見出し画像

将来が不安で仕方なかった僕が、今の職場で見ている景色

このノートを読んで欲しいあなたへ

子どもの将来を考えると、
今の困りごとが、
全部その先につながっている気がして、
余計に苦しくなることがあります。

僕も、ずっとそうでした。
でもあるとき、
「見ている景色そのものが違っていたのかもしれない」
そう感じる出来事がありました。



見える景色が変わった


これまでの育児と、
仕事を手放すという選択を経て、
僕は今、少し違う景色を見るようになりました。

無職になり、
子どもと向き合う時間が増えたこと。
そして今は、
障害のある方々の「働く」を支える現場で、
日々、人と関わっています。

その両方を経験して、
以前は見えていなかったものが、
少しずつ見えるようになりました。


本人を変えようとしない現場


今の職場で、
僕が一番驚いたことがあります。

それは、
「本人を変えようとしていない」ことでした。

できないことを矯正するでもなく、
無理に頑張らせるでもない。

代わりに、
・環境を整える
・役割を調整する
・安心して力を出せる関わり方を考える

そこに、徹底的に力を注いでいました。

「人を変える」のではなく、
「人が力を出せる環境をつくる」。

その姿勢を目の当たりにしたとき、
僕の中で、ある光景が浮かびました。


長男の姿


それは、
幼稚園を変えたあとの、長男の姿です。

子ども自身は、何も変わっていません。
変えたのは、環境でした。

場所が変わり、
関わる大人が変わり、
求められることが整理された。

それだけで、
癇癪は少しずつ落ち着き、
表情がやわらぎ、
家で過ごす時間も穏やかになっていきました。

「できるようにしよう」としなくていい。
まずは、過ごしやすくする。

それだけで、
子どもはちゃんと、自分のペースで進んでいく。

現場で見ていることと、
家庭で起きていたことが、
一本の線でつながった瞬間でした。


発達のことで悩む子育ても同じ


発達のことで悩みながら子育てをしていると、
どうしても
「できるようにしないと」
「普通に近づけないと」
という焦りが生まれやすくなります。

でも、
できない理由を探し続けるより、
関わり方や場所、期待の置き方を整えてみる。

それだけで、
子どもも、親も、
少し息がしやすくなることがあります。

これは、特別な話ではないと感じています。
どのような場所でも
似たことが起きているように思います。

人は、無理に変えようとされると苦しくなる。
でも、環境が合えば、
自然と力を出せる。

それを、
僕は仕事の現場と、家庭の両方で見てきました。


今の仕事とつながった、息子の未来


だから、
今の仕事と、
子どもの発達と必死に向き合っている今の生活、
その先にある家族の未来が
僕の中で、一本につながっています。

この仕事は、
ただの「転職」ではありませんでした。

これは現実と希望の両方を、
ちゃんと見つめ続けるための選択だったと、
今は感じています。

大きな使命感があったわけではありません。
ただ、
「この考え方なら、光があるかもしれない」
そう思えた。

それだけでした。


終わりに


子どもに向き合う毎日で精一杯なのに、
その先の将来まで考えてしまう。

それは、心配性だからではなく、
大切に思っているからだと思います。

僕自身、
ずっと「どう変えればいいんだろう」
と考えていました。
でも今は、
「変えるのは、子どもそのものじゃないんだろう」
そう感じています。

関わり方や、
環境や、
期待の置き方。

そこに目を向けるだけで、
見えてくる景色が変わることがありました。

もしこのnoteを読んで、
「確かにそうかもしれないな」
と感じる瞬間があったなら、
それだけで十分です。

ここまで読んでくださって、
ありがとうございました。

気づきやご感想をコメントにて
聞かせてもらえると嬉しいです。

次回は、
障害のある方の「働く」を支える現場での体験を通して、僕がこれからどんな視点で、
子どもの発達や将来と向き合っていこうとしているのかを書いていきます。

いいなと思ったら応援しよう!