【福井愛】水がうまい街で、ツッコミを持て余す

 福井に帰って来て、まず思ったこと。いや、忘れていたことですね。なんせ……

 水が……うめえの😁👍


 これ、ほんまにうまい。水道水やで?ってレベルやない。そのままゴクゴクいけるし、なんならちょっと甘い気すらする。
 大阪におった頃は、水なんて買うもんやった。当たり前のようにペットボトルを買って、冷やして飲んでた。夏なんか、蛇口ひねったらぬるい水が出てきて、「これお湯ちゃうん?」ってなるし。

 でも福井は違う。普通に出てくる水が、ちゃんとうまい。そら米もうまいわけや。とにかく水がええんやからね。

 そんな中で、わたしはというと。仕事に行くのに、2リットルのペットボトル持ち歩いてた。そしたら、まわりがちょっとびっくりしとる。でも、誰もツッコまへん。

「お前、新弟子検査前の力士か!」
「TikTokで意識高い系の女性ライバーか!」

 ひとことくらいツッコミがくる。でも福井は違う。見てる。でも言わん。ここで気づいた。わたしは、まだ福井人に戻ってない。水はもう福井やのに、行動がまだ大阪やった。

 ただもうひとつ、変わってることにも気づいた。『独特の訛り』は戻ってる。気づいたら「なんでやねん」が少なくなっている。強く言わなくなった。ちょっと間がある。やわらかい。ああ、戻ってきてるんやなって思う。
 会話になると、まだ大阪がおる。ボケを待ってしまう自分。なんもないんかい、って言ってしまう自分。そしてなにより、『間』を大事にしてしまう自分がおりますね。🤣

 ◯福井は、空気を保つ文化。

 ◯大阪は、空気をいじる文化。

 わたしはその間におります。だから今のわたしはたぶん、水は福井、訛りも福井、ツッコミだけ大阪。ちょっとズレてる。🤣

 そしてもうひとつ。福井の水の話をするなら、外せない場所がある。それは

『大野市(大野市)🏯』

 ここは「名水のまち」と呼ばれていて、街のあちこちに、普通にうまい水が湧いている。その中でも有名なんが、御清水(おしょうず)。地元の人も、観光の人も、当たり前のように水を汲んで帰る場所なんです。

 さらにすごいのは、この水があるからこそやろうな。日本酒もうまい。水がええと、ここまで変わるんかってくらい、まろやかでスッと入る。しらんけど。いや。お酒が好きな人にはオススメだと思いますね。

 わたしは大野市でいただいた、水出しアイスコーヒー。これが、ほんまにうまかった。大野市は盆地特有の厳しい独特の暑さがある地域なんですが、それを打ち消すような清涼感あふれる雑味がなくて、スーッと入って、後味がきれいに消える。
「コーヒーって水なんやな」って、はじめて思った瞬間あったのを思い出しましたね。

 さて、ここまで来て、ようやく分かってきたんです。なんで福井の水がこんなにうまいのか。
福井は、周りを山に囲まれてる。冬には雪が降る。雨も降る。その水がゆっくり地面にしみ込んで、長い時間をかけて自然にろ過される。いわば、天然の浄水場になってるんやないかなと。そこで不純物が取り除かれて、ミネラルだけ残った水になる。そら、うまいに決まってる。

 さらにすごいのが、地下水や湧き水の多さや。大野市なんかは特にそうやけど、水道を通さずに、そのまま井戸水で生活してる家もあるらしい。もうな、レベルが違う。蛇口からミネラルウォーター出てるようなもんや。

 そして、その水があるからこそや。米がうまい。酒がうまい。さらに言えば、越前おろしそばも、水ようかんも、水のうまさが、そのまま味になってる。ここまでくるともう、分かる。

『福井の「うまい」は、全部、水から始まってる。』

 福井の名前の由来とされる「福の井」という井戸が、福井城址に残っているんです。古くから「良い水が湧く井戸」がある場所として、地域の繁栄を象徴する名前がつけられたとの説があるみたいですね。ほかの説もあるんてすが、まさに、水とともに歩んできた土地なんですかね。

 ということで、みなさま。北陸に来たら、福井に来たら、まず、蛇口をひねって、ちびてぇ水を飲んでみねのぉ〜〜。😁👍ひっでもんに、うまいやざぁ〜



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