【繊細さんは深い恋愛】HSPだからこそ素晴らしい恋愛ができる
「彼氏、いないの?もったいないね」
同僚にそう言われて、愛想笑いでごまかした。
もったいない、か。
確かに、私には彼氏がいない。というか、できたことがない。
20代半ば。周りは、どんどん彼氏ができて、結婚する人も出てきた。
でも、私には、恋愛がよくわからない。
好きな人ができない、というわけじゃない。好きになったことはある。
でも、その先に進めない。
「私、HSPなんです」
最近、自分がHSP(Highly Sensitive Person:とても敏感な人)だと知った。
繊細さん、とも言われる。
些細なことに気づきすぎる。人の感情を読み取りすぎる。刺激に弱い。一人の時間が必要。
「あ、これ、私だ」
HSPについて読んだとき、すべてが腑に落ちた。
昔から、周りの人とは少し違うと思っていた。
友達が気にしないことが、私にはすごく気になる。
みんなが楽しんでいる騒がしい場所が、私には苦痛。
映画を見ても、音楽を聴いても、人の話を聞いても、すごく感情が揺さぶられて、疲れてしまう。
「あなた、繊細すぎるよ」
母によく言われた。でも、繊細なのは悪いことなのだろうか。
HSPだとわかって、少し楽になった。
「私がおかしいわけじゃないんだ」
でも、同時に、新しい悩みも出てきた。
HSPだから、恋愛が難しいんじゃないか、って。
恋愛って、人と深く関わること。感情が大きく動くこと。
HSPの私には、それが重すぎるんじゃないか。
実際、好きな人ができても、すぐに不安になる。
「嫌われたらどうしよう」 「迷惑かけてないかな」 「私なんかと付き合って、幸せになれるのかな」
そんなことばかり考えて、結局、告白もできずに終わる。
学生時代、好きな人がいた。
同じクラスの、優しくて穏やかな男の子。
彼は、みんなに優しかった。私にも、普通に接してくれた。
でも、私は、彼の些細な言葉や態度に、いちいち一喜一憂していた。
「今日、笑ってくれた」って喜んだり。
「今日は、あまり話してくれなかった」って落ち込んだり。
友達に相談したら、「考えすぎだよ」って言われた。
でも、考えないようにしても、考えてしまう。
それが、HSPなんだと、今ならわかる。
結局、その恋は実らなかった。
告白する勇気もなく、ただ遠くから見ているだけ。
社会人になってからも、何度か好きな人ができた。
でも、同じだった。
好きになると、相手のことを考えすぎて、疲れてしまう。
相手の気持ちを読み取ろうとしすぎて、自分を見失ってしまう。
「私といても、楽しくないだろうな」
そう思うと、距離を置いてしまう。
そして、結局、何も始まらない。
友達は、恋愛を楽しんでいるように見える。
「彼氏とケンカしちゃった」なんて言いながらも、楽しそう。
でも、私には、そんな風に恋愛を楽しむことができない。
恋愛って、楽しいだけじゃない。
不安も、嫉妬も、すれ違いも、ケンカもある。
HSPの私には、そういう感情の波が、重すぎる。
だから、恋愛を避けてしまう。
一人でいる方が、楽。
誰にも気を使わなくていいし、誰にも傷つけられない。
でも、本当は、恋愛してみたい気持ちもある。
誰かと深く繋がりたい。誰かに大切にされたい。誰かを大切にしたい。
そんな気持ちは、ある。
でも、それと同時に、恐怖もある。
「HSPの私に、恋愛なんてできるのかな」
ある夜、SNSでHSPについて調べていたら、こんな投稿を見つけた。
「HSPだからこそ、深い恋愛ができる」
え?
私は、HSPだから恋愛が難しいと思っていた。
でも、その投稿には、逆のことが書いてあった。
HSPは、感情が豊か。だから、愛も深い。
HSPは、相手の気持ちに敏感。だから、相手を思いやれる。
HSPは、深く考える。だから、関係を大切にできる。
「本当に?」
半信半疑だった。
でも、その投稿を読んで、少しだけ、希望が見えた気がした。
もしかしたら、HSPであることは、恋愛において欠点じゃなくて、強みになるのかもしれない。
もしかしたら、私にも、幸せな恋愛ができるのかもしれない。
そう思ったら、ちょっとだけ、勇気が湧いてきた。
でも、具体的にどうすればいいのかは、まだわからない。
どうすれば、HSPの私が、恋愛を楽しめるのか。
どうすれば、不安に押しつぶされずに、誰かと関係を築けるのか。
その答えを、知りたい。
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HSPと恋愛の関係、コミュ力と恋愛の本質、不安との向き合い方、自己肯定感の育て方。
そして、敏感で感情豊かであることが、恋愛においてどれほど素晴らしい強みになるのか。
この記事を読み終わる頃には、きっとあなたも、「HSPだからこそ、素敵な恋愛ができる」と思えるはず。
明日から、もっと自分に自信を持って、恋愛に向き合えるかもしれません。
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