【読書感想】33歳の主人公に共感しかない面白い小説✨「異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。」
こんにちは。
今日も連続投稿を継続中のYui Kinouです。
ずっと気になっていた小説が、今月になってKindle版が安くなっていたので即買いし、早速読み始めたらもう止まらず読み終えてしまいました。
タイトルは今流行りの長さで、苦手に思われる方が多いかと思いますが、すごく面白い小説です。
主人公と同じく30代のためか、とにかく共感の嵐でした。しっかり最後まで穏やかな異世界生活を楽しみたい人におすすめです。
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異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。
和泉 杏花 (著)
内容(「BOOK」データベースより)
神様によって、救世主のひとりとして異世界の国・オセルに送られてしまったOLのツキナ。冒険も戦いも、物語の中でならいいけれど現実では荷が重すぎる…世界を救うのは他の若い救世主達にお任せして、私はブックカフェでも開いて本の虫らしく趣味に生きます!正体を隠し、森の奥で静かに暮らそうとするけれど、客として訪れた騎士団長・イルとの出会いで波乱が?堅実&安定がモットーの異世界ライフ、始まります!?
◆33歳の主人公・ツキナに共感しかない
30代で異世界に行けって言われたら、あなたはどう思いますか?
もし、うまくいってない人生だとしたら、飛びつくかもしれない。
けど、もう生活基盤ができて、会社で良い人間関係を構築できている状況なら、また新しい場所で一から人間関係を構築していくのって、正直、怠いですよね。
しかも運動能力も落ちてきた年齢。好んで怪我もしたくない。
魔物と戦う?死ぬかもしれない?平和な世界で30年以上も生きてきたんだから、争いごとなんで無理!って思いませんか?
そんな考えを持っているのが、主人公であるツキナです。
救世主として呼ばれるのは自分一人ではない。さらに、救世主として異世界で普通に生活しているだけで世界の均衡が保たれるとの説明。しかし、異世界への転移に拒否権はない。
そんなことから、ツキナは神様に、老後の夢だったブックカフェを求めます。
そのほか、危険をいろいろ想定して、神様にお願いごとをします。危険でよく分からない異世界に、ぽーんっと気軽に飛び込めるはずがありませんから、その辺りにも共感。
序盤から共感の嵐です。
◆趣味で続けるブックカフェで、お客が来なければ1日中、本を読むスローライフに憧れる!
街から少し離れた森の中でブックカフェを作ってもらったツキナ。森の中で目立たないし、宣伝もしていないのでお客様は来ません。
食べ物など必要なものは、神様にお願いしているので、経営に切羽詰まることもなく、1日中、本が読める。異世界故に、魔法にも触れられる。
正直、憧れるなぁ!と思う、本好きの私。
魔法も憧れますよね。
そんな状態が数ヶ月続いてから、馬の散歩中にたまたま通りかかった騎士団長・イルがお客として訪れます。彼がまた主人公と同じぐらいの本好きのため、話が合う。
そんな感じで、始終、のんびり穏やかに物語は進んでいきます。
ツキナが最後まで会うことはありませんでしたが、別の救世主が同じ国に滞在しています。
その救世主が問題児のため、騎士団長・イルが苦労したり、大けがしたり、国が滅びかけたりドタバタしますが、国が滅びかけた件以外でツキナ自身が本格的に関わることはありません。
争いごとはムリ!という姿勢が、最後まで崩れることがなかったのが、個人的に嬉しい点でした。
隠している救世主という立場が、公になることなく終わるストーリーは、珍しいですが、これこそ求めていたものだ、と私的に大満足。
穏やかな異世界生活を楽しみたい人におすすめの1冊でした。
ちなみに、2巻も出ていますが、1巻で綺麗に完結しています。1巻だけでも十分楽しめますよ!
また、現在はkindle版が安くなっているようなので、興味がありましたら是非お読みください😊
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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