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ストーリー その④ ~たまにはあとにとっとこう~


はい、おつかれさまです。
続けてみてくれてた方。ありがとうございます。
ちょっとだけ、前話を修正&今回にくっつけました。



今回で”設定編”はおおまか終了になり、次からは「転」「結」の展開を考えていくことになります。
楽しいですよ。
ということで、今回でしっかり設定を練れるとこまで練っておかなきゃ。


🍄 🍄 🍄

ということで、前回の続きをやっていきます。

前回は考えやすい設定から考えて、キャラ周り、舞台などが決定したところでしたね。

大体のふたりの設定と関係性。

出会いくらいは描けそうかな?


さて今回も設定作りではあるんですが、物語のもっともっと核心的なところに迫ってみたいと思います。




〇「なぜなぜ問答」


さて、設定の中でも特に重要な部分に触れていきましょう。

🍄 🍄 🍄

 〇なぜ、真冬は障がいを患ってしまったのか?
 〇夏彦はなぜ、「画家」になりたいと思っているのか?

🍄 🍄 🍄

ふたりの根本的っぽい部分。

そしてさらに進むと、

🍄 🍄 🍄

 〇なぜ、夏彦は真冬を「美しい(もしくは描きたい)と思ったのか?」
 〇真冬は夏彦のどんな部分に、気を許したのか?
 〇何がきっかけでふたりは急速に仲良くなったのか?
 〇この恋愛を経て、二人は何が変わるのか?(幸せになる?恋愛の難しさを知る?価値観が変わる?大人になる?人として成長する?……などなど)

🍄 🍄 🍄


んー なぜ? なぜ??
と、話の核心に迫ってきそうなこともそろそろ気になってきます。

というか、これらを解決させることで、ストーリーがぐんぐん進み始めます。


ストーリーや設定の考えが大体出揃ったら、
こんな感じで、決まってない部分をひたすら

♢「なぜなぜ問答」♢

で問いただしてみましょう。


話の中で決まっていなかった部分が、埋まり始めます。

同時に、どれだけ明確に決めてないことが多かったか、この時に痛感するはずです。



なぜなぜ?なんで?ねぇ、どうして?

引用:スラムダンク/井上雄彦



〇知りたい、キャラクターの「行動原理」

シンプルな最初のところ、

🍄 🍄 🍄
 〇なぜ真冬は障がいを患ってしまったのか?
 〇夏彦はなぜ「画家」になりたいと思っているのか?

🍄 🍄 🍄

この2つから、決めていきましょうか。

「夏彦は、画家になりたい!」この原動力っていうのはなんでなんでしょうね❓


🎃「分からないよ~~💦」🍎「決まってないよ~~💦」


ではありません。
前回も言った通り、キャラクターには意思があるから、それに従って生きてます。

♢誰かを好きになるのも、
 内向的な性格になってしまったのも、
 画家になろうと志したのも。

 必ず理由があるんです。♢


いつ、何の影響を受けて、🍄男の子は、画家になりたい、と思ったんだろうか。
想像してみましょう。

そしてその、「画家になろうとしたきっかけ」、や、「夢(こんなものが描きたい!)」っていう夏彦くんの絵に対する意志・原動力は、イコール=で

真冬ちゃんを美しい(描きたい)と思った理由

にも繋がるはずです。

ほら、少し繋がってきた!

彼は「この世の目を避けたくなるような部分を描いていくタイプの画家」になりなかったのかもしれないし、ミロのヴィーナスのように「不完全な形の方が美しい!と捉えて考えるタイプ」かもしれません。
彼はどっちかの思想で、「見た目が普通じゃない女の子」に惹かれたのかもしれませんね。

なんとなくどうでも良さそうな「画家のきっかけ」も掘り下げれば充分男の子の行動理由に充分関わってくるのです。


〇決めきれないときは…


そしてもう一つ、🍄女の子が障がいを負ってしまった理由。。。
ーこれは、どう考えれば良いだろう?
火傷、病気、傷、正直どれでもどれでも良いような気がするし……

と、彼女も決めきれずにいました。
確かに、どれを選んでも話にあまり影響はなさそうですね。


はい、こういう時は、良い考え方があります。


こういうのはどれを選ぶかで、話の作りが少し変わってくるので、ぜひ良いモノを選択したいところです。



……まあそれも正解っちゃ正解なんだが………

引用:進撃の巨人/諫山創




〇決められないときは、ぼんやりさせて取っておこう!


こういう時は今焦って決める時ではないかもしれません。
むしろこういう部分を空白にしておくことで、あとから話のつじつまを合わせることができます。

例えばー「真冬ちゃんには両親がいない。だから卑屈になってしまった
という設定がいいかもなー …とあとで思ったときに、じゃあ両親は「火事」にあってしまい、そのときの火傷が真冬ちゃんにも残ってしまった。という風にすれば、この辺が一気に片付きます

これが自由枠・後回しにしておいた時の良い効果ですね。

サボりではなく、「良いところまで考えて後で決める」は、上手に使えば物語をかなり円滑に作ることができます。


ーただ何も考えておかないとちょっと準備不足になってしまうので、簡潔にまとめておきましょう。
どの障がいを選んだ場合、どういう副産物が生まれるか、ということを。

🍄 🍄 🍄

〇火傷の場合……過去に火事、悲惨な思い出がある。火にトラウマがあるかもしれない。
〇病気の場合……幼少期からあまり外に出れなかったかも。今も激しく運動はできないかも。将来死ぬ可能性があったり、それに怯えているかもしれない。
〇傷の場合……事故にあったか、誰かにつけられた傷か。どちらにしろ、それに対するトラウマや、恐怖症が残っているかもしれない。

🍄 🍄 🍄

これくらい考えておくと便利です。あとで、「あっ、じゃあこの展開ならこれで辻褄合うじゃん!」と、引っ張り出してきて繋げられるかもしれません。

逆に、ここから面白くできそうな題材を選んで、話を膨らませる、というのもアリです。

「昔『傷』をつけられた男(DV?)と再開してしまって、トラウマが蘇ってる真冬を、夏彦が助ける話にしよう!(でも夏彦文系で弱いだろうから無理するんだろうな。。)」
みたいなね。一例ですが。

何かピン!ときたら、一旦思いつくところまで膨らませてみてください。
増えすぎたら後で減らせば良いんです。🍀


〇「夏彦君が画家になりたい理由」


さて、もう一方、「夏彦君が画家になりたい理由」は、作者の子が考えてきてくれました。
彼女の候補は、

🍄

「(夏彦くんの)おじいちゃんが画家で、その絵を見て画家になりたいと思ったから。」

🍄


でした。

んん。なるほどですね。おじいちゃんが師匠だったと。
キャラクターがここにきて増えました。

全然アリだと思ったので、さらに考えてみてもらうことにしました。

「おじいちゃんの絵のどんな所が良いと思ったのか。もしくは、おじいちゃんはどんな絵が得意だったのか。ちょっと考えてみて」


後日、彼女はこう言いました。


「ちょっと分からなかった(思いつかなかった)けど、おじいちゃんは絵が大好きで、"絵には魔法の力がある"、と言うのが口癖だった。その”魔法の力”っていうのを、夏彦くんも知りたいんだと思った」と。

それを聞いて、なるほどと思いました。
これは話の"キー"になるなと。
しかも彼女らしい感性です。
これを活かした話にしたいな、と感じました。

しかし、今はそこまでで想像力が限界そうだったので、

「一旦有名な画家やアーティストの動画やブログを、何個か読んでみて。画家の内面について、少し理解が深まるかもしれない。」

と伝えて、この話はここで一旦保留にしました。


♢限界を迎えたら、よそに目を向けるのは大事ですね。

思考が凝り固まってしまって、今はアイデアがうまく出ないかもしれません。


事実、ここの部分は、のちにピッタリのテーマが見つかることになります。


これも、自由枠・後回しにしたからこその良い効果ですね。


☆決して考えるのをサボる理由にしてはいけません……!!!☆

引用:ドラえもん/藤子・F・不二雄



はい、というわけで今回はここまでとなります。

今回は「決めるところは決める」「決めきれない部分は後に回す」という回でしたね。
何でもかんでも後回しにしては良くないですが、パズルみたいに、最初からじゃ埋められないパーツ、というのも、やはりあるということです。


次回は、いよいよ「転」「結」あたりに差し掛かっていこうと思います。
盛り上がりどころですね。
設定だけじゃなく、漫画的な面白さも、がっつり視野に入ってきます。


今回はここまでとなります。
今週中でこのシリーズは締めくくる予定です!

それではまた👋





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