見えないところ、見せないところに気を配れる人が、人の心を惹きつける
とある方が言っていました。
牛丼店などのテーブル席で、食べ終わってもずっとおしゃべりをして、お昼の時間を占領しているリクルートスーツ姿の学生さんを見て、思わず声をかけたくなりました。
そんなところにいつまでも座っていては、就職活動はうまくいかないよ、と。
食べ終わったら、すぐにでも就職活動に立ち向かえ・・・ということかと思ったら、違いました。
その真意は、ファストフード店ではお客の回転率が収益の生命線。
食べ終わっていつまでも居座っているお客さんに対しては、店側からすると「早く次のお客さんと交代してほしい」という思いになります。
これから就職して社会に出る学生であれば、それぐらいのことを想像して、配慮ができてほしい・・・。
とのことだったようです。
日頃から想像力を働かせ、周りに配慮できる、気が利く人でなければ、「本番」でも気が利きません。
逆に言うと、本当に気が利く人は、普段の小さな何気ないことにも常に気をきかせられる、ということでしょうか。
とあるCA(キャビンアテンダント)の話によると、100人に一人、機内のトイレをピカピカにするお客様がいるそうです。トイレットペーパーが「三角」におられていたり、洗面台の水ハネや水滴がきれいにふき取られていたり、CAが掃除する必要がないほど、化粧台をきれいに使ってあったり。他の人、次に使う人が気持ちよく使えるようにという心配りがあります。
また、「靴が良く磨かれている人=仕事ができる人」と言われます。
目線の一番下にある靴。そこにまで手入れが行き届いているということは、細かい所にも気が配れる、あるいは、丁寧な仕事にもつながります。
ある意味、靴のきれいさにその人の内面が表れます。
細かいかもしれませんが、目立たないところに気を配れる人は、他の人が気付かない、細かな事、わずかな部分にも気づいて配慮できます。
以前、家電量販店のエディオングループが「白靴下でご訪問・気持ち篇」というCMを放映していました。「商品の工事や据付設置でお宅に伺う際は、新しい靴下に履き替え、外の汚れを持ち込まない」という姿勢、心配りの表れです。
また、一流の人ほど「靴下の替え」を準備するそうです。
やはり、自分の靴下(足)のニオイで周りの人に不快な思いをさせていないかということへの配慮だそうです。
実際、自分の臭いは慣れてしまって気づけないのですが、株式会社ライオンの調査では、20~50代の87%の男女が「お座席や新幹線、車など、靴を脱ぐこともある場で、自分や他人の足の臭いが気になったことがある」と答えているほどです。
靴下やスリッパの替えを持ち歩く・・・というと、さすがにそこまでという思いも出てきますが、そういう直接仕事や人事評価にはつながらない、目には見えない所での配慮が一流の人になる最短距離なのかもしれません。
やはり、日頃気が利かない人は、本番でも気が利かないからです(自戒を込めて)。
「見えないところにも気がきく人」とは、「他の人が気にかけないところにも気を配れる」こととイコールです。
見えないところ、見せないところに気を配れる人が、人の心を惹きつけますし、仕事の成果も出やすいのかもしれません
小さいことほど丁寧に。当たり前のことほど真剣に。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです
