見出し画像

体調が気候に左右される“低気圧女子”を理解しよう

芋子「小野先輩、女子大生にブロックされたんですって?」

小野「おいやめろ。開幕早々傷をえぐるなよ。誤解の無いように言っておくと、その人へのコメントを書いたことは一度も無いし、匿名で送ったマシュマロはむしろ喜んでくれたんだからな」

芋子「じゃあスペックだけで弾かれたということですね。小野先輩は女性のファッションには異常に詳しいですけど、それって表面的にしか見ていないってことじゃないですか。もっと内面の、女心を理解する必要があると思うのです。例えば、YouTuberいけちゃんのこのポストを読んで意味分かりますか?」

小野「低気圧? それで体調が優れないというのはあまりしっくり来ないかな」

芋子「ホラ、分かっていないじゃないですか。生理と同じくらい“低気圧”に悩まされる女性は多いのですよ。今回は小野先輩に“低気圧女子”について理解してもらいます」

小野「エー、何で急に真面目路線?」


1.そもそも低気圧とは

芋子「気圧を表すものと言えば、天気予報でおなじみの天気図ですね。まずは、いけちゃんが低気圧に触れているポストを投稿した日の天気図を見てみましょう」

(上記ポストは今年5月2日に投稿。この日の18時の天気図はこちら)

小野「いけちゃんは秋田県東成瀬村に移住したけど、この日は東京の自宅に居たのかな? 関東に低気圧が直撃しているのは何となく分かるけど、低気圧だと雨が降るんだっけ?」

芋子「何となくじゃダメなんですよ。ちゃんと理解して下さい。そうやって女心も何となく分かった気で居たんでしょ?」

小野(もう帰りたい……)

芋子「では天気図の読み方を説明します。たくさん描かれてある白い曲線は『等圧線』と言って、気圧が同じところを結んだ線になります。その中でも東京付近にある小さい丸が『低気圧』で、その数値は『996hPa(ヘクトパスカル)』であると読み取れるのです」

小野「そもそも気圧って何なの?」

芋子「一言で表すなら『空気の濃さ』です。空気が薄ければ『低気圧』、濃ければ『高気圧』となります。もっと分かりやすく言うと空気の粒が(周りと比較して)少ないのが低気圧です。で、以下の図の赤矢印に注目して下さい。空気の粒たちはどういう風に動いていますか?」

てるるん日記』より

小野「空気の粒たちは……低気圧に向かって集まって、それらがぶつかって、ぶつかった後は上に昇っているってことで良いの?」

芋子「正解です。ちなみにこの空気の粒が、いわゆる『風』なんですよ」

小野「じゃあ最初から風って言えよ……」

芋子「低気圧の中心に向かって風が吹き込み、上に昇っていく。これを『上昇気流』と言います。で、上空はとても寒いです。上に昇った空気(水蒸気)が冷やされると水滴氷の粒になります。これらが集まると白く見えて『雲』になるわけです」

キッズネットより

小野「雲が出来るなら必然的に雨が降りやすい。だから低気圧のところで雨が降るというわけか」

2.低気圧と頭痛の関係

芋子「低気圧で雨が降る仕組みが分かったところで、低気圧女子が悩まされている『片頭痛』についても解説しましょう」

小野「そうだよ、それが本題だよ。何で低気圧だと身体がだるくなったり頭が痛くなったりするの?」

芋子「ではここで、YouTuber河西美希さんの動画を観てみましょう」

小野「みきぽん!? めっちゃ懐かしいな。美容系YouTuber第一世代じゃないか?(2014~)」

芋子「この動画の5分49秒~7分43秒の間に語られている低気圧・自律神経・頭痛の関係についてチャッピーさんに要約していただきました」

低気圧で気圧が下がると、身体の中の圧力バランスが変化する。この変化を特に感じ取りやすい場所が内耳ないじで、内耳には気圧の変化を感知して体のバランスを調整するセンサーの役割がある。

低気圧により内耳が刺激を受けると、身体は「ストレスがかかった」と判断し、交感神経・副交感神経の切り替えが乱れやすくなる。これによって自律神経のバランスが崩れ、血管が拡張・収縮しやすくなり、頭部の血流や筋緊張にも影響が生じる。

その結果、
・頭痛
・頭が重い感じ
・めまい
などの症状が出やすくなる。

つまり、
低気圧 → 内耳が変化を感知 → 自律神経が乱れる → 血流変化や筋緊張 → 頭痛につながる
という流れが説明されている。

ChatGPTによる要約

小野「だいたい何hPaくらいで頭痛になりやすいの?」

芋子「そもそも1気圧=1013hPaなんですけど(これを標準気圧と言う)、これよりも6~10少ない1003~1007hPaくらいでも片頭痛が発症すると、どっかの論文で発表されたらしいです」

小野「急に雑だな……」

芋子「で、前述の、いけちゃんが低気圧に悩まされていた今年5月2日の天気図を思い出して下さい」

1007hPa以下で片頭痛

小野「あー! 低気圧のところは全部片頭痛だ!」

芋子「だから、雨の日で女性が頭痛に悩まされていたらそれはもう低気圧女子なんですよ。世の男性にはそこを理解して欲しいんです」

小野「俺、39年18年生きてきて全然知らなかったんだけど。それならそうと言ってくれれば良いのに」

芋子「でも生理よりは遥かに察しやすいでしょ。雨という明確な指標があるのですから」

3.低気圧女子への気遣い方

気圧などを教えてくれるアプリ『頭痛ーる』

小野「確かに分かりやすいし、気圧のアプリでも入れておけば尚更確実だけど、目の前の女子が低気圧女子だと分かったところで俺らに何ができるのさ?」

芋子「まず、頭痛にも種類がありますので、緊張型頭痛か片頭痛かを見極めましょう。頭痛で悩んでいる女子に『どんな痛みがする?』と聞くんです。その答えによってどちらかが分かります」

◎「頭がギューっと締め付けられているみたい」「カチューシャを長時間付けた時の痛みに似ている」→緊張型頭痛(全ての女子が経験する)

◎「ズキンズキンするような痛みがする」→片頭痛(低気圧女子が経験する)

河西美希さんの動画より

小野「てか雨の日なら高確率で片頭痛なんじゃないの?」

芋子「まあそうなんでしょうけど、生理中だと人によっては緊張型頭痛の可能性もあるから注意が必要です。この2種類には明確な違いがあって、例えば緊張型頭痛はカフェインNGで、片頭痛は逆にカフェインが効果的だとみきぽんさんは言っています

小野「みきぽんが言うなら間違いないな。つまり、良かれと思って緊張型頭痛の女子にコーヒーを渡してしまうと逆効果なわけか」

芋子「そうです。頭痛の種類をちゃんと理解していないと事故るので注意して下さい。ちなみに片頭痛に効果的な漢方は五苓散ごれいさんだとみきぽんさんは言っています

小野「五苓散はいけちゃんが効かないって言っていたけど……」

芋子「みきぽんさんを信じないんですか!? とにかく世の全ての男性は常に五苓散を持ち歩いて、低気圧女子にいつでも渡せるようにしておいて下さい。そうやって女心を少しずつ理解していきましょう」

小野「いや、でもいけちゃんは違うって……」

芋子「いけちゃんは箕輪さんが助けてくれるから良いんですよ!!」

小野「とうとう言っちゃったよ……」

いいなと思ったら応援しよう!