女性の『べつに・・・』は怒っています! 男女の沈黙に潜むすれ違いの正体(男女の思考の違いシリーズ①)
この記事は、「恋愛も夫婦もココでズレる!男女の『思考の違い』を科学的に読み解く」シリーズの第1弾です (^^♪
『べつに・・・・』
この一言に、
どれだけの男性が戸惑い、
どれだけの女性が『なんで分かってくれないの!』と心の中で叫んだことでしょうか?!

恋愛や夫婦関係において、男女のすれ違いは日常茶飯事。
でも、それにはちゃんとした『理由』があるんです。
実は、男女の『思考の違い』を理解するだけで、
無駄なもめごとや喧嘩はぐっと減らせるんです。
コのシリーズでは、日常生活で起こりがちな“男女の思考のすれ違いあるあるを『テーマ』ごとに取り上げ、脳科学や心理学の視点から、やさしく分かりやすく読み解いていきます (*’▽’)
では、今回はまず第1弾として、
男女のすれ違いの代表例として有名な
「沈黙のすれ違い」について、
医学・心理の視点から分かりやすく読み解いていきます (^^)/
読んで下さりありがとうございます💓
『スキ』と『フォロー』の程、宜しくお願い致します <(_ _)>
先ずは、この言葉!
『男を理解できない女』
『女がわからない男』
こちら👆は、
脳科学や心理学の分野でも知られる樺 旦純さんの著書のタイトルですが、
まさにこの言葉、よく聞きますよね!!
『使ったことがある!』って方も多いかもせりません。
そして、このタイトルには、
微妙な男女の『思考の違い』を表しているんです!!

■『男を理解できない女』
『理解できない』とは、『相手を分かろうとして考えている』こと。
女性は一般的に、相手の気持ちや背景にある感情を読み取りたいという、
共感的で内面にフォーカスする傾向があります。
このフレーズには、
『どうしてそんな言い方をするの?』
『本当は何を思っているの?』
という行動の裏側にある『心・感情を読み取りたい』という心理がにじんでいます。
■『女が分からない男』
『分からない』は、どちらかというと直感的・外側からの判断で使われがち。
男性は、問題解決や結果を重視する脳傾向が強いため、
『女性の行動の理由や感情の動き』が論理的に解釈できないと、
『分からない』と切ってしまう傾向があります。
『なんで急に怒るの?』
『何が言いたいの?』
『どうすればいいの?』
『言ってくれないと分からないよ』
のように、『答えや解決法』を探す傾向があります。
つまりこのタイトルには、
女性は『気持ちを理解したい』
男性は『行動の意味を理解したい』
という脳の使い方・認知傾向の違いが自然ににじみ出ているです。
流石ですね~!!樺 旦純さん!!
この『理解のしかた』の違いが、
日常のあちこちにすれ違いを生んでいるんです。
『沈黙』が意味するものが違う!
カップルや夫婦の間でこんな経験、ありませんか?

ある日突然、彼女・奥さんが黙ってしまう・・・・
いつもと違って、なぜか喋らない奥さん・彼女・・・・
何か不機嫌なようで・・・・
彼氏・旦那さんが、いつもと何かが違う雰囲気をさっして、
『どうしたの?何かあった?』『怒っているの?』と聞くけど・・・
帰ってくる言葉は・・・・
一言だけ・・・・
『べつに・・・・』
(゜゜)?????
『「べつに」なら、いいや!!』って思い、気にせずに普段通り過ごしていると・・・
数分後、突然、彼女・奥さんが怒り出す!
実はこの『べつに・・・』は、
女性にとっては『怒りのサイン』です!!( `―´)ノ
『私、今、怒っているよ!私が起こっている理由、わかるよね?』
というサインなんです。
サインを出しているにも関わらず、
『べつに・・』の言葉を聞いた後に、
何でもないんだと判断して、
彼女・奥さんを気遣う素振りを見せず・・・
何もなかったかのように気にせず過ごしている男性のその態度も、
『怒っている』火種に、油を注いでしますことになるんです!
そして、火種は、『怒りの炎』へと大きくなっていく・・・・
でも、男性にとって『何も言わない=特に意味はない』と解釈します。
だから、彼女が黙っていても『なんでもないんだ」とスルーしがち・・・。
それが女性にとっては『無視された』『気づいてくれなかった』とさらなる怒りに火をつけてしまうのです。
この『あるある』な展開、
実は男女で「沈黙」の意味するものが違うことから起きているんです。
男性にとっての沈黙は、ただ黙っているだけ。特に意味はない。
女性にとっての沈黙は、不満や怒りのサイン。『言わなくても察してほい』というメッセージ。
女性は、『何故怒っているのか?』を言わないから・・・
ある意味、厄介なんです!
男性は、わざと気づかない、考えないのではなくて・・・
本当に分からないんです!
男女の脳がもともと違うって知ってた?
このすれ違いには、実は脳の構造も関係しています。
ちょっと医学的になりますが・・・・
脳は、「灰白質(かいはくしつ)」と「白質」という二層の組織で構成されています。
(👇👇の図が分かりやすいと思います)

灰白質は、情報を処理する神経細胞が集まった部分
白質は、処理された情報を伝達するネットワークの部分
脳内の灰白質と白質の量において、
医学的に男女差があることが分かっています。
脳内の灰白質の体積では、男性が女性より6倍多く
脳内の白質の体積では、女性が男性よりも10倍多い
*男女共に、知能の差に関係なく、これらの差異が見られます
カルフォルニア大学アーバイン校とニューメキシコ大学の合同研究
「脳内の灰白質と白質の量について」
そのため、
男性は灰白質の割合が高く、問題解決や集中型の情報処理が得意
女性は白質の割合が高く、感情や言葉などを広くつなげて共感することが得意
だから、
男性は沈黙を『空白の時間』と感じるのに対して、
女性は沈黙を『感情を伝える手段』として使うことが多いんです。
女性が求めているのは、『気づいてくれること』。
でも男性は『言われなきゃわからない』構造になっている。
これはもう、責めることではなく、
『仕組み』として知っておくべきことがとても重要ですよね!!
沈黙は文化的背景も関係している
この「怒り=沈黙」というコミュニケーションは、
特に日本文化に根づいています。
日本では、ストレートに怒りや不満を伝えることが良しとされない風潮がありますよね。
『目は口ほどに物を言う』
『察するのが美徳』
『見ざる・聞かざる・言わざる』
こうした文化が、女性の『沈黙というコミュニケーション』を生み出している1つでもあると思います。

また、日本では、
言葉で「YES」と「NO」をはっきり言わず、
建前と本音を織り交ぜながら会話をして、
その「YES」が建前なのか?本音なのか?を読み解かなければいけません。
それが自然と身について出来るのが日本人の、特に、女性ですよね!
でも、男性は、
言われないと分からない・・・・
言葉通りに受け取る・・・・
これも『脳内のネットワークのつながり方(神経回路の傾向)』で医学的にも証明されています。
男女の異なった『脳内ネットワーク』?
男性の脳は、『前後方向(前頭葉と後頭葉など)をつなぐ回路』が強く、右脳は右脳・左脳は左脳で処理するため、集中・解決志向型の処理を得意とします。
女性の脳は、『前頭葉を中心に左右方向(左脳と右脳)を横断する回路』がより多く働き、感情や言語、空気感を統合して捉える傾向があります。

よく聞きますよね!
男性の脳は、シングルタスクに強い
女性の脳は、マルチタクスに優れている
だからこそ、
男性は『言われないと分からない』『言葉の裏を読み取りにくい』
女性は『言われなくても察することが出来る』『言葉の裏を読む』
との違いが出てくるんです。
この脳の違いが、日常のすれ違いを生む原因の1つでもあります。
アメリカと日本──沈黙と主張の違い!
私がアメリカに留学していた時の話しですが、
アメリカ人の友達数人と、レストランで食事をしたとき、
接客態度の悪いウエイトレスに私はとても腹を立てていました・・・・
お店を出てから友達に、その不満を話しました。
するとアメリカ人の友達が一言こう言いました!
『なんで本人に言わなかったの? 今さら私達に愚痴っても仕方ないよ』
アメリカでは、感情は『その場で言葉で伝える』のがスタンダード。
YESもNOも、ちゃんと言葉にする文化です。

お食事に行き、そこのウエイターやウエイトレスの態度が悪かったら・・・
アメリカでは、
直接、本人に、その不快や不満を伝えます!!
伝えて、謝罪を得てスッキリしてから帰ります。
そして、その後は・・・もちろん、またそのお店を利用します!
でも、日本では、
ウエイターやウエイトレスには直接注意や不満を言わずに、
2度とそのお店には行かなくなりますよね!!
日本では『イヤならもう行かない』という『無言の抗議』が一般的です!
このアメリカと日本の文化の違いを知ったとき、
『そりゃ~そうだよね。言わなきゃ相手は分からないよね』・・・
『察してほしい』は、ただの独りよがりだよね!
と心から実感しました。
終わりに、『怒り』は優しさの裏返し
『なんで察してくれないの?』
『言わなきゃ分からないの?』
この女性のイライラの根底には、
『わかってほしい』
『気づいてほしい』
という思いがあるからこそです。
でも、男性の脳はそれを『読み取る』ことがとても苦手です。
脳の構造も、考え方も違う男女。そして文化的背景も・・・
だからこそ、女性の皆さんへ。
怒っているなら、悲しいなら、つらいなら……
その気持ちや思いを、
彼氏・旦那さんに、ちゃんと言葉で伝えてあげてください。
そして男性の皆さんも、
『沈黙=平和』ではないことを知って、
彼女・奥さんの変化に目を向けてみてほしいんです!

それが、お互いの『思考の違い』によるむだなもめごとや喧嘩を減らし、
パートナーとのすれ違いを減らし、
関係をもっと良くしていく第一歩になるはずです💓
是非、こちらも読んでみて下さいね👇
次回のブログでは、
「恋愛も夫婦もココでズレる!男女の『思考の違い』を科学的に読み解く」シリーズの第2弾として、
『悩み相談が喧嘩になる理由』を科学的に読み解いていきます!
どうぞお楽しみに💓
女性の性をサポートする『月の光』
女性の性セラピスト・カウンセラー/髙森由香
