元葬儀屋が教える ② 「人が亡くなった後の流れ」 〜葬儀社との打ち合わせについて〜
元葬儀屋が教える
「人が亡くなった後の流れ」
〜葬儀社との打ち合わせについて〜
前回の記事では、
ご遺体の搬送からご自宅(または安置施設)に安置するまでの流れについてお話ししました。
故人が安置され、ご家族が少し落ち着いた頃、次に行うことが
葬儀社との打ち合わせです。
この打ち合わせでは、葬儀の日程や葬儀の内容など、今後の流れを決めていきます。
悲しみの中での打ち合わせは大変なものですが、事前に少し知識があるだけでも心の余裕は変わってきます。
今回は、打ち合わせの流れと注意点についてお伝えします。
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① 喪主を決めておく
打ち合わせを始める前に、まず決めておきたいのが
喪主となる方です。
葬儀の打ち合わせでは、日程・葬儀形式・費用など、さまざまなことを決めていきます。そのため、意思決定ができる方が中心となって話を進める必要があります。
一般的には
・配偶者
・長男
・長女
・故人に最も近いご家族
などが喪主を務めることが多いです。
打ち合わせには、喪主の方を中心に、家族の中でも特に関係の深い方、いわゆる主要なご家族で臨むとスムーズです。
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② 打ち合わせに参加する人は慎重に
ここで一つ、元葬儀屋としてお伝えしたい大切なことがあります。
それは
打ち合わせに参加する人の選定です。
私が葬儀社で働いていた頃、よく見かけたケースがあります。
それは、
・親戚の中で葬儀に詳しい方
・地域の班長さん
・近所の世話役の方
などが打ち合わせに同席するケースです。
もちろん善意で参加してくださる方も多いのですが、時にはその方々の意見が強くなりすぎてしまい、本来のご遺族の意向が反映されないという場面も少なくありませんでした。
また、よかれと思って発言してくださるアドバイスでも、昔ながらの慣習や考え方が強く、遺族としては否定しにくくなってしまうこともあります。
そのため、打ち合わせに参加する方は、あらかじめご家族で相談し、誰が同席するのかを決めておくと安心です。
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③ 葬儀の日程を決める
打ち合わせの中で最初に決まることの一つが、
葬儀の日程です。
葬儀の日程は、いくつかの要素を考慮して決められます。
・葬儀会場の空き状況
・菩提寺の都合
・火葬場の予約状況
・ご遺族や親族の都合
これらを調整しながら、通夜と葬儀の日程が決定します。
また、日本の葬儀では友引という日を避ける習慣があります。
そのため、多くの火葬場は友引の日を休業日としていることが一般的です。
ただし地域によっては、友引の日でも通夜式は行うというケースも多く見られます。
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④ 火葬場の予約と菩提寺への連絡
日程を決める際には、まず葬儀社に火葬場の空き状況を確認してもらいます。
火葬場の予約が取れる日が決まると、それに合わせて通夜と葬儀の日程が決まっていきます。
その後、菩提寺がある場合はお寺への連絡を行います。
地域にもよりますが、菩提寺への第一報はご遺族から連絡することが多いです。そのため、事前にお寺の連絡先を把握しておくと安心です。
とはいえ、葬儀社は地域のお寺と日頃から関係がありますので、お願いすれば葬儀社が連絡を取ってくれることもあります。遠慮せず相談してみるとよいでしょう。
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⑤ 火葬場が混んでいる場合
最近は地域によって、火葬場の予約が取りにくいケースも増えています。
そのため場合によっては、葬儀まで1週間ほど待つということもあります。
その間は、葬儀社がドライアイスを用意し、ご遺体を保護しながら安置します。
故人が自宅にいらっしゃる時間が長くなることもありますので、ご家族や親族がゆっくりお別れできる時間になるという面もあります。
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まとめ
葬儀社との打ち合わせでは、
・喪主の決定
・葬儀の日程
・火葬場の予約
・菩提寺との調整
など、葬儀の大きな流れが決まっていきます。
悲しみの中で決めることが多く、大変な時間ではありますが、葬儀社の担当者もご遺族を支える立場としてサポートしてくれます。
分からないことや不安なことがあれば、遠慮せず相談することが大切です。
次回の記事では、今回の続きとして
葬儀の具体的な内容の打ち合わせや、準備しておくことについて解説していきます。
少しでも皆さまの不安を和らげる記事になれば幸いです。
