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掃除で運がよくなる秘密~心がクリアになって、ありのままの姿が見えるようになる  

・心がすっきりしました。
 なんだか、自分を取り巻く空気が、より透明になった気がします。
・気のせいか、青空の色が、より濃くなったような・・・、気持ち的にも爽やかになりました。

  掃除の会に参加し、トイレ掃除を終えた後に参加者からよく聞かれる感想です。
 私自身も、同じように感じ、さらに、掃除前までにあった、頭の中のごちゃごちゃしたもの、どうしよう、こうしようという迷いや怖れと言った「声」が静かになることも経験しました。
 
 
 過去の後悔や反省
 未来への不安や心配

といったネガティブな感情が、特に磨く掃除をしていると少なくなります。それは、磨くという行為(一定のリズム運動)によって、意識が「今、ここ」に集中できるからです。
 動きと意識が「一体化する」と言ってもいいでしょうか。
 
「今、ここ」に意識が集中することで、ネガティブな思い、思考が入り込む余地がなくなるため、だんだんとネガティブ感情に覆われていた(隠れていた)、本来の自分の気持ちが見えてきます。感じられてきます。
 
 その状態は、別の言い方をすると「くもりがとれた」ということであり、感想にあった「心がすっきりした」につながります。
 
 また、思考が静かになるともいえるので、ある意味、「無心状態」でいられます。
 よって、ネガティブな思い、思考といった雑念が消えるため、より物がありのままによく見えるようになります。それが「青空がより濃くなったような感じ」につながります。

 別の方は、掃除活動を続けていると、ある時から、夜の信号機や車のテールランプ、街頭やネオンの色が、色鮮やかに見えてくるようになった、と言っていました。

 思考や頭の中の雑念がいっぱいな時は、「ただの信号」「ランプ」くらいにしか思っていなかったものが、掃除によって意識がクリアになったことで、

ありのままの色を受け止めることができ、「感動」すらできるようになったようです。

 そういえば、うつ病の人がトイレ掃除をすると、「自分を好きになる」事が起こり、症状の改善につながることが多いうと報告する精神科医の方もみえます。

 また、曹洞宗などの禅宗では修行として掃除、特にトイレ掃除が重視されています。そして、その目的は「自我(ネガティブな思考、感情)をなくすこと」だそうです。

 古くから、禅僧が自然の風景や現象を詩歌に詠み、その中に禅の教えや悟りの心を表現してきたことを考えると、やはり、修業や掃除によって、心の曇りをとる中で、「ありのままの姿」を見ることができる状態~心がクリアになった~ことと関連しているのかもしれません。
 
 私自身も月1,2回の掃除活動でも、10年ほど続けてきたことで、「物がはっきり、くっきり見えるようになってきた」事に加えて、次のような変化も出てきました。
 
・自分のことでいっぱい、いっぱい(自責、後悔、心配、不安・・・)で心が重かった状態がなくなり、急に、相手の気持ちが何となくわかるようになってきた。あるいは、相手にもいろいろと「事情があるよね」と、その背景について慮ることが増え、昔のように、正面からぶつかって人間関係で苦労しなくなった。
 
・言い訳やできない理由を並べて、石橋をたたいても渡らない状態だったのが、自分の本当にやりたいことへの抵抗が少なくなり、行動化でききることが増えた。
 
・テレビ番組や映画で、登場人物の先の台詞が何となく予想できるようになったり(あたっていたり)、根拠の無い自信とまではいきませんが、なんとなく、次の展開が分かる、ピンとくるような直感が冴えるようになってきた。
 
 大谷選手が「どうして、ごみ拾いをするのか」と問われて、

「(ごみ拾いで)誰かが捨てた運を拾っているんです。」

と答えましたが、

掃除をすると「運がよくなる」というのは、掃除によって体を動かすことで自分のネガティブな思いにエネルギーを消耗しなくなる分、物事がよく見えるようになったり、相手の事を観察したりして、自分がすべきこと、自分に必要なことが分かるようになるからかもしれませんね。


  
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです