ブラック企業で3年過ごしてわかった、良い企業の条件
自分は今でこそ定時に帰宅ができ、妻のために晩御飯を作れる生活を送っていますが、新卒で勤めていた会社はブラック企業でした。
なので、たまにnoteでもブラック企業に関する記事を拝見しますが、同士たちの血と涙が滲んだような文章に、毎度強く共感しています。
実際にブラック企業に勤めていると、とにかく感覚が狂います。世間から見ると明らかに異常な日常が、洗脳に伴って当たり前になってしまいます。
特に、ブラック企業での社長は神様と変りません。
みなさんは、自分の会社の社長と会うに握手しますか。握手を逃すと、取締役から呼び出されて、1時間程度の説教をされることがありますか。
ニュース特番で見る独裁国家の恐ろしさを、そのまま会社規模に反映させたような状況で過ごすことになります。
ブラック企業では、裸の王様である社長をいかに気持ちよくさせるかが社員の使命です。そのためには、自分の命をささげるくらいの気持ちで尽くす必要があります。
転職者からすれば異常な会社だと思うはずですが、新卒だった私からすれば他の会社のことなんてわかりませんし、その日常が当たり前だったので強く違和感を抱きませんでした。
(ただ、友だちから聞く話と比較すると何か変わってるなとは思いましたが・・・)
なので転職に成功したときは、まるで脱獄したような気分でした。以前、長い間檻に入れられたままのチンパンジーが、空を初めて見たというニュースを見ましたが、親近感を覚えました。

ブラック企業エピソードは、これだけに留まりません。
細かく拾えば山のように出てきますし、私が勤めていた会社では入社して3日で置手紙と共に去った社員もいるくらいです(ある意味、勘が働く人だなと思いました)
一方で、転職後に勤めた外資系の会社はブラック企業にいた頃には比べ物にならないほど天国でした。泊まりで働くこともなく、ワークライフバランスもとれる環境に何度も感動しました。
正反対の立場にある会社を、両方経験したからこそ、真の良い企業について考えることができます。
そして、転職者にとっては”良い企業の条件”を事前に知りたいと思うはずです。私と同じような立場になる人を減らすためにも、ブラック企業と比較したときの良い企業について考えました。
私が思う、良い企業の条件とは・・・
社員の心に殺伐とした空気がなく、ゆとりがある職場です。
いや、当たり前でしょ!何を今更!!
と、思うかもしれません。しかし、殺伐とした空気は外からわからないんですよ。何故なら、私の入社したブラック企業も広告の打ち方がうますぎて、世間からはホワイト企業と噂されていたくらいだったんですから。
転職の口コミサイトで調べることもできますが、最近は企業側が印象を悪くするような評価を消したり、社員に良い評価を書かせたりすることもあるので、以前よりも信用しにいくい環境になりました。
そこで、
私なりの見極め方は、『既婚者の割合や土日の過ごし方』について質問することです。3社目の会社に転職するときも、「休日の過ごし方」について面接で質問を行いました。
ブラック企業に勤めていたころは、同じ部署に20名ほどの営業がいましたが、平均年齢40歳にも関わらず既婚者は5名でした。その5名のうち4名が転職者で、以前の会社に勤めていたころに結婚していた方々でした。
つまり、新卒でその会社に入った人の中で結婚していた人は、ほとんどいなかったのです。仕事の追われすぎ、薄給で家庭をもつ余裕なんてありません。
外見が良くても中身が悲惨な会社は、社員の生活に影響を及ぼします。そのような環境で3年過ごしていたのでよくわかります。見た目に騙されず、しっかり中身で良い企業を判断してほしいと切に願います。
ブラック企業に勤めていた私が、声を大にして言いたいのは、
仕事に人生を奪われるな
です。
気を付けましょうね。
いいなと思ったら応援しよう!
もしよろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートは、みなさまの有料記事購入に使用させていただきます。