マルゼンスキーの愛車、タッちゃんのモデルを考えてみよう
皆さんはウマ娘プリティーダービーに登場する激マブのチャンネー、マルゼンスキーをご存知ですよね?
彼女の魅力的な所を上げていけばキリがありませんがその中でもひとつ、真っ赤なスーパーカーに乗ってイケイケな美人のお姉さんがやってくるというのはもう世の中に存在する男子全員の夢であると思います。
そんな彼女の愛車、通称「タッちゃん」、サポートカードや彼女のみ特殊な演出が用意されている等ウマ娘では無いですが我々の目に触れる機会は意外とあるものの、詳細な情報は推測するしかないのです。
今回はニワカのオタクが、できる限りタッちゃんの正体を判断するための材料を残していきますので、宜しければ見ていってください。
大まかな車種
さて、前述において私は詳細な情報は推測するしかないと記述しましたが、大まかな車種自体はもう既に特定がなされています。
それはイタリアのランボルギーニ社が誇るレジェンドスーパーカー、「カウンタック」です。

上下にドアが開閉するシザースドアや、今見ても美しい幾何学的かつ流線型で低く抑えられたシルエット等、まさに我々小市民が想像するスーパーカーの代表格のような伝説の名車です。
扉絵にさせて頂いているSRサポートカード、【激マブ!ドライブ♪】のイラストにも特徴的なシザースドアがしっかりと描写されている他、同じくドア部にある黒く縁取られた凹み、これはNACAダクトと呼ばれ、カウンタックのデザインとして非常に有名なものです。

内装のタンカラーも実際に存在しており、これもまた非常に写実性が高いと言えます。
何より愛称の「タッちゃん」は、やはりカウンタックのことを指していると考えられます。
ここまでは車に多少造詣の深い聡明なトレーナーであれば周知の事実だと思われますが、今回考察するのは、彼女が保有するカウンタックのモデル、バリエーションについてです。
カウンタックの姉妹達
市販されたランボルギーニカウンタックには大きくわけて5種類のグレードがあります。
もっともベーシックなモデルの「LP400」、オーバーフェンダーと呼ばれるパーツを装備しタイヤやブレーキなどを大型化しアップグレード、後方にオプションでスポイラー(羽)を付けられるようになった「LP400S」、LP400Sからエンジン等を強化し、フロントにスポイラーが付けられるようになった「LP500S(5000S)」、LP500Sから更にエンジンを強化・改良し、デザインラインも変化した「5000クワトロバルボーレ(5000QV)」、ランボルギーニ社創立25周年記念モデルとして、それまでとは大きくデザインを変えて発売された「25thアニバーサリー」です。
この中から彼女の愛車であるタッちゃんに最も近いモデルを剪定してみましょう。
タッちゃんの全体像
まずはタッちゃんのモデル的特徴を列挙してみます。
まず初めに、うまよんの一コマから。

リアスポイラー(羽)が生えていることが分かる
そしてよく見るとエンブレムが…?
そして実はマルゼンスキーだけの特殊演出として、1部の移動時にタッちゃんの全体像を見る事が出来る特殊演出が入ります。

リアスポイラーが装着されているものの、全体的にシンプルめな外装である。
上記の2点から
・リアスポイラー(羽)を装着している為、オプションとしてリアスポイラーが存在しなかったLP400の可能性は低い
・特徴的で派手なエアロパーツが付いていない為、アニバーサリーの可能性も低い
この時点で3種類まで絞ることが出来ましたね。
個人的にはサイドがスッキリした印象に見えるので500Sを推したいところですが…
ひとつ、疑念があります。
ぶっ叩くだけでキャブ車の修理など可能か?
夏合宿2年目にて、タッちゃんは壊れて動かなくなってしまいます。
そこで、マルゼンスキーは叩けば治るというとても昭和的なパワー修理を行うのですが…
果たして調子を崩したキャブ車がその程度の事で動くようになるのか、という点です。
キャブ車というのは、キャブレーターというパーツを用いて燃料と空気を混ぜた混合気をエンジンに送る車両の事で、こと四輪の自動車においてはとても昔の車が搭載していた機構になります。
そしてこの機構は気候や気圧などに合わせて手動調整等が必要で、非常に手間のかかる機構なのです。
そのため現代の多くの車は自動化されたインジェクションと呼ばれる機構を搭載しているのですが…
ランボルギーニカウンタックは途中のモデルからインジェクション搭載車が出てきているのです。
それこそが LP5000 クワトロバルボーレです。

クワトロバルボーレはカウンタックの中でも後発に位置するモデルで、当時の最新技術や改良が多数施されており、それはキャブレーターについても変わりありません。
(厳密には北米仕様の500Sにはインジェクション仕様があったそうですが…)
ですがそんな内部的な点でなく、もっと大きな外観的特徴でもこのクワトロバルボーレではないかと確信できる要素もあるのです
車のもうひとつの顔、テールエンブレム
上記のように車というのは様々な仕様・グレードが存在し一目で見分けることは車好きでも難しい事もしばしば。
しかし、リアに付けられたエンブレムを見れば情報の正確性は向上します。

詳細な読み取りこそ出来ないものの、大まかな形と配置で絞ることが出来ます。
(ここの高画質があれば型式によってはエンジンフードの形が違うのでもう少し判断つくのですがね…)
色こそ違いますが、有力候補として残っている3台のカウンタックのテールを見比べて見ましょう。



…と、上記の通りテールエンブレムから推測できる最も近いモデルはLP5000クワトロバルボーレでした。
この事から、タッちゃんの正体はカウンタックのLP5000クワトロバルボーレでは無いか?と私は結論づけようと思います。
クワトロバルボーレだと判断した4つの理由
・リアスポイラーが装着されている
・比較的シンプルなシルエット
・インジェクション仕様が存在する
・テールエンブレムの配置
本当にタッちゃんの正体はLP5000 クワトロバルボーレ?
とまぁ、ご高説のたまわった本文ですが、ちょっと調べれば分かることを集合させて邪推しているだけなので一切の資料的価値はございませんし、サイゲの中の人たちの中である程度のデザインとしてカウンタックは決まっているものの、詳細なグレードなどは詳しく決められていないのでは無いか、と私は考えています。
うまよんのリアビューも恐らく参考資料がたまたまクワトロバルボーレだっただけという事も考えられますし、今後新情報が追加される可能性も多々あります。
現に2025年1月に実装されたマルゼンスキーの新衣装には、ランボルギーニカウンタックのイグニッションキーと思われる鍵がデザインされているのです…


特異な形なので偶然被るとは考えにくい…
つまり、今後の動き次第ではタッちゃんはアニバーサリーにもなり得るし、あるいは伝説のウルフ・カウンタックの可能性だってあるのです!
あくまで暫定的に情報を並べて行ったらクワトロバルボーレが一番近いのでは無いか、という結論にたどり着いたという事には留意してください。
それに、カウンタックは長い間世界中で愛されている車です。オーナーオリジナルのカスタマイズが施された車両やエアロキット、果てにはレースカーまであります。

ド派手なバーフェン、ベッタベタの車高。
僕は嫌いじゃないです
当然正規のカタログに乗っていない世界で1台だけの車両もあり、完全な同定は不可能です(著作権的にもネ…)
ですので、仮にこの記事を読んでカウンタックとマルゼンスキーのイラストを描いたり、SSを書いたりする方がいらっしゃいましたら、是非ご自身がイチバンかっこいいと思った車に彼女を乗せてあげてください。LP400でも、LPI-800-4でも良いのです。
この文章が創作時の資料採集や御参考のお役立ちになったら幸いです。
駄文ではありましたが、最後までご閲覧ありがとうございました!
