でしょ
ばあちゃんは顔をしかめました。
「道の途中で呼び止められるの嫌」
「行くって決めたら行きたい」
「ゴーなのに止められるのは嫌」
先生はうなずきました。
「目が見える人も同じかもしれないね」
「スマホの通知」
「ポップアップ」
「動画の途中の広告」
「集中してるときに止められると」
「みんな嫌でしょ」
ばあちゃんは深くうなずきました。
「テレビもそう」
「いいところでCM」
「あれは伸びる廊下」
👂 一回聞こえたら終わり
先生は言いました。
「無料とGoは広告テストが始まる予定」
「目が見える人は」
「出た瞬間に広告を閉じられる」
「でも読み上げだと」
「閉じる前に一回は聞こえる」
「その一回が距離になる」
ばあちゃんはカシャッ。
「一回聞こえたら終わりね」
「私の耳は律儀だから最後まで聞く」
「最後まで聞いたら」
「買った気になる」
先生は言いました。
「買わなくていい」
ばあちゃんは言いました。
「気だけ買うのが一番高いのよ」
「帰り道に財布は軽いのに」
「気持ちは満腹」
「これが一番こわい」
➡️ 私は一直線がいい
先生は言いました。
「そう」
「だから私はGoにしない」
「安くても、寄り道が増えるのが困る」
「私は一直線がいい」
ばあちゃんはうなずきました。
「安いゴーは」
「行くゴーなのに」
「途中で止まるゴーなのね」
「そう」
先生は笑いました。
「私は止まらないで行きたいから」
「広告なしのPlusに残る」
ばあちゃんは腕を組んで宣言しました。
「じゃあ私も、しっかりにする」
「どうせ人生の寄り道は避けられない」
「せめてAIくらいは寄り道なし」
先生が笑うと
ばあちゃんが腕を上げました。
じゃあ一緒に、ばーちゃんまとめをしようか。
せーの、
ジャリバンとオバアチャンでいっせいのうでで センセイイエーイ
🤔 あなたの「情報までの距離」は?
通知、広告、ポップアップ。
目的地までの廊下を伸ばしているものが、きっとある。
一度、自分の「寄り道」を数えてみると、面白いかもしれません。
この記事は、私の実体験をもとに、おばあちゃんのかわいらしさをAIと一緒にユーモアたっぷりに仕上げました。
