【読書感想】登場人物も展開も大好きな小説✨「続・金星特急4」
こんにちは。Yui Kinouです。
今日は読み終えた本の読書感想を投稿します。
今回は好きなシリーズの「金星特急」の続編、5巻が出るということで、積み本から引っ張り出してきて4巻を読みました!
相変わらず、この著者の方の文章は好きだし、イラストも好きで、好きが倍増でした。

続・金星特急 竜血の娘(4)
嬉野君 (著)
蒼眼の葬送隊からどうにか逃れた一行だが、そのさなか桜が姿を消してしまう。イリヤによってロンドンに連れ去られていたのだ。牢に閉じこめられ、蒼眼の女を人間に戻す《邪眼殺し》の能力を繰り返し試される桜。頼りになる仲間たちと引き離され、たったひとりでこのピンチをどう切り抜ける……? 一方、三月たちと一緒に桜の行方を追いながら、蜜蜂は今の自分に果たして桜を捕えることができるのかを考えていた――。本篇の七百年後の世界を描く「金星特急」続篇!!
◆初代「金星特急」よりも、ずいぶんとゆるやかな展開スピード
あくまでも展開スピードであり、展開自体はなかなかにハードでした。
保護者や守護者のような立場であった三月や砂鉄たちと離れ離れになり誘拐された主人公・桜は、常に危険に晒されています。
初代「金星特急」の主人公であった錆丸(桜の父)の旅を思い出すような展開。彼も誘拐されたことがありましたものね…。
でも男性と女性で身の危険の種類が異なる……錆丸は「痛そう!これは痛い!」だったのですが、桜は常にハラハラしました。
身の危険がほんとう生々しいんですよね……そういうリアルな描写なところも好きですが。
初代「金星特急」はもっと1冊1冊で展開が早かったのに、続編ではなかなか核心に触れずもどかしい気持ちです。
桜の父の錆丸は?叔父の伊織はまだ?ユースタスの記憶はまだ戻らないの?あれ誰あの謎この謎は一体何なの?
という、疑問がまだまだこの4巻では一切解決しませんでした!
後半でバーっと解決していくんだろうとは思うのですが、全く一つも解決しないのがもどかしい!
でも面白いので、もちろん次も読みます!!
◆ユースタスと砂鉄絡みで、作者の思惑通りの反応をした・・・
私はユースタスと砂鉄が好きなんです。
この二人の絡みを見るのが初代から好き。
なのに、今巻でついにユースタスの記憶が戻るのでは!?からのまさかの裏切りがあり、「なんで!?」と気持ちのまま作者のあとがきを読んだら「二人が好きな読者からは「なんで!?」と思われそう」と書いていて、笑いに変わりました。
作者の思惑に見事にハマりました。
でも言いたい。
「なんでこんなヒドイことができるんだ!砂鉄に厳しすぎる!作者ー!」と。
ユースタスと砂鉄の、平和な絡みが待ち遠しいです。
◆本編も良かったけど、番外編もしっかり楽しめる話でした
本編はツライ展開でしたがよかったし、番外編もよかった。
番外編にユースタスはハッキリと登場はしていませんでしたが、砂鉄の気持ちがちゃんとユースタスのことを考えていて、大切にしていて動いているのが嬉しかった。
もちろん、三月の初代時代とは違う考えも、良い傾向でよき。
そして続編では初登場では?の伊織の活躍もよかった。
ほっこりしつつ、早く本編で全員が揃ってくれないものかと思います。
結構好き勝手書きましたが、初代も続編も面白いシリーズです。
読みやすいし、初代は展開もコロコロ進むし、錆丸と砂鉄とユースタスの絡み方が少しずつ変わってくるのも自然な展開で見守っていられます。
ぜひ興味がありましたら読んでみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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