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♪ 山までは見ず ♪

高校時代に、ドイツ帰りの担任の英語教師から「君は、つれづれなるままに生きてるみたいだね」と言われたことがありました。
注意するなら、せめて英語か、ドイツ帰りらしくドイツ語で言えよ、なぜ古文なんだ? と心の中で思いました(笑)。

吉田兼好が書いた随筆『徒然草』。今回は、その中の「仁和寺にある法師」の話から。
石清水八幡宮へ出かけた法師が、ふもとの寺社を本体だと思って満足して帰ってしまい、ほかの参拝者が山へ登っていくのを見ても、自分には関係ないと思ってしまう話です。

700年近くたっても、人間のやることはそれほど変わっていないようです(笑)。

今回は、そんな話を今の時代へ移して、現代語を中心に、英語を少し交えながら歌詞にしてみました。サビでは少しだけ時代をさかのぼり、古文の言い回しを残しています。

曲調はラップ&オルタナティブ・ロックですけど(笑)。

【おわび】

誤って音声データの第2候補を挙げてしまいました。
申し訳ありません。

その第2候補にスキを入れていただいたクリエイターの皆様、ありがとうございます。そして、恐縮です。
ということで、第2候補をそのままに第1候補を後から追加しました。

第2候補はラップ&ハードロックで歌詞も異なり、すべて古文となっています。日本語なのに聴いただけではわかりにくいと思い、現代文を主体に第1候補を作成し、それを掲載するつもりでした。

で、間違っちゃった。昨日の深酒のせいだと思います(笑)

第2候補の歌詞の内容は、第1候補とほぼ同様なので、第1候補のみの歌詞を掲載しています。

結果論になりますが、お蔵入りになるはずだった第2候補を公開することになって、ある意味良かったのかなと。ハードロックの呪いかもしれませんが(笑)



ご指摘いただいた、夏空夕日さん、ありがとうございます。

山までは見ず(第1候補)|歌詞


朝 画面を開いたら
世界が もう並んでる
見出し三つで 空気を読んで
今日はこんな日と 決めていく

長い記事なら 要約して
大事なとこだけ 残して
Ten to three, three to one
Read it quick and call it done

知らないことは 減ったはず
知ったつもりだけ 増えていく
見出しの数だけ 賢いのなら
スクロールだけで 博士になれる

かばかりと 心得たり
世のこと 人の心をも

Know it fast, scroll it past
賢しげなる 顔をして

山までは見ず



名前を入れて検索して
経歴 写真 短い文
笑っていれば 順調そう
一言きつけりゃ 面倒そう

One glance, one guess
Ten seconds, no stress
会ったことすらない人を
勝手に わかったことにする

読んでない本まで 語ってる
知らない土地まで 知った気になる
便利になったこの手のひらで
省いたものだけ 見えてこない

かばかりと 心得たり
世のこと 人の心をも

Know it fast, scroll it past
賢しげなる 顔をして

山までは見ず



昔 法師はふもとで帰った
今の僕なら 画面で帰る
そこまで行けよ と笑ったあとで
この歌の種を 機械に聞いた

Same old story, same old me
七百年が 近すぎる

かばかりと 心得たり
世のこと 人の心をも

Know it fast, scroll it past
わが身のことは 忘れけり

山までは見ず

山までは見ず

されど 投稿せり

written by TONO note




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