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記録:ZINE、深海、陽の光(20260220-0227)

ZINE制作のきっかけが掴めた嬉しい週。
日記を振り返ると、雨、海、汗と、いろんな液体に意識がいっていた1週間だった。


◾️20260221:俄然ZINEを作りたくなってきた

今日はZINEづくりについて学べるイベントがあり、荏原中延駅で降りる。初めて訪れる場所だ。何回見直しても、読み方を覚えられない。ありわらなかのべ、ぶわらなかのぶ、えばらなかのべ…。正解は、「えばらなかのぶ」。みんなそれぞれ、漢字の見た目と読み方がどうしてもしっくりこない!というワードがあるのではないか。私にとっては、これがそう。正解を確認しても、頭が拒否しているのが分かる。理由はわからない。えばらなかのぶ、えばらなかのぶ…呪文のように繰り返す。

参加したのは、「おしゃべり編集室」。KAZENONE BOOKさんが主催するワークショップ。インスタで見かけたことがきっかけ。まだ一度もZINEをつくったことのない方へ、ZINEづくりの基本が知りたい人におすすめ、という文言に惹かれ、予定に問題がないことが分かったら、すぐに申し込んだ。自分が本当にZINEをつくるのかはまだ、分からない。でも、ZINEづくりを楽しむ人の姿や作品に触れていたら、もっと知りたいし近づきたいと思った。

イベントは、予定の2時間を少し超えて終了した。私と同じく、ZINEに興味を持ち何かやろうとしている人たちと出会い、真正面に作品づくりに向けておしゃべりするのは本当に楽しかった。帰り道、このホクホクした気持ちは改めて記事にしようと心に決めた。

◾️20260222:アンケートより

この週末は天気がいい。ゆっくり目を覚ますと、カーテンの向こうから淡い光がチラチラして、とても嬉しい。

昼前に家を出ると、ちょうど近隣で公共スペース活用に向けた実証事業をやっていた。塗り絵や、ゆったり座れるスペースが用意され、今後のまちづくりの参考にとアンケートを取っている。小さな子供から大人まで、のびのび楽しんでいて牧歌的な雰囲気。この場所でどんなイベントがあったら嬉しいか、というアンケートがあり、少し考えて本を楽しめるようなことを回答した。そしてふと、半年前や1年前だったら、違う答えを書いていただろうなと思う。去年は、色々と試行錯誤をして、知らない世界に飛び込んでみたりした。自分のキャパを知り、しんどいなと思ったこともるが、動いたから持てた視点もあると今なら感じる。少し前まで、「まずやってみる」という言葉には抵抗感があった。それも、見え方が変わってきた気がする。

◾️20260223:陽気に浮かれて適温知る


夫と外出。コワーキングスペースで作業。
その前に、無印良品に立ち寄る。店舗入ってすぐの場所に、春、桜、といった言葉が踊っている。外も暖かい日だった。陽気に浮かれて「ふわふわ桜ラテ」を買う。

「いつも景色の良さを挙げていたけれど、部屋に光が差し込めばいいのかもしれない、それならすりガラスでもいいのかもと思って。」
何の流れか、私たちの理想の住まいの話になった。たしかに、これまで暮らした家を思い出すと、大体窓が大きくて、日の傾きで時間の経過を感じられるような部屋だった。角部屋で窓が2つあったりしたら、なお最高だな。網戸にしたとき、そよそよ風が吹いて、部屋を通っていくと、もう言うことなし!水滴が落ちて染みて広がっていくように妄想は止まらない。

コワーキングスペースに入り、ふわふわ桜ラテを飲んでみた。これくらいかなと粉を掬い、お湯を注ぐ。桃色の湯にふわふわ泡が立ってかわいいの塊。あざとい。ひとくち飲む。あれ?思ったより味がしないかも…不安になって更に粉を足す。スタンディングパウチから直接、5振りくらいした。あれ…味と香りはそのままに、糖分だけ増えていく。ちょっとしょんもりした気持ちのまま飲み進める。作業に移る。作業、作業、作業…

気づいたら桜ラテがすっかり冷めていた。何の気なしに飲んだら、甘い!おいしい!桜の香りがする杏仁豆腐を飲んでいるような気分だった。温度によって、こんなに味の感じ方が違うのか(もしくは、私の舌のセンサーが過度にバグっているのかも。)。飲み物にも適温があるのかなと思う。次は、ぬるめのお湯で作ってみようかな。

◾️20260224:東京メトロで秘密の夜


最近、地下鉄に乗って移動するのが好きだ。路線沿いの人口によるのか、なんとなくJRより空いている気がするし、車両もちまっとした印象で親しみがある。混雑時は身を捩り気を使うが、それでも、東京の真下を走ってるのかと思うとなぜかワクワクする。

プラの曲に、「東京メトロで深海を漂流している最中です」と歌い始めるものがある(2番だったかな。)当時仙台で高校生をしていた私には、東京はとても遠い存在で現実感がなく、だからこそなのか、差し込む光を受けて海を進む車両を想像し憧れを抱いていた。いまも、その残り香を感じているのかもしれない。

今日は、メトロでトム・ブラウンのライブへ。
海をあがれば、狂気のステージ。

トム・ブラウンの4545ライブ~4thシーズン~14玉目~3玉目~

今回も最高でした。漫才3本、コント2本。全部出来たてホヤホヤの新ネタ。漫才は合体ネタやリズムネタで見ている型をベースに感じつつ、それぞれ唯一無二の進化をしていたのがよかった。みちおの造作もドデカくてよかった。1ネタ目の漫才で、みちおの右鼻から垂れた鼻水が光っていて、「まずはみちおの汗と鼻水を拭いてあげてください」とアンケートに書こうかなと思っていたら、すかさず布川さんが鼻拭いて?!って突っ込んでて流石です。ぬかりない。トム・ブラウンはいつも全力だけど、今日はとりわけ声圧強めのマジ喧嘩が頻発し、ダメーで飛び散る汗しぶき、舞台の上手から下手まで飛ぶ唾、冒頭の鼻水と、液体多めの回だった。こちらも笑って悲鳴をあげていい汗かかせてもらった、狂気の夜だ🤘

無事生還したことに感謝をして食べた水餃子

◾️20260225:じっとり降る雨


久々の雨。12℃。こんなときどんな服装がちょうどいいんだっけ。色々楽ちんなのでニットを手に取る。せめてもの工夫ということでヒートテックはお休みにした。アウターはいつものダウンジャケット。もこもこしてるから、多少濡れても貫通しないのが心強い。外に出る。もわっとした湿気を感じる、寒さは微塵も感じない。むしろ蒸し暑い瞬間もある。これは失敗だな。相変わらず、温度に合わせた服選びが苦手だ。

冷たく濡れた袖がピターとまとわりつく。うぇぇーと言いながら剥がしても、重力に従って再び抱きついてくる。じっとり重たい袖を振り会社へ。もう雪は降らないのだろうか。

◾️20260226:無限うどん

昨日から夫の体調が優れない。ちゃんと休みをとり、療養できるみたいでよかった。今日は私も在宅で仕事だった。終業して、今日の夕飯をどうしようか相談する。煮込みうどんを作ることにした。

年末の忘年会のイベントで当選した乾麺のうどんがたくさんある。あと4袋くらいある。新しいうどんは仕入れず、この子達を活かして作ろう。さて、そこで悩むのが作り方。乾麺で煮込みうどんを作る時はどうするんだろう、そのままお鍋に突っ込んでいいのか。調べると、まずは麺だけ茹で、冷水で洗ったのち、煮込み鍋に移すんだそうだ。茹でた後にちゃんと洗うのがポイントで、そうしないとツユが小麦粉っぽくなったり変な粘り気になったりするそうだ。煮込みうどんの鍋はホットクックにになってもらうことにして、ツユと具材を煮込む。

ついでに、あんかけをのっけたらどうだろう。ふわふわ卵入りにして、カニカマも割いてあげたら、彩りもバッチリだ。並行して、あんかけもお鍋で作る。あんかけは、煮込みうどんに後がけする形にしよう。

そうして、煮込みうどん2人前、あんかけ2人前のレシピで調理を進めたら、最終的に4人前(なんなら6人前くらいあるかも)はありそうな大ボリュームになってしまった。私は算数ができないし、ちょうどいい量でご飯を作ることもできないのだ。おずおずと夫に物量を見てもらったら、「てっきり、あんかけのお鍋にうどんも入ってるかと思った」とキャキャキャと笑ってくれた。ありがとうありがとう。うどんは今晩2杯ずつ食べ、最後の1杯は翌朝のごはんとなった。

◾️20260227:9分間のデッドヒート

朝、電車に乗るため駅へ向かう。いつも通りギリギリの時間で、一秒すら惜しい。私はいつもスマホを握りしめ、Googleマップの経路検索結果をチラチラ見ながら急ぐ。目当ての電車が定刻通り着きそうか、数分遅れて着きそうか、リアルタイムに分かるのだ。

「今日は数分遅れてきそうだ、助かった…!」などと都合のいいことを思っていたら、ふと、右後ろからスサササと足音が迫り、そして追い抜いていった。朝の通勤経路では、私が人を追い抜くことはあっても(いかんせんギリギリなので)、人に追い抜かれることはなく、新鮮だった。サラリーマン風の男性だった。この時間、この場所でこれくらい急ぐってことは、この人も同じ電車に乗ろうとしているのかも。

絶対逃したくない電車があり、足早に歩く。とはいえ疲れるので、途中ペースを落としたり、調整をしながらゴールを目指す。お互いにそんな感じで歩いていたためか、そのあともサラリーマン風の男性と追い抜き追い抜かれのデッドヒートが繰り返された。顔も名前も知らないのに、なぜか無言で熱いレースを繰り広げているような感じだった。途中、レース相手はコース中盤で向かい側の歩道に渡っていった。ゴールまでには、何度か横断歩道があり、いつか向こう側に渡っておく必要がある。なるほど、ここで横断する派か。私はこの先で渡る予定。ここで道は隔たれた。OK、このあとはゴールで会おうぜ。

勝手に謎の連帯感を感じながら、歩く歩く。無事ホームに辿り着き、目当ての電車に乗ることが出来た。レース相手の方はどうだろうか。お互いの健闘を讃え、乗りたい電車に間に合ったことを祈る。

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