【#00】私は「Doer(実践者)」でありたい。50代、カントリーマネージャーの挑戦。
はじめまして、Akiと申します。 外資系デジタルマーケティング・エージェンシーで、日本法人のカントリーマネージャー(代表)を務めています。
今日から、このnoteで英語学習の「実践記録」をつけ始めることにしました。
最初の記事として、なぜ私が今、発信を始めるのか。 そして、私の根底にある「Doer(実践者)」という価値観について書きたいと思います。
■ 昭和の野球少年が、デジタルの最前線に立つまで
私は福島県で生まれ育ち、高校時代は野球部の活動に明け暮れました。 泥臭い練習、厳しい上下関係、そしてチームワーク。 いわゆる「昭和の体育会系」が私のルーツです。
その後、京都の大学を経て、現在はシンガポールに本社を置く外資系企業のマネジメント職に就いています。
「福島生まれ・野球部出身」という伝統的な背景を持ちながら、デジタルの最前線で「新しいアイデア」を取り入れ続ける。
一見、矛盾しているように見えるこのギャップこそが、私のビジネスにおけるアイデンティティです。
■ 「評論家」ではなく「Doer」であること
年齢や役職が上がると、どうしても現場から離れ、「指示するだけ」「口を出すだけ」になりがちです。 しかし、私は常に「Doer(実践者)」でありたいと思っています。
デジタルマーケティングの世界は変化が激しく、昨日までの正解が今日は通用しません。 だからこそ、私は今でも「現場仕事(Hands-on)」を愛しています。自ら手を動かし、汗をかき、一次情報に触れること。
これは、かつてグラウンドでバットを振り続けた感覚に近いのかもしれません。 「技術は、理論ではなく実践(Do)でしか磨かれない」と知っているからです。
■ 自信を打ち砕かれた、2024年のリアル
その「Doer精神」が現在、英語学習に向いているのには理由があります。 それは、一昨年(2024年)に味わった、強烈な挫折体験です。
正直に告白すると、私はこれまで、自分の英語力にそれなりの自信を持っていました。 外資系での勤務経験も長いですし、長年地道に学習を続けてきたという自負があったからです。
しかし、その自信は「日本に住んでいない外国人クライアント」とのオンライン・ミーティングで脆くも崩れ去りました。
日本在住の外国人は、日本人の英語力や文脈に対して非常に寛容です。 しかし、海外にいる彼らには、日本人が英語を話すことへの「肌感覚」や配慮は一切ありません。しかも、相手は弊社のクライアントです。
ビジネスの場に相応しいRegister(言語使用域・トーン)の使い分け。
容赦ないスピードで飛んでくる質問への、ランダムかつ的確な応答。
そして何より、カントリーマネージャーという立場。
部下が英語で厳しく追及(詰められ)されれば、私が英語で割って入り、論理的に回答し、会議自体を円滑に進めなければなりません。
「英語が通じる」ことと、「英語でビジネスの難局を乗り切る」ことは、全く別の競技でした。 それは、冷や汗が出るほど難しいタスクの連続でした。
■ 猛省と反撃の2025年(毎朝2時間の絶叫)
この高いハードルを越えるため、昨年(2025年)は学習方法を根本から見直しました。 オンライン英会話「Cambly」で週3回のペースを守り、年間136回のレッスンを完了。「質より量」で、まずはバッターボックスに立ち続けました。
さらに取り入れたのが、「Active Recall(能動的な想起)」と「Spaced Repetition(分散学習)」という科学的なアプローチです。
会話で使えたら有益だと思った英文を、ひたすら暗記アプリの「Anki」に入力する。 そして、毎朝のルーティンである10kmのウォーキング中の約2時間を使い、大声でそれを読み上げ、反復し続けるのです。
端から見れば奇妙な光景かもしれません。しかし、泥臭く体に叩き込む以外に近道はないと、野球部時代の経験が教えてくれています。
その成果は、確実に現れ始めました。
言葉のレパートリーが格段に増え、話すスピードも「焦った早口」ではなく、落ち着いてコントロールできるようになりました。 以前は言葉が出てこず冗長になりがちでしたが、適切な名詞や動詞をピンポイントで選べるようになったことで、よりConcise(簡潔)で的確な発言ができるようになってきています。
■ 2026年、あえて「恥」をさらして学ぶ
手応えは掴めました。だからこそ、2026年はさらにギアを上げます。
このnoteでは、そんな私の「英語の実戦実験」を毎週記録していきます。 成功談だけでなく、言えなくて悔しかったこと、冷や汗をかいた失敗談も、ありのままに残すつもりです。
■ 最後に
50代からの「学び直し(リスキリング)」は、決して楽な道のりではありません。 しかし、「いくつになっても、新しいことを学び、実践する(Do)姿」は、悪くないものです。
同世代のビジネスパーソンの方、英語学習中の方、そして何より未来の自分に向けて。 これからコツコツと積み上げていきます。
どうぞよろしくお願いします。
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