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Power Automate for desktopでUI 要素を変数として格納するアクションが追加されました。

Power Automate for desktop(PAD) バージョン 2.69 で、UI オートメーションアクショングループに「Get UI control」アクションが追加され、UI 要素を変数として格納できるようになりました。
(Web UI 要素に対しては、ブラウザー自動化アクショングループに「Get web control」アクションが追加されています。)


UI 要素の変数化

PADでは、ボタンやテキストボックス、コンボボックスなどの画面上の部品をUI 要素として取得して操作します。
通常、UI 要素を操作する際はアクション内で直接指定しますが、「Get UI control」アクションを使うことで、変数として格納したUI 要素を指定できるようになります。

画面変更に強くなるメリット

UI 要素を変数化することの最も大きなメリットが「保守性」です。
システム改修で、ボタン名が変更されたり画面レイアウトが変更されたりすることはよくあります。

UI 要素を各アクションで直接設定している場合、すべてのアクションを修正する必要がありますが、UI 要素を変数化していれば、1カ所修正すれば全体へ反映できるため、修正工数を大幅に削減できます。

たとえば、下図のような『電卓アプリの3ボタンを5回クリックする』フローがあったとします。

このフローを『電卓アプリの5ボタンを5回クリックする』処理に変更する場合、各アクションでUI 要素を指定していると、下図のようにすべてのアクションを修正する必要があります。

ですが、UI 要素を変数化して同様の処理を行っている場合、修正箇所は1カ所だけで済みます。


まとめ

RPAは「作って終わり」ではありません。
運用が始まると、

  • システム改修

  • レイアウト変更

  • 運用変更

が必ず発生します。
そのため実務では、

「いかに変更に強い設計にするか」

が非常に重要です。
UI 要素の変数化は、そのための基本テクニックと言えるでしょう。

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