後醍醐天皇
鎌倉幕府の支配が長く続くほど、朝廷の中には「このままでいいのか」という焦りが溜まっていった。財政は苦しく、官職や所領をめぐる不満もくすぶり、武士の秩序もまた万全ではなかった。そこへ討幕の構想が重なり、密議と挙兵が繰り返される。失敗しても引かず、隠岐からの脱出で流れを変えたのが後醍醐天皇だ。だが勝ったあとの新政は思うように整わず、やがて味方の中から決定的な裂け目が生まれていく。
後醍醐天皇 〜倒幕の夢、南北朝の裂け目〜
後醍醐天皇の軌跡──挫折と再起の生涯
討幕の密議──元弘の変への道
隠岐脱出──再び京を目指す夜
建武の新政──理想と現実のずれ
ひとつ上のまとめ:鎌倉時代
