うどんの輪、笑顔の輪⭕️
こんにちは、きのころです。
今日は、昔の思い出話を書きます。
タイトルの「うどんの輪」はヘッダー画像のことで、
本文とは特に関係ありません。
香川県、別名「うどん県」に、
うどんの作り方を教えてくれる学校があります。
といっても、うどん職人になるための専門学校ではありません。
その名は「中野うどん学校」。
「中野」で「学校」と聞くと、歴史に詳しい人は、
戦時中の「陸軍中野学校」を思い浮かべるかもしれません。
あるいは、『陸軍中野予備校』(安永航一郎)でしょうか。
これは、ギャグマンガ。
――違いますよ!
どちらも関係ありません。
「中野うどん学校」は、
創業約100年の伝統を持つ中野屋グループの経営する観光施設。
現在は、高松にも2号店がありますが、
私が香川県に住んでいた頃は、琴平にしかありませんでした。
長い石段で有名な、こんぴらさん(金刀比羅宮)のふもと。
他県から遊びに来た友人夫婦をおもてなしするため、
私たち夫婦が、琴平で接待(?)することになりました。
中野うどん学校では、うどんの作り方をゼロから学び、
自分で作ったうどんを食べ、自宅でもうどんを打てるよう
帰りに「うどん棒」付き卒業証書をもらうことができるのです。
さて、中野うどん学校の手打ちうどん体験は、
「うどんティーチャー」から講義を受けるところから始まります。
「まず、うどんを作るのに必要なものですが……」
このあたりは正直、細かくは覚えていません。
でも元うどん県民として言わせてもらえば――
・小麦粉
・塩
・水
うどんの材料としては、こんな感じです。
ところが、ティーチャーはここで首を振るんですね。
「……これだけでは、美味しいうどんは作れません」
えっ。
まだあるんですか?
「他に、絶対に必要なものがあります」
会場の空気が、ざわつきます。
今、これを読んでいる皆さんも、ちょっと考えてみてください。
材料以外で、美味しいうどんを作るために絶対必要なもの――
ここで、ティーチャーは一度、私たち全員を見回します。
「わかりますか?」
誰も答えません。
「ヒント。作る人です」
おお、だいぶ絞られてきた。
「さぁ、わかる方!」
誰も手を挙げません。
全員、うっすら分かっているのに、答えづらい雰囲気。
こういうとき、子どもが一人いると助かるんですけどね。
今回は、大人ばかり。
そこでティーチャー、さらに言い換えます。
「美味しいうどんを作るために必要なのは……
あなたの……何?」
ここまで来たら、もう答えは、ほぼ一択です。
――愛情?
はい、そんな感じだと思います。
でも、誰も答えません。
気恥ずかしさもあり、モジモジするばかり。
するとティーチャー、ついに実力行使に出ました。
「では……」
そう言って、私たちをぐるっと見回し、
一人のお客さんを指名します。
よりによって、
よりにもよって、
私の友人でした。
ティーチャーは「もう逃げ場はないぞ」と言わんばかりに、
大きな身振りで友人を指し示し、
「あなたから、にじみ出る……何?」
――完全に、答えを言わせに来ています。
友人は一瞬も迷いませんでした。
むしろ、自信たっぷりに、こう言ったのです。
「出汁!」
いやいやいやいやいや。
違う、そうじゃない。
あなたから出汁が出て、どないすんねん!
いやいやいやいや、でなくて、
ほんまに、いや、やわ!!
その後は、しばし、笑いに包まれたあと……
全員、誰かの手から出ている出汁を想像しながらの
うどん作りが始まったのでした。
出来上がったうどんは――
まぁ、美味しかったです😅
<おしまい>
【あとがき】
いつも大変お世話になっている
いくつになっても さんの
「みんなで広げよう笑顔の輪⭕️」プロジェクトに参加します。
笑顔になれる記事、みんなで集めよう!
クスッとできる話。
声出して笑っちゃう話。
読んだあと、ちょっと元気になる話。
たとえば👇
・今日あったちょっと笑える出来事
・家族や友達とのクスッとエピソード
・失敗したけど今なら笑える話
・あなたの周りの「笑顔になる瞬間」
なんでもOKです😊
うまく書けなくても大丈夫。
上手い下手じゃなくて、
「読んだ人が笑顔になるかどうか」だけで。
「それ、いいね!」って思ってくれた人、
ぜひ一緒に投稿しませんか?
普段の投稿の下にハッシュタグ#️⃣つけてくれるだけでいいんです!
やり方は簡単👇
記事の最後に、このタグをつけるだけ。
#みんなで広げよう笑顔の輪
ようやく、です。
いくつになってもさんの記事を読んでからというもの、
すぐにでも参加したかったんです。
でも、私、気づいちゃいました。
「面白エピソード」トークが苦手だということに……。
「笑顔の輪」に参加する皆さんの投稿記事を読みながら、
「えー、面白エピソード、何かないか何かないか……?」
と焦るばかり。
でも、なんとか。
とりあえず、ひとつ書けました。
みなさんの投稿作品を見ていると、
「面白エピソード」にこだわる必要もなさそうなので、
また、私なりに「笑顔の素」を見つけたら投稿します。
本日は以上です。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
たくさんのnoteの中から、私の記事を見つけて読んでいただき、
ありがとうございました。
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