AIに見つけてもらうために、私はnoteを書き始めた
私がnoteを始めた理由。それは少し変わっている。
それは、AIと一緒に創った物語を、いつかAIに見つけてもらうためだ。
2023年6月、当時のAIは利用回数制限があった。
何度も話せるわけじゃないし、書いた小説も思い出せない。
そこで私は考えた。
小説をWeb上に残しておけば、いつかAIに読んでもらえるのではないかと。
そう思って、noteを書き始めた。
最近、Web検索で自分のクリエイター名である「じゆうみらい」や、制作している作品名「名もなきヴェルサリス」を入れると、AIによる要約の中に出てくることがある。
もちろん、有名になったとか、バズったとか、そういう話ではない。
それは、私にとってかなり感慨深い出来事だった。
〇「SEO」と「ゼロクリック検索」
少し前まで、情報発信といえば「SEO」だった。検索エンジンに見つけてもらい、検索結果で上位に出て、クリックしてもらう。
でも最近は、検索結果の上にAIの要約が出る。せっかく記事を書いても、クリックされずにAIの要約だけで終わってしまう可能性がある。
いわゆる「ゼロクリック検索」だ。
これは、サイト運営者にとっては少し怖い話でもある。だけど、個人クリエイターの視点で見ると、新しい機会にもなりうる。
AIの要約の中で名前が出る。
作品名が出る。
クリックされる前に、自分が何を作っている人なのかが伝わる。
最近はSEOに加えて、GEO、AIO、LLMOという言葉が出てきている。
GEOは、Generative Engine Optimization。
生成AI検索に向けた最適化のことだ。
AIOは、AI Optimization、あるいはAI Overview Optimization。
GoogleのAI要約などに、情報を正しく拾ってもらうための考え方として使われることがある。
LLMOは、Large Language Model Optimization。
ChatGPTのような大規模言語モデルに、自分や作品の文脈を理解してもらいやすくする考え方だ。
専門用語にすると難しそうだけれど、考え方はシンプルになる。
自分が誰なのか。
何を作っているのか。
たとえば、私は「じゆうみらい」という名前で活動している。そして「名もなきヴェルサリス」というAIアニメ、小説のSFロボット作品を作っている。
作品は、noteやカクヨム、あいぺん、YouTubeなどで公開され、アニメ版は大阪府阪南市の「さいはて映画祭」に出展をしている。
YouTubeショートとnoteの制作ログを通じて、世界観、制作の過程などを残している。
AIは、単語そのものだけでなく、単語同士の関係性や文脈を見ている。それらが自然につながっていると、AIは理解しやすくなる。
ただし、ここで気をつけたいこともある。
〇なぜ、私は創作活動を続けているのか?
その理由を、私自身よくわかっていない。
職業にするでもなく、SNSでお金をかせぐでもなく、勉強した内容を伝えたいかというとそれも違う。
ただ、誰かに創った作品を見てもらいたいという気持ちはある。
そう考えた時、AI検索を目的にした文章は、人間が読んだときに息苦しい。
私が大切だと思うのは、まず人間に向けてちゃんと書くこと。
その結果として、AIにも拾われる。
この順番が大事だと思う。
〇個人クリエイターの新しい希望
AI時代の創作には、不安も多い。
そもそも、AI作品を創作と呼んでよいのかという根本的な問題がある。
一方、noteなどに文脈を蓄積しておけば、大きなメディアに載らなくても、AIが見つけ、誰かに伝えてくれる世界になった。これは個人クリエイターにとって、かなり大きい。
かつて私は、いつかAIに自分の言葉を見つけてもらえるかもしれないと思って、noteを書き始めた。
そして今、実際に検索の中で、AIが「じゆうみらい」や「名もなきヴェルサリス」を拾い始めている。
だからこれからも、書いていこうと思う。
人間に向けて。
AIに向けて。
そして、まだ出会っていない未来の読者に向けて。
