【読書感想】後宮に逃げ込んだ無力な少年のファンタジー小説「後宮に星は宿る」
こんにちは。Yui Kinouです。
今日は読み終えた小説の読書感想を投稿します。
今日紹介する小説は構成、キャラの設定がしっかり作りこまれていて、現実感のある後宮ストーリーでした。
リアルすぎて、主人公の高慢と偏見さに私は苦手に思いましたが…それぐらいリアルに、育ちが良い少年が描かれていました。
リアルな後宮ファンタジーを楽しみたい人におすすめの小説です。

後宮に星は宿る 金椛国春秋
篠原 悠希 (著)
◆1巻にたくさんのストーリーが盛り込まれていました
理由があって家族全員が捕らわれ、病弱な主人公が逃げ、生き延びるために女装し、助けてもらった人と一緒に後宮へと逃げ込む。
後宮では病弱ゆえに、薬草の知識があったので、それを生かして行動します。薬の知識や、症状で助言をしたり、人を助けたり、殺人疑惑をかけられたり…。
とにかく話の展開が、良い意味で早い。
無駄がなく、サクサクと読めます。
ストーリーが進めむうちに、どんどん増える登場人物ですが、それぞれ作りこまれているので、「これだれ?」がないのが大助かり。
文章でストレスなく読みたい人におすすめです。
◆主人公が生粋のぼっちゃん故に、傲慢と偏見が目立つ
好き嫌いが分かれそうですが、主人公が生粋のぼっちゃん。
故に、本当になにもできない。
助けてもらった人の足を引っ張り、すごく助けてもらっている状況に最初はちょっとイラッとしてしまいます。
また、宦官に対しての偏見や見下しが、最初のうちにずいぶん酷く感じます。そこがリアルなぼっちゃん設定だな、と思いますが、やはり「うわぁ」となってしまいました。
しかし、病弱なおぼっちゃんらしく、その生まれと育ちの無力さが非常にリアル。さらに失言が多くて窮地によく立ちます。
頼れる主人公が好きな人は合わないでしょうが、等身大のキャラ達を楽しみたい人には非常におすすめです。
◆さいごに
主人公が頼りなく、失言が多いため全体的にハラハラするストーリーでした。
薬草の知識がそこまで目立つような活躍でもないため、ちょっと期待はずれな感じはします。
前述の通り、リアルな等身大のキャラ達を楽しみたい人や、文章や設定でイライラせずにストーリーを楽しみたい人におすすめです。
ぜひ、興味がありましたら読んでみてくださいね。
では、最後までお読みいただきありがとうございました!
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