取締役の昼ごはんから考える若手の未来と困窮社会
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取締役の昼ご飯
取締役のお昼ご飯を眺めると、
隣のコンビニで買った236円のカップヌードルと、140円のシーチキンおにぎり。
昼食代 計:376円也
500円以内に収めた昼ご飯だ。
私の会社は社員数1000人を超える、中小~大手の間くらいの会社。支店には15名くらいが所属し、取締役・部長等私と数名の若手以外はほとんどが上層部だ。
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取締役だけでない。
先日、私が会社近くのスーパーで格安弁当を買ってきた際にも、違う部署の部長が
「おおーその弁当どこで買ってきたんだ」
と聞かれた。
部長は、「最近金がないから、俺もそこのスーパーで弁当を買おうかな」と話していたが、部長の口から「金がない」という言葉を聞くと、なにか突っ掛かりが残る。
家族を持つと、かなり苦しい家計になるのは理解している。しかし、部長や取締役が「昼飯を節約するくらい金がない」と言われるのは若手から見れば将来に不安を覚えるだろう。
お金を使え世代
新入社員の頃、部長に言われたのは
「給料もらったらいい時計買え!そして若いんだから貯金せずに遊びまくれ」
当時は、なにも違和感がなかったが、冷静にバブル世代の頃とお金の価値観には差があるに決まっているのだ。
飲み会に行けば、バブルのときどれだけ儲けたか、タクシーは札束で呼んでいたなどの話を淡々と話し、それに対して羨ましいを作り眼差しで話を聞いていた。
「若い頃はすぐに給料がなくなった!
給料日になったらまた遊んで
また金がなくなった!
最近の若い連中はどうして金を使わないか
まったく理解し難い」
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そう言うわりに、全然奢ってくれない。
自分が散財していた話をすることで
優越感に浸る。
ただの自慢話にすぎない。
所詮、過去マウントしかとれず、
今になって退職後のことを気にして
お金を使うのを躊躇うようになる。
なんだか悲しい現実だ。
搾取
同じ会社に努めるBさんに、
毎月の家計について聞いてみた。
どうやら毎月赤字とのことで、
子供もおり、貯金を切り崩して
ボーナスで補填してやり繰りしているらしい。
岸田内閣が掲げる異次元の少子化対策。
子育てのしやすさの前に
出生率を上げなければいけないが、
家計が苦しい中で2人目なんて余裕はない。
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家計が苦しいのは、誰しもが理解している。
昨年度 令和4年度の国の税収は
初めて70兆円を超えた。
決算剰余金は2兆6000億円と
過去2番目の規模を計上し、
尚且つこの半分は防衛力強化の
財源に当てられる。
消費税収も当然増えたのだが、
コロナ期間明けから
国民の購買欲が上がったからではなく、
必要最低限の生活をしていても、
物価高騰によって物の価値が上がり、
その分増税になるからだ。
ガソリンに至っては最近のニュースを見ると
もうお手上げ状態だ。
国民はとにかく搾取されている。
こんな困窮するような社会が
これまであっただろうか。
若手の未来
お金の価値はすでに変わってきている。
こち亀やぬーべーなど
アニメで給料日前の安上がり飯といえば
カップラーメンであったが、
そのカップラーメンすら
物価高騰で安いとは言えなくなっている。
また、旅行も今となっては贅沢になり、
ビジネスホテルすら1泊1万円を
当たり前のように超す時代となった。
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給与は変わらないのに
物の価値だけ上がって
困窮しないわけがない。
だからか、
最近お金を使えおじさんは見なくなった。
取締役や部長クラスが
休みの日は旅行、昼食は好きなものを食べ
腕には高級時計
なんて状況であれば、
若手も憧れを持ち会社に居続けるだろう。
まあ、
今の世の中で
一緒に節約を提案してくる上司も
理解があっていいかもしれない。
むしろ、たすかる。
そんなことを
取締役の昼食を見ながら感じた。
是非、スキ・フォロー・コメントよろしくお願いします。
それでは、また。
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