「比べてばかりの私」から抜け出せた、習慣化のちいさな工夫― 3日坊主でも、また始めればいい ―
変わる前の日々
SNSを開くたびに、誰かの「がんばってる姿」が目に飛び込んで時に起きて筋トレをして、副業もこなして、毎日を前向きに過ごしている人たち。「すごいなぁ」と思う反面、ふと自分に目を向けると、どっと疲れてしまう。私はというと、朝はギリギリまで寝ているし、「習慣にしよう」と決めたことも、3日もしないうちにやめてしまう。「自分って本当に意志が弱いな」「何をやっても続かないな」そんなふうに思って、落ち込むことが何度もあった。ずっと思ってること「人と比べるのはやめよう」って、頭ではちゃんと分かってる。でも、気づけばまた誰かと比べてしまう。目に入るのは、他人の“結果”ばかり。そして、自分の“途中”ばかりに目がいって、できていない部分ばかり責めてしまう。「どうせまた続かない」「また中途半端に終わるんだろうな」そんなふうに思いながら始めると、どこか心が重くて、やっぱり続かない。そのうち、なにかを始めること自体が、ちょっと怖くなっていた。
視点の転換と習慣化のコツ
そんなとき、セミナーである質問をした。「3日坊主で終わってしまう自分が嫌なんですけど、何か対策はありますか?」そのとき返ってきた一言が、今でも心に残っている。「ちなみに3日坊主って、3日間ちゃんとやった人のことだよね」その言葉に、ハッとさせられた。私はいつも「続かなかったこと」ばかりに目を向けていた。でも、始めたこと、たとえ3日でもやってみた自分のことを、ちゃんと見ていなかったんだなと気づいた。そこから少しずつ、自分への見方を変えていくことにした。
▼コツ①:「完璧を目指さない」「毎日必ずやる」ではなく、「できたらラッキー」くらいの気持ちで始める。筋トレも30分やるのではなく、まずは腕立て10回だけでもOK。靴を履いて外に出ただけでも、自分に〇をあげる。ハードルをぐっと下げてみたら、「やらなきゃ」から「今日もできた」に変わっていった。
▼コツ②:「日常の中にくっつける」「朝コーヒーを淹れたら白湯を飲む」「夜スマホを置いたら、1行だけ日記を書く」すでにある習慣に、小さな行動をそっと重ねてみると、自然と忘れにくくなった。
▼コツ③:「できた日を“見える化”する」完璧な記録じゃなくていい。カレンダーに〇をつけるだけでも、「続けられた実感」が残る。見返したとき、「あれ、自分けっこうやれてるじゃん」と思える日が増えてきた。そして、いちばん大事だったのは、比べる相手を「他人」から「昨日の自分」へ変えること。昨日より5分早く起きられた。昨日より少し気持ちが軽かった。そんな小さな変化に気づいてあげるだけで、自分との付き合い方が、少し優しくなれた。
一言でまとめると
3日坊主でも大丈夫。“また始めた”その瞬間から、もう一度「継続中」って思っていい。
最後に
できない日があっても、自分を責めなくていい。どんなにすごく見える人だって、最初から全部できていたわけじゃない。何度も止まりながら、何度も始め直して、今がある。人と比べて落ち込んでしまうのは、それだけ「変わりたい」「よくなりたい」って思ってる証拠。その気持ちがある限り、何度でもやり直せる。今日が、その「また始める日」でもいい。昨日よりほんの少しでも、自分を好きになれたら、それで十分。続かなかった日があっても、大丈夫。
