男が家事をやらない印象は、日本のアニメの影響かもしれない
_夫婦の家事と育児の分担について去年行われた調査で、依然として妻が家事の8割ほど、育児でも7割以上を担っていることがわかったとのこと。
1992年のバブル崩壊後は、平均年収低下の影響や女性が社会に進出する社会になり、男女共働きが年々増加の一途をたどっている。それは下記のグラフから見ても一目瞭然である。

男女が共に働く社会になったにも関わらず、未だに女性が8割の家事・7割の育児を担っているという現状だ。旦那が台所に立たず、洗濯もせず、おむつも変えない・・・その背景には、旦那側の「父親」の存在が大きいのではないかと考える。
先日、妻と子供のころ自身の家庭では父親が台所に立っていたかという内容を話した。今、私は夜帰りが遅い妻のために料理を作ることが比較的多いが、その背景には父親の存在が大きいと考えられる。
母が看護師のため、昼夜勤(11:00-20:00)の場合は帰りが遅かった。そのため、父親が帰宅してから料理を作ってくれていた。また、私の友人は料理が好きで料理人となったのだ、その背景にも父親の存在がある。小学2年生のころから台所に立ち、母親の家事を手伝っていたという。父親は料理が好きで、釣ってきた魚を捌いたり中華鍋を振ったりと、息子の前で自身の料理姿を見せていた。親の背を見て育つというように、家事をしている親の姿を見ると、将来的に自分も家事を積極的に行うのではないかと思う。
ここで日本のアニメにおける「父親」を考える。私が思いつく限りで、日本のアニメにおいての家庭は、専業主婦の割合が多い印象だ。そのため、父親は「仕事・接待・晩酌」というイメージが強い。例を挙げるなら、テレビ朝日系列放送「あたしんち」や、フジテレビ系列「サザエさん」だ。両アニメとも専業主婦の家庭ではあるものの、父や波平、マスオさんが台所に立つ姿が想像できるだろうか。


台所に立つ印象として一番に思いつくのはクッキングパパくらいだろう。日本のアニメにおいては、男性が台所に立つシーンはそれほど描かれていないと思われる。将来、カツオもタラちゃんもきっと台所に立たないだろう。(これは一方的な想像にすぎないが)
家事は料理に限った話ではないが、少なからず日本のアニメにおける家族の印象は、男性が家事を率先してやる光景は見られないということだ。少なからず、「主人というのはこうあるべき」というイメージに、日本のアニメが影響していると考える。
ただ、先ほどのグラフにもあるように、専業主婦の世帯が減りつつあり、殆どが共働き世帯といえる昨今において、家事を全てパートナーに任せることが当たり前と思わない方が良い。家庭内での話し合いのうえで決めればよいが、特に話し合いもなくイメージでそのような状況になっているのであれば、それはストレスが一方にかかってしまう。
家庭内の家事分業における大事なことは、
①「察しを設けないこと=言葉を使う」
②「当事者意識を持たせること」
この2つではないだろうか。
夫婦といえど、全てを察するのは不可能だ。だからこそ言葉でしっかりと伝えることが大事である。しかし、伝えても当事者意識がなければ、「家事を手伝った」に過ぎないのだ。その点については、以前もこのnoteに記載をした通りである。
共働きで男性が家事を行うことや、イクメンなどと言われ「子育て男子」と言うものが新しい家庭のあり方なんてもんじゃない。ごく当たり前のコミュニケーションに過ぎず、お互いを尊重し合うことを夫婦で当たり前と思う必要があると思う。
「なぜ結婚したの?」「結婚の理由は何?」にしっかりと答えられない旦那さんには、この本を読ませてください。オススメです。
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