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美術館に行った話

もうすぐ閉館してしまうということで、職場の先輩に誘われて川村記念美術館に行ってきた。

ひとまず、お腹が空いていたので、丸亀製麺でうどんを食べ(2人とも思いつきで決めるタイプ)、相手がネギが好きだということを知った。

そのあと、美術館に向かい、知り合いに庭園がおすすめと言われたのでまずは庭園を2人で回ったが、残念ながら季節の花はあまり咲いておらず、枯れた紫陽花と藤の花とツツジなどを見てきた。途中で白鳥がいたが、私は白鳥に襲われたことがあるので終始怯えていた。

怯えながら撮った白鳥
ブロンズ像 紅葉が綺麗だったのに撮るの忘れた


ゆっくり30分くらいかけて庭園を回り、ようやく美術館へ。まず、入り口天井の照明が大好きな私は、コンパスで描けそうな幾何学的な感じが好きだということを熱く語った。

その後、一個一個作品を見ながら思いつくまま妄想を広げて話しかけ、一個一個ちゃんと反応をしてくれる先輩は優しい。笑

特に妄想を広げたのがマグリットの感傷的な対話
だんだん人に見えてきて、風に吹かれながら何やら話しているように見えてくる。

川村記念で有名なロスコルームに入ると、なんとなく空気感が変わる。
7枚の赤茶色の巨大な絵に囲まれた空間の真ん中で、呆然と2人で座った。15分くらい何も喋らずに空気に浸った。段々赤色が茶色に見えたり、紫に見えたり、黒に見えたり、自分の色彩感覚がわからなくなった。

川村記念美術館のホームページから

その後も色々見ては感想を述べ合う時間が続いた。最後の方に行くと、ステラの作品が集まっていた。私はステラの幾何学的な作品が好きで、規則性を探してしまうことや、数学の四色問題の話や、使うペンキの量が色によって違うのかなど、極めて数学的な話を繰り広げていたが、やっぱりちゃんと聞いてくれて、なんなら一緒に妄想を繰り広げてくれた。

これじゃないけど、こんな感じの作品。
色の順番とか規則性を探してしまう。

そんなこんなで、14時ごろ美術館に到着して、見終わったのは16時45分。出た時に、記念に2ショット撮りましょうと言われ、写真慣れしていない私はおどおどしながらスマホを覗いた。向こうも撮り慣れてなくて、インカメしないで撮ろうとしてたけど。その後、夕ご飯を食べて、音楽の話と少し仕事の話をして解散した。

そんなわけでとても楽しい半日を過ごさせてもらったわけなのだが、この先輩というのが、私の悩みの種になっている好きなのかどうかよくわからない人だ。
私はあまり、自分の思っていることをベラベラと話すタイプではない。でも、この人を前にすると色々余計なことまで話してしまう。それが楽なのだが、相手はどう思っているのかいまいちわからない。

なんというか、恋とも違くて、優しいお兄ちゃん、みたいな。そして、向こうも好きというより、ちょっと変わった妹的な扱いをしているような気がする。嫌な気持ちは全くないのは承知なのだが、明確な好意かと言われればわからず…。なんとなくお互い好意とは違う感覚を相手に持っているような気がしていて、ここから先に進むのかと言われるとうーん??みたいな。ということで、まだ答えは出ません。とりあえず、終わりに次はどこ行きますか?と、既に次がある前提で話が進んでいるので、もう少し考えてみようと思います。

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