僕の手には、両親が宿っている 「#手」
自分の手を見ると、両親を思います。
両親は死んでません。ともに、いたって健康です。
二人して四国のお遍路さんを始めたようです。父はバイク、母は電車と徒歩。なんで別行動やねん。
田中弥三郎です。
くりすたるるさんの企画に乗っからせてもらいます。お題は「#手」。
トップ画は歌川国芳。
『鏡面シリーズ 猫と遊ぶ娘』から。
娘さんの手と猫の手が良い感じ🐱
手を見る
仕事中 いつも見てる 自分の手
手を使う仕事(鍼灸マッサージ師)なので、自分の手を見ることが多いです。というか常に視界に入ってきます。
指が細くて、骨ばった手。まるっきり母親と同じ手の形です。
指のわりに爪が小さくて、血管が太くて浮き出てるのは父親と同じ。間違いなく両親からもらった手です。
手は肉が付きにくいから、骨格の特徴が分かりやすいんですよね。

写真にしたら親指だけやたらイカツく写ってる。
もうちょっと薄っぺらい感じの手だと思ってたんだが。
この手で僕は、生きている
両親からもらった手で、お仕事をしています。
仕事柄、親指周りの筋肉は厚くなって、親指以外と手首はなぜか細くなった。引き締まったってことにしておこうか(笑)
ずっとこの手で仕事をしてきました。他の仕事は知りません。バイトしたのも、蕎麦屋の厨房だけ。まぁそれも手を使ってたわけで。
働きはじめの頃はうまくいかないことだらけで、夜中に犬に聞いてもらったり、じっとしていられなくてランニングしたりした夜もあったけど(笑)
自分なりに頑張った結果が、いまの自分の手だってことで、それで食っていけてるんだから有り難いことです。
夫婦二人だから、遊んでばっかだけど😜
うまく喋れない僕だけど
手が自信をくれる
ひとと話す仕事をしてる割に、話すのは苦手でうまく続けられません。
コミュ力おばけの妻は、誰とでもすぐに仲良くなってます。考えるよりも先に口が動いてしゃべってるみたいで、それで仲良くなっちゃうんだから、わけが分からん。
出来る人はそんなもんなんでしょう。
出来ない僕はどうしてもうまく行かないけど、手が助けてくれます。
マッサージしながらだったら、それなりに(あくまでそれなりに)話せるんです。真正面に向き合う感じも薄れるからか、気構えることもありません。
手が僕に、自信をくれる感覚です。
そして無言でも気まずさを感じなくなります。手で触れることで、通じ合うのでしょうか。
僕を支えてくれる手
それなりの年齢になって、親の有難みをひしひしと感じています。それと同時に、このまま続くわけじゃないってことも、感じています。
両親に介護が必要になるかも知れないし、パタッと倒れて「ちーん」もあり得るわけで。父はもう、祖父が亡くなった年齢を超えてますしね。
たとえ両親がいなくなったとしても、僕にはこの手がある。二人に似た、僕だけの手がある。
だからきっと、寂しくはならないと思う。
この手が僕を支えてくれるから。
というわけでとーちゃんかーちゃん。
お陰様で元気でやれてるし、作ってくれる野菜のおかげで我が家の食卓は豊かで、元気をもらってます。
のびのび育ててもらってたことに、最近になって気付いたので、まぁときどきは帰ろうと思います。
厄年のお祓いでも、「親を大事にせなあかん時期」って教えてもらったし。
いつもありがとね。
その「手」に 僕は 魅せられて
瑞々しくて 可愛くて
トップ画に国芳を使いましたが、思い出したことがありました。
「手」ってすごく表情が豊かなんですよね。手だけで可愛らしさや妖艶さも表現できるほど。
歌舞伎、とくに女形の良さに気付いたのは「手」の芝居でした。
手の主は中村壱太郎(なかむらかずたろう)さん。
お父さんは中村鴈治郎さん、お母さんは日本舞踊吾妻流の宗家・吾妻徳穂(二代目)さんで、壱太郎さん自身も吾妻流の家元かなんかだったはず。
坂田藤十郎さんのお孫さんにあたります。
武家の娘さんの役で、話の主役ではなかったんですが、その「手」の可愛らしさ瑞々しさにすっかり心を奪われてしまいました。

残しとくもんですね😸写真は平成24年1月の舞台写真。
もっと「手」の写真があれば良いんだけどね
今年は2月大阪松竹座、3月京都南座に出演されます✨️
ギタリストも。
ギタリストの手の動きも印象的で、それぞれに味があってよろしいですねぇ。
ギターデュオ(ユニット?)の「anmi2(あんみつ)」のお二人。T-SQUAREの安藤まさひろさんと、みくりや裕二さん。
妻の友人に誘われて、
「へぇ〜、TRUTHの人かー」なんて勢いでなーんも分からず行ったんです。神戸チキンジョージ。
プレイは言うまでもないのですが、お二人の弾き様に目を見張りました。弾き様が対照的で、それぞれに魅力的で興味深いんですよね。
ギターなんにも分からんけど、とにかくカッコええわぁ〜✨️✨️✨️
私が見に行った公演とは、場の雰囲気がだいぶ違うけど、載せたいので貼っちゃう。
自分たちだけだったら、あんみつのライブ行くことはなかっだろうから、誘ってくれた彼女には感謝です。
その子は安藤さんの追っかけしてて、サイト運営もしてた。面白い人だったなぁ。
ピアニストは外せないよね
手が魅力的に映る楽器といえば鍵盤は外せませんね。藤井風さんの手は本当に魅力的😍
ピアノ好きな患者さん(その方の妹君はピアノ講師)とも、藤井風さんの話で盛り上がってます。
白鍵の根元をタッチしてるんですよね。女性の手の力では、ちゃんと音が出ない(=弾けない)ところをタッチしてる😳
だからといってむやみにやかましい音じゃなくて、優しいのに力強い感じのするピアノ。たまらんですねぇ。
表情も魅力的だけど、もっと手元もカメラで狙ってほしい。手元も見たい。ニーズあると思うんだけどなぁ🤔
私はこの曲&アレンジ&映像がたまらんです。
若い!!Tシャツのサイズ感が今と違う🤣
関係の象徴としての「手」
「手」について書いてたらまた思い出しました。昨年のNHK大河ドラマ『光る君へ』。
オープニング映像の手の描写がキレイで。
物語の終盤、道長が手を差し出したとき、手を取ったのは、そしてその手は……
でした。
未視聴の方はわけ分かんないよね、スミマセン。でもハッキリ文字にするのも野暮というもの。
「手」が印象的なドラマでした。
「手紙」もいっぱい出てきましたね。ちゃんと役者さんが、資料を参考に字を書いてたそうです😳
主演の吉高由里子さんは左利きなのに、右で筆を持って😱
吉高さん、「『花子とアン』といい、どうしてNHKは私に字を書かせるのか」ってボヤいてた🤣
やり切るからスゴいですね。
オープニング映像、良かったですよね。
録画派なので飛ばすことも多かったけど🤣
この手に救われたこと(笑)
指輪が。
妻はまぁそこそこの年齢なので、華奢すぎる指輪は似合いません。
甘すぎず派手すぎず、そこそこ存在感のあるユニセックスデザインの結婚指輪を選びました。
ピンクゴールドの地金の指輪です。
一緒に選んで見ていても、私はとくに欲しいとは思わなかったので妻にだけ。指輪自体は好きなんで、一緒に選ぶのは楽しかったです。
数年後。
妻の知り合いが結婚することになり、夫婦で結婚式に参列することにしました。
せっかくのお祝いなので、ペアリングで参列しようと思い付いた私。妻も提案を賛成してくれたので、いそいそと結婚指輪を買ったお店に出向きました。
モノは決まってるから、あとはサイズ。
私はぴったりサイズの指輪が苦手なんだけど、お店のお姉さんが言うには
「付け外しのときは少し引っかかりがあって、付けたときにくるくる回るくらいのサイズが基本です✨️」
だそうで。
僕の手は関節がゴツいので、関節を通れば自然と指輪はくるくる回るくらいのサイズです。ホントはもう1つ上のサイズが希望だったけど、店員さんのいうジャストサイズに決定。
刻印もお願いしたので、納品は10日後とのことでした。
大きめサイズにして抜けて失くしちゃうのも悲しいし、まぁこんなものなんでしょう。
で、お茶を飲みながら
お店を出てお茶を飲んでいたら、唐突に妻が自分の指輪を外して
「コレ、付けてみて?」
???
とりあえず嵌めてみると、間違いなく注文したサイズと同じ。
『注文したのとおんなじサイズやわ(笑)』
「やっぱりおんなじサイズなんや。じゃあ、ワンサイズ大きいやつに注文変更してもらおう♫」
「私、ちょっとキツイねん(笑)今のコレをアナタに渡すから、新しいヤツを私にお願いします✨️」
すぐに妻はお店に電話を入れて、サイズの変更をお願いしました。
思わぬ形のペアリングになりました🤪
「#手」でなら仕事柄、すぐに書けると思ったものの……
大して広がりませんでした🤣🤣🤣
それどころか他の人の魅力的な「手」ばっかりが浮かんできて、スキに衝き動かされました😅
結果的に自分の手を公開処刑(笑)するみたいになったけど、それも悪くないかな🥸
ご笑納ください。

学生のとき、指圧の先生に引かれた(笑)
