東海道53次を歩いてみて
約400kmという長距離を、
10日間という短期間で
歩いた経験など過去に当然ない。
江戸時代の旅人の様に
自分も歩けるものだろうか?
試してみたい。
始まりはこんな想いだった。
まず今の自分は1日何キロ歩けるのだろうか?
日本橋から歩いてみると新子安まで
36Km普通に歩けた。
小田原から芦ノ湖の登り24Kmも大丈夫だった。
芦ノ湖から三島は物足りず沼津まで追加で歩いた。
これは行けるぞ。
具体的な計画に移った。
頑張れば10日で沼津→三条大橋行けるかもしれない。
宿の関係で2日目、4日目、5日目は
40Kmオーバーの計画だが
なんとかなるだろう。
自分の力を過信した計画が
出来上がってしまった。
初日、突然膝が痛くなってきた。
宿に着いた時は、
宿のお母さんに足痛そうですねと指摘された。
その状況で2日目は40Kmオーバー。
せめて10日ではなく
二週間の計画にすればよかったと思う。
1日25Km〜30kmだったら
足痛は大丈夫だったかもしれない。
しかし東海道一人歩きは楽しかった。
名勝旧跡、江戸時代を彷彿とする街並み、
名もない沿道のお地蔵様。
3大難関と言われる
箱根峠、
小夜の中山峠、
鈴鹿峠の達成感。
琵琶湖が現れた瞬間、
京都の標識を見た瞬間の感動、
三条大橋のゴール。
どれも脱日常の
とても素晴らしい瞬間、経験だった。
寒さ、強風、無機質な長い片道2車線道路、
足痛は自分との戦いだった。
きつかったが忘れられない
良い思い出になりそうだ。
間違いなく何かを得た。
5日経った今も右足は痛い。
しかし東海道の旅は素晴らしかった。
そしてチャレンジって素晴らしい!
