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shigekumasaku
来襲の運勢【毎週ショートショートnote】
日本上空に六角柱の形をした未確認飛行物体が現れて30年が経過していた。
日本政府は各国に問合せたが、いずれも関与していないとの回答だった。とくに危害が及ぶこともなく、なにも決断されないまま棚上げ状態になっていた。
変化といえば、夏至の日に六角柱が回転することだった。しばらくして、なにかが書かれた細い棒が出てくると、緊急地震速報のような不快音が鳴った。
「ランタン、今日は夏至だね」
「その通り」
「また不快音が鳴るのかな?」
「カナデ、喜ばなくてどうする」
「なんで?」
「宇宙人にはこの地球が不吉と思われた方がいいんですよ」
「大吉が出ないかな。わら」
「アオバ、なにをこしゃくなっ!カナデさん!アオバをぶっ飛ばして差し上げて」
「まあまあ、ランタン 」
「六角柱が回りだした。わら」
「ふにゃにゃ、はにゃーっ!」
「あれ?いつもと違う棒だ」
黄金色に輝く細い棒が出てくると、一等の懸賞品が当たったようなベルが鳴り響いた。
人類滅亡まで、あと半年。
(410文字)
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